2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
サイケ系にたまにあるヒンディー系コンセプトな最新曲。”Adi Yogi”はシヴァ(Śiva)を示す言葉。 この曲の特徴は、HardstyleのオリジナルをPsystyleに寄せた(Psy edit)とさらにハードな音使いにした(Hard edit)のバリエーションを用意していること。 テ…
ダブステップには珍しく100BPM。 とにかく音の粒が細かく、倍速にも聴こえる躁な感じのビートが続く。 Welcome Recordsの中心であるKayzo(米)とは、しれっと新曲「Breakdown」でコラボ済み。 www.youtube.com
声優の歌うアニメソングでありながら、その声優は出演していないパターンの一曲。 シリアスなデジタルビートだけでなく、曲後半には急激な転調を何度も繰り返して緊張感が駆り立てられる感じがいい。 作詞作曲のRasmus Faberは、ジャズやクラブミュージック…
初動売上があの「Born This Way」(Lady Gaga)に次ぐなど大ヒット作になったアルバム「Tha Carter IV」の一曲。 ノリ方から表現からラップが異次元。そして高純度。昨今のサウンドクラウド系ラップは割と噛み砕きやすいものなのだと実感した。 「Life is th…
途中トラップ系のビートパターンに落ちてったりする、いわゆる”治安悪い”系Uptempo。 QOREに来てScantraxxに来て、次にGearbox Overdrive。いつも予想もつかないレーベルからNstinctの新曲が出てくる感じがある。 KAMIの前作「Deadly Techno EP」も曲のテン…
Yackle & GOMESSが連名で発表した新EP「Originally」から1曲。 ヒリヒリするエッジィな言葉で己の存在を問う「烏の餌」から一転、GOMESSのボーカルラップで視界が一気に広がる。 シンガーソングライター・小林私の絡みつくようなフックが、Yackleのデジタル…
きっかけはN-Vitral(蘭)らが新曲「I'm Nuclear」でカバーしたこと。初め「こんなメロディも書けるのか」と思っていたら、そもそも大御所の曲だった。 詞を読むと、モノトーンの土と灰が広がる核爆弾の放たれた跡が見えてくる。その悲惨さ・虚しさがギター…
最近だんだんハマっているThe Freaky Bastard(仏)の最新EP。今年に入ってEP4つ目とくりゃハイペース。 超高いピッチのキックが押し込まれるのが何よりの印象で、途中アタックが「ピロリピロリ」って鳴っちゃうのが最高に狂ってる。 サブスクその他だとなぜ…
1970年代に興った洋楽志向でオシャレなポップス”シティポップ”が、近頃世界の音楽ファンに評価され、逆輸入の様相を呈していく。 シティポップ勉強中を自称する身ながら、こうしてスポットライトが当たるまで、今まで「真夜中のドア」の曲も歌手もきょうまで…
音楽プロダクションI'veが手がけた、アニメ「BLACK LAGOON」の主題歌。MELLはこの曲で英語歌唱を披露。 プロデューサー高瀬一矢によるサイバー感あるアレンジが、アニメをスリリングに盛り立てる。 EPにはサイケリミックスもあり、原曲のギターサウンドを踏…
重鎮Neophyte(蘭)が思いを新たに攻勢をかける2020年。その幕開けがこの一曲。 脈々と歴史を受け継がれた大きなビートで突き進み、ヴォーカルトラックとしてSlipknot「(sic)」がカバーされるアグレッシヴさ。 思えばこのブログでNeophyteを一曲も取り上げて…
疾走感あるドラムンベースのビートでラップする曲。リリックはイタリア語。 収録EP「TOTEM: Episodio Uno」では他にも「Adulterio」もいい感じ。 En?gmaの曲は前に「Gorgotha」をブックマークしていたことに気づいた。 www.youtube.com
日本語での歌唱や原宿系ファッションなど、日本との結びつきが強いAlice Longyu Gao。 そのKawaii的な世界観を引き出すプロデューサーがDylan Brady(100 gecs)なので、カラフルかつプラスティックなビートで毒々しいブーストがかかる。 Dylan Bradyのセル…
弱冠20歳のD'ort(蘭)が、Masters of Hardcoreのサブレーベル「Rapture Records」に進出。 Raptureらしい活き活きしたコード進行と豊かなハーモニーは基本シリアスめに働いていたのが、この曲ではちょっと遊び心を見せてくる。 SefaといいD'ortといい、この…
Prototypes Records初のリミックスEP「Reforged #1」…にいなかった人材の一人。 Prototypes勢として一癖ある作風が出ていて、スカルスネアの存在感がかなり殺伐としてる。 UptempoとCrossbreedの合いの子って書こうとして、言うなればそれはハードコアとドラ…
Anitta、Ludmillaといった歌手を知ることで、ブラジルの歌を聴く機会が増えてきた今日この頃。 バイレファンキなどを歌うJojo Maronttinniはこの曲で、朝目覚めた時からポジティブなバイブスを魅せつける。 ビジュアルもあってか歌のスタンスにLizzoの「Juic…
ある場所で聴いて一気に引き込まれた、悲壮感あるメロディ。 「春は近い」というポジティブな空気の締めの詞がこの物悲しさで来ると、大事な冬を惜しむイメージが出てきて考えさせられる。 この曲は1972年の曲だが、この時代にはちょこちょこ琴線に触れる歌…
坂本冬美が桑田佳祐と初めてコラボした最新曲。 歌の中に一編のドラマが確立して、愛憎をたたえた坂本冬美の歌唱が肉薄する。 壮絶なタイトルもさることながら、歌の中に描かれている男を演じたのが戸次重幸だったことも意外だった。 www.youtube.com
UptempoでDarkpsy的なことをやっている珍しい1曲。リリース元は暴力的かつ独創的な曲が多いMonsters of Core。 この速さでドコドコドコドコ行くのはかなり気持ちがイイ。 ついでに、カップリングの「Hookah」はもっと速い。 monstersofcore.bandcamp.com
アニメ「さよなら絶望先生」キャラソン…キャラソン??(アニメ未見) 大槻ケンヂがいるのはともかく、アタリティーンエイジライオットあたりのデジタルハードコアでシャウトしまくる小林ゆうの図が何よりの衝撃。久々に喰らった。 作曲者のNARASAKIがアイド…
Spoontech所属アーティストらが立ち上げた新興レーベル「Savage Squad Recordings」からEPが登場。 RawstyleとHardcoreでそれぞれユニークな音を鳴らす2人の共作は、The Purgeの濃厚なラインナップの中でも異色。 一癖も二癖もあって、それでいてしっかり個…
タモリ倶楽部の「空耳アワー」で「チ◯コ 取れてる チ◯ポコ」と紹介された曲。 フランス語の軽妙な響きにダンサブルでポップな曲調がある故の落差には笑わされた。 ついでに、件の空耳フレーズがサビのド頭に来るのがポイント高い。ついでに本当の曲の内容を…
ブラジルの人気歌手Ludmillaがベテラン歌手Ivete Sangaloと組んだ、意欲的1曲。 サビに入ると急に早回しのバイレファンキ的みたいな曲調になって、その熱狂ぶりが一気にハマった。 「行かせて パーティーに飛び込ませて」的な詞ながらMVの舞台が庶民的なスー…
「Energy Laser」からわずか10日でのリリースとなったKobaryoの最新曲。TANO*Cにもあの素頓狂なUptempo路線が来るかと時代を感じる。 詳しくは、ソリッドなシンセリフはブレイクとともに霧消して、骨太なキックとアホなキックが4~8小節ごとに交錯。終盤に至…
アニメ「デジモンアドベンチャー: 」のエンディングテーマ。フルバージョンで一気に「これ、本当に”デジモン”の曲?」と言ってしまいそうになるまで化けた。 アニメで公開されているパートを抜けると突如、難解な譜割りのラップ調で引っ掻き回して、その後も…
ダニ・フィルス、ホールジーなどワクワクするコラボを連発したBMTHが、今度はBABYMETALとの共演を実現。恐らく「Itch for the Cure (When Will We Be Free?)」は「Kingslayer」の前奏曲にあたる。 バイオレンスでも勇壮さが出てて、ドラムンベース寄りのビー…
SOUND VOLTEX VIVID WAVEから、公募で採用された隠し曲。 ハードでスプーキーなバンドサウンドで、ビートやテンポが変動し続ける特有の構成を持つ。 ピアノ・チェンバロといった鍵盤楽器の入れ方で曲の濃厚さが際立っている。 https://p.eagate.573.jp/game/…
カバに羽が生えた伝説的な生物が目を引く、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン等のギタリスト、トム・モレロの初ソロAL最終曲。 Herobust(米)のダブステップビートにトム・モレロ印の独特なギターサウンドとラップをフィーチャーした野心的なミクスチャー…
200BPMで空気をグイグイと引っ張っていく勢いが溢れる、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」オープニングテーマ。 それがサビ後半で8分裏にスネアが入ってMAXになって、平野綾自身のコーラスで緊張感を高めつつ締める流れが好き。 中学で「ハルヒ」を見て高校生活に…
SkrillexやDatsik、Borgoreにも注目されてきたGetter(米)が、最新EP「NAPALM」をリリース。 「Clorox」は2分を切る短い曲ながら、鬱屈とした空気をベースでのしていく。拍アタマのシンセのレイドバックが曲のツブれた空気を強める。 ドローン系をはじめと…