RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Hijo de la Luna / Broken Minds feat. Ernesto Alonso

スペインのDJデュオBroken Mindsの新譜「Break Your Mind」の中でも異色な1曲。 ハードコアでありながら3拍子のヴォーカル曲で、「Mecano」というアーティストの同名曲のカバーだと判明。 スペイン語のタイトルを直訳すると「月の息子」で、幻想的なヴォーカ…

蜉蝣 -かげろう- / BUCK-TICK

Vo.櫻井敦司が椎名林檎とコラボした「駆け落ち者」から、BUCK-TICKを”発見”し始める。 変わらぬメンバーで30年以上バンドを続けており、最近ではエレクトロ方面のアレンジも目立つ。 この頃はいわゆるV-ROCK路線で、「蜉蝣 -かげろう- 」はアニメタイアップ…

Before The End / The Punisher

フランスで自身のレーベルも立ち上げた急先鋒・The Punisher。 正常な音量かと疑うレベルでとにかくビートが骨太で、展開もふんだんに用意されている。 まさに「純粋に暴れたい貴方へ…」向けた曲ではなかろうか。 youtu.be

Oceans / ARMNHMR ft. NKOLO

Spinnin' Recordsの傘下「Trap City」からリリースされたARMNHMR(米)の曲。 得意とするトラップやフューチャーベースの要素で、落ち着いた歌の雰囲気の中に高揚感を呼ぶ。 ARMNHMRは「アーム&ハンマー」と読む。 www.youtube.com

Hold On feat. Gotch / NAHAVAND

ラップ×ロックユニット・NAHAVAND(ニハーヴァンド)。 収録アルバムはGotch(後藤正文)とmabanuaがプロデュースを手掛け、最先端のミクスチャーが実現したかたち。 この曲ではフックにひっそりとGotchが現れており、共に音楽を「続ける」のだと訴えかける。…

Elevator Girl / BABYMETAL

今や街の各所でヘビープレイされているBABYMETAL(日)の最新曲。 思わず耳を傾けるキャッチーなイントロに始まり、分かりやすいテーマを3分未満でまとめ切っている。 アイドルの手法でヘヴィメタルを売り、今や世界に轟く活躍ぶり。YUI-METALが脱退し2人組…

Just Us feat. SZA / DJ Khaled

DJ Khaled(米)の最新アルバムから、R&BシンガーのSZA(米)をフィーチャーした「Just Us」。 前作で声が収録された息子のAsahdは、今作でタイトルになった。プロデューサー兼父親。 溌剌と合いの手を入れているKhaledだが、豪華ゲスト達を集めつつ、作曲に…

Kom Erbij! / Kinderen voor Kinderen

Kinderen voor Kinderenは、オランダで1980年から続く子供たちによるボーカルグループ(おそらく)。タイトル「Kom Erbij!」の意味は「おいでよ!」。 Apple Musicでは子供向け音楽に分類されていたものの、これがジャクソン5的な懐かしくもある洒落たポップ…

Sky Lady feat. Jinmenusagi Itto & kiki vivi lily / Sweet William

日本のビートメイカー・Sweet Williamらの楽曲(2016)。 Jinmenusagi・Ittoのカジュアルなラップと、シンガー兼ラッパーのkiki vivi lilyのフックが見事に調和。 夕景をバックに雑踏の中を歩きたくなるスタイリッシュなビートにも注目のヒップホップ。 www.…

Tequila / Da Tweekaz

パーティー野郎系ハードスタイルDJデュオ・Da Tweekaz(諾)とお酒が飲める曲シリーズ(他・Jägermeisterなど)。 お得意の大箱栄えメロディアスなハードスタイルで、とにかく陽気にブチ上げる1曲。 メキシコの風に吹かれ、2人がテキーラを飲みまくるロード…

Bring on the Orchestra (Harmony of Hardcore 2019 Anthem) / Ophidian

今年のフェス「Harmony of Hardcore」のアンセムは、驚愕テクの熟練プロデューサー・Ophidian(蘭)。 ハードコアのビートだけでもド迫力な上に、ストリングス・クワイアなどの超濃密な共演が実現している。 Twitterなどで公開された、タクトを振る男の映像…

Mutter / Rammstein

ドイツのメタルバンド・ラムシュタインの曲(2001)。 ラムシュタインといえば、火炎放射器を使うなどのライブパフォーマンスで度々話題を呼んでいた。 激しくも切なくドイツ語で歌い上げるこの曲のタイトルは「母」。 youtu.be

Çakmak Çakmak / Siber Can - Tarkan

トルコの女性シンガー・Sibel Canと、男性シンガー・Tarkanの豪華コラボ。 トルコ語の発音、エスニックな旋律と音色、すべてがターキッシュポップの空気を形成する。 ちなみにTarkanはホリー・ヴァランス(豪)のヒット曲「Kiss Kiss」の原曲「Şımarık(シュ…

Insurgency / Points Of Authority

ことしTraxtorm Recordsから分化したとみられる自身のレーベルから登場した、正体不明の「Points Of Authority」。 ズシリとエッジの効いたRAWSTYLEで、Traxtorm周辺という点もあってSector Zeroを彷彿とさせる。 Meccano Twins & Art of Fightersの「The da…

F#ckin' man / Miss Enemy

イタリアのDJ・Miss EnemyがFootworxxから久々のEPをリリース。 「F#ckin' man」は次々にビートが変化し、威勢の良さを見せつける曲。いきなりサイケ風のベースが入るあたりずるい。 ついでに2曲目の「Killah」も特にキックの鳴りが半端ないので要チェック。…

Protectors / Vertex

オランダ産フレンチコアの雄・Dr.Peacockがフックアップする、Vertex(蘭)のファーストリリースより。 フレンチコア界隈を見回してもこれほど荘厳な雰囲気の曲は珍しく、さらに中盤は3拍子で構成される。 目の覚めるような疾走のスペクタクルを楽しめる1曲。…

ブブリチキ / 加藤登紀子

加藤登紀子によるロシア民謡カバーを収録した「ロシアのすたるじい」より。 語りで始まり、ブブリチキって何だ?って思う頃に丁度「ブブリチキはちっちゃな丸いパンで…」というセリフが絶妙に入った。 飲んだくれてパン売って、2番で(おそらく)飲んだくれ…

Torn / Natalie Imbruglia

ナタリー・インブルーリア(豪)による、90年代のヒットソング。 昔日本で何かのCMに使われてたことを覚えていたのが、今日になって曲名とつながった次第。 この曲はカバーで、オリジナルはEdwasnapというバンドの曲だとのこと。 www.youtube.com

High Beams (feat. slowthai) / Flume & HWLS

JPEGMAFIA, SOPHIE, Epromなどアップカミングで強烈なメンバーを迎えたFlume(豪)の”ミックステープ”より。 ベース全開でありながら浮遊し、時に刺すようなフューチャー系のシンセフレーズ。 そこにUKのグライム系ラッパーslowthaiがスムースに乗っかって、…

Alligator (Japanese Ver.) / MONSTA X

韓国のヒップホップユニット・MONSTA X(モンスタエックス)が2019年にリリースした曲。 以前から日本での評判はあって、日本語になってもサウンドから歌詞から刺激的で、強烈に引き込んでいく「Alligator」。 韓国でラップでグループといえばBTSだが、思え…

Genius / LSD

独特なアートワークで彩られる、ディプロ(米)、シーア(豪)、ラブリンス(英)という"天才"3人のプロジェクト。 ポップスという括りではあるが、2人の類稀なる歌唱とディプロの瑞々しいトラックメイクにより、抜群の存在感とインパクトが次々生まれる。 …

Pretty Much Fucked / Endymion & The Outside Agency

ハードコアの名手同士のコラボが実現したが、このコラボの出した答えはまさかの128BPMだった。 いえどもハードテクノやEDMに似ているわけではなく、かなり実験的なハードコアとしてのアイデンティティを確立している。 Pandorum(a.k.a. Myst)のリミックス…

Genocide / Hatred

速くて強い!サウンドが武器の2人組DJユニットHatred(独)の最新EPより。 250BPMの残虐極まりないビートで”Break Your F#cking Neck!” Hatredといえば、Pinsir (Hatred Uptempo Edit)の音源が欲しい… www.youtube.com

【M3-2019春特集⑨】TR4NSFUR (ENG Transform) / RIZARDI

「TR4NSFUR」(下にリンク有)が英語版に“変身”したのがこのバージョン。ニンゲンへの攻撃性が強まっている模様。 「狼なんか怖くない?」「それは狼男」という、物語に言及しながらの導入は日英共通にしている。 罠の中の動物を捕まえようとする人はいない…

まほろば教 / あさき

コナミ「BEMANI」シリーズのコンポーザー・あさきの曲。ヴィジュアル系などにルーツありとみる。 あさきならではの難解な詞や文学的な世界観、複雑な展開はさらに深みを見せ、この曲は9分超にもなる。 ゲーム感を保つのはもちろんのこと、カオティックな部分…

【M3-2019春特集⑧】TR4NSFUR / RIZARDI

今回のExtra Trackも、トラップ系性癖ラップ。テーマは「Transfur(=人から動物への変身モノ)」。 日本語詞と英語詞は同時進行で作っており、大意を変えずに全く違った韻を実現。 高校国語の教科書にも載る中島敦の「山月記」(→人間が虎へ)をリリックに…

Carry On / Kygo & Rita Ora

映画「名探偵ピカチュウ」を観てきた記念に、カイゴ(諾)とリタ・オラ(英)による主題歌を。 温かみのあるエレクトロ系ポップで、映画をスッキリと締めくくられる。 実はこの曲を歌うリタ・オラも、アン・ローラン博士(Dr. Ann Laurent)として本編に出演…

【M3-2019春特集⑦】Achtung! / RIZARDI

去年の年末に作っていた曲を正式リリース。セットリストをメチャクチャに締めくくれる曲をこさえた。 以前作ったアニメ全開の「Beware!」(気を付けろ!)に展開が似ているため、タイトルはドイツ語で同じ意味の「Achtung!」に決めていた。 キーが高いキック…

【M3-2019春特集⑥】Garmr’s Chain (2019 Resurrection) / RIZARDI

神をも屠る魔獣の牙、復活せり。…オリジナルは2年前の「Far East Dystopia Vol.1」収録。 この頃流行りのアップテンポキックでオリジナルを大幅にドーピング&スケールアップ。筋肉量増大的な。 北欧神話で狼で鎖って言ったらフェンリルじゃないのかと思って…

Ikuyo feat. 2 Chainz & Sophia Black / KYLE

どこからみてもすてきだよ…日本語Vocalで幕を開ける→やはりIkuyoは「行くよ」らしい。 「iSpy feat. Lil Yachty」で人気を博したKYLE(カイル)のアルバム収録曲で、客演は2 ChainzとSophia Black。 先の日本語VocalがSophia Blackで、日米ハーフのマルチリ…