ELECTRONIC
どこまでもキャッチーでおかしなスキャットとともに、ヴァイラルヒットが生まれた。 「キツネは何て鳴くんだよ!?」…そんな素朴な疑問に対し、日本では「コンコン」で解決してしまうのも風流な話。 初めて聴いた時は歌詞を見ておらず「WTF (did you) say」…
トラップの大物2名によるフレッシュなコラボ曲。 グリップの効いたドラムンベースのビートが生む浮遊感とドライブ感。 このコンビには「HÆRNY」という呼称がつけられていて、パフォーマンスも展開中か。 youtu.be
近年のOolacileの新機軸の開拓がエグい。フューチャー系を攻め始めて、最新曲「Endurance」はさらにハイパーポップっぽさも感じる。 ダブステップのプロデューサーだという先入観で入ると間違いなく「!?」になる。 キックやブレイクビーツはハードコア方面…
昔作っていたプレイリストに「Champion Lover」があって、聴き返すついでにリミックスも再生。 「Lady Bee Remix」は、オリジナルのトロピカルな部分が粘りのあるブイブイしたビートに変わって、中毒性(むしろ毒っ気?)が増した。 ニーナ・スカイは人名で…
IC3PEAK(アイスピーク)がBring Me The Horizonのオリヴァー・サイクスとコラボした最新曲。 メタルを織り込んだ鬱屈とした空気が冷酷に爆発する。 ここ最近のBring Me The Horizonの実験的な姿勢がなかなか面白くて、目が離せない。 open.spotify.com
砂糖菓子を富に例え、自分が歌えばさらに甘さを増していく… そこにチャイコフスキーの「金平糖の踊り(くるみ割り人形より)」を大胆にサンプリングする鋭さ。 ハイパーポップ的な毒を纏わせた抜群の切れ味でのし上がる。 youtu.be
Kill the Noiseが2015年にリリースしたアルバム「OCCULT CLASSIC」。開幕で激しく急き立てるトワークチューンがこの曲。 そこに大ヒット「Sail」を世に出したロックバンドのエイウォルネイションをマッチングさせてしまう痛快さもポイント。 DJ SnakeやYello…
recovery girlとしても活動中のgalen tiptonのギミックが詰まったアルバム「ungoliant」より。 掴みどころがない程テクニカルでグリッチーで、かつファンタジックな映像が想起させられる。30秒先も予測できないトラックメイキングはgalen tiptonらしい。 ラ…
2人のラッパーSueco(Sueco the Child)とTrippie ReddがILLENIUMと邂逅。ロックやパンクの風合いを自身のスタイルに織り込むのがすごく上手かった。 [Heavy Edit]ということでオリジナル版も存在するが、ボーカルのシャウトやソリッドなダブステップパート…
レディー・ガガのリミックスも手掛けたArcaの新たなる境地。その”足跡”は、11月30日から4日間毎日アルバム1作ずつ、なんと計4作・47曲をリリースするという恐るべき形で示された。 「Músculos」は4作目にあたる「kiCK iiiii」に収録され、拍子を感じさせない…
イケイケ感・ヘヴィさ・ワルさどこをとってもG-Buckは凄い。 ドラムステップともトラップとも少し違う新しい切り口の曲で、「こんなのがあるのか」とフレッシュな喜びがあった。 Gは多分GangstaだしBuckは金(コイン)なんだけど、日本語として読むと「自爆…
Cake Popの一員、Aaron Cartierの最新アルバム「SMILE SEASON」…何と30曲の大ボリューム。 常に声をひっくり返して喚くこの曲が1曲目で、初っ端で「!?」となること確実。 ビートの主張も相当に激しく、盛大に火花を散らすトラックメイキングが分かる。 you…
hirihiriがM3に合わせてリリースしたEP「duckweed」から、不思議なタイトルの1曲。 中盤の付点8分のアグレッシヴな高域畳みかけが、オーバーワーク気味のテンションを演出する。 気持ち良い壊れ感のあるHyperpopが日本にもあることが楽しい。 hirihiri.bandc…
2分強の間に何度もビートスイッチし、トラックが常に振動・分裂・変容を続ける。アーティスト名は3を読まず”LDP”と読むらしい。 分類不可能系のイルな音鳴ってる曲はとにかく好奇心をそそられてしまう。 現在「ibitbt」「fckfckfck」を合わせた3曲のみが公開…
ポップスの常識を次々塗り替え、それを煽動するジーニアスDorian Electra再来。去年のアルバム「My Agenda」はきょうデラックスにアップデートされた。全力推し。 新曲のうちの一つ「Chainmail」はなんとRawstyle風であり、ガツガツ感ゴリゴリ感が前に押し出…
Group Chatの雰囲気は好きで、ちょくちょくチェック中。 ムチッとした4ビートのエネルギーが凄まじい。 beatportではSpeed HouseやBass Houseとして分類されていて、広く括ればハウスなのかと気づきがあった。 m.soundcloud.com
HardpsyやHardstyleとして聴くと、170BPMは相当速い。 これぞレイヴ・ミュージックな雰囲気の中リフの旋律に着目すると、シンプルかつダークめでホラー映画的な趣を感じ取った。 Harris & Fordをオランダのアーティストだと思っていたけど、オーストリア出身…
オリー・アレクサンダーによるソロプロジェクトになったYears & Years。そして最新アルバムからダンスナンバーとしても光る先行シングル。 ”かつての痛みさえも欲してしまうんだ”と歌うボーカルがぬらぬらと艶めかしい。 曲を引き締めるパートでディミニッシ…
kors kにフックアップされていた頃のAkira Complex(米)のアルバムに、Au5(エー・ユー・ファイヴ)がリミックスで参加していたことを思い出す。 7分半もある大曲ながら、美しさとエッジーさに全く隙がない。しっかり聴き終えた頃は恍惚に包まれる。 7年前…
聴き慣れた原曲がシルエットを変えず、纏う雰囲気だけまるっと変わったカタチ。G-Funkはもちろん”ウェッサイ”なヒップホップのビートを指す言葉。 リミックス自体は「Los Amsterdam」リリース間もない頃からあるのに、今年になってなぜか再生速度を下げたバ…
「デジタル・ハードコア」といえばこのグループ。 近年はエレクトロニックの粋を突き詰める作風が見えるものの、テクノともロックとも一線を画す25年も前のこの音にも古さは感じない。 スピードといえば日本でも隠語として使われているのは知られた話。 yout…
シンガーとしての雰囲気はロック系なのにトラックメイキングがところどころDylan Bradyっぽいのが”そう来るか!”で面白い。 Spotifyのプレイリストで出会って、調べてみたところ去年のシングルが1億近い再生数を叩き出しているらしいので、逃さずチェックし…
レディー・ガガのアルバム「Chromatica」から、待望のリミックスコンピレーションが登場。 Mura MasaのアレンジとShygirlのボーカルはオリジナルに忠実なのに、ゴージャスさがまるっと妖しさとエクスペリメンタルに変容していて興味深い。 ArcaやPabllo Vitt…
いま世界で影響力を高める日系のミュージシャン、リナ・サワヤマの鮮烈な音楽に触れる。 「XS」は「Excess(過剰)」に繋がり、「この世はモノに溢れてる」現代の裏返しを追及するメッセージを込めている。随所のメタリックなギターはその痛烈さの表れ。 J-P…
素朴で切なくて、光っていると率直に感じたこの一曲。Imanbekの曲を取り上げるのは早くも2回目になった。 ジャケットにLPという文字があり一瞬レコードでのリリースだろうかと考えたら、LPはシンガー(作曲者)の名前。 リアーナやクリスティーナ・アギレラ…
Sennzaiのアルバム「RedemptioN」の最終曲。 トラッドな風を湛えたbermei.inazawaのトラックと、美しいソプラノボイスが絶妙にマッチしている。 同作ではロックやメタルの歌も収録されるなど、Sennzaiというシンガーへの多彩で幽玄な解釈が広がる。 youtu.be
電子音でパンキッシュで、さながら新世代のAtari Teenage Riot的な趣がある?Deli Girls(2人組)の音楽。 噛みつくようなヴォーカルと轟音に身を任せれば、脳内にモッシュピットの予感。 この曲はシングルとしてbandcampからフリーDLが可能。 www.youtube.c…
日本が誇る唱歌「さくらさくら」をアレンジした駅メロを使用しているのがJR山手線の「駒込」駅。 GFOTYからなんとも楽しいアイデアの曲にたどり着いた。 昔はそこそこ駅メロに詳しかった自分としては、なんとも感慨深くある。 youtu.be
Russian Village Boys期待のリミックスアルバム「Tekk My Peace」が公開。 元からガバ感あった「Honda(Хонда)」を、Raid Waitはもう一段階レイヴィーに押し出した。ホンダはもちろん自動車メーカー。 Russian Village Boysのおかげでロシアのさまざまな音楽…
ベートーヴェンの有名すぎるクラシック曲「歓喜の歌」こと「交響曲第9番 第4楽章」が、日本のDJ”REMO-CON”の手によりクラブミュージックへコンバート。 あの合唱が太いHardstyle系のビートに乗せて響くことを想像するだけでも歓喜が浮かぶ。 DJとしての感覚…