RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Tryp To The Sub / Trypticon

RuffneckによるレーベルGangsta Audiovisualsからのリリースだが、TrypticonはOphidianの別名義。 現在、Trypticonとしての新曲はもうないが、現在のOphidianのカラーとは似ても似つかず、 時代を感じる。2000年リリースで、この頃こういったサウンドの曲は…

Listen To Your Momma / Showtek feat. Leon Sherman

「Booyah」などでお馴染み、オランダのDJ兄弟・Showtekが今年リリースした曲。 直近に「Momma」という曲もあり、作曲の上でにかしらの関係性を持たせているかもしれない。 Wildstylezのリミックスが発表された辺りで、Showtekが元々ハードスタイルを手掛けて…

Brainless / Blaster & Krowdexx

様々なレーベルからリリースを重ねたBlasterだけあり、新アルバムはDogfightのカラーに非常に馴染んでいる。 Rawstyleのアーティストとのコラボは複数あるが、RawstyleもHardcoreも自在にこなす。(この曲は速い方) 某ゲームをイメージしたとみられるこのア…

Monster (feat. Hyro The Hero) / Crankdat

Fetty Wap「Trap Queen」のリミックスなどで人気を博した若手アーティスト・Crankdat(米)の新曲。 Marshmelloのように様々なアプローチができるCrankdatだが、この曲はロック感あふれるブッチギリなダブステップ。 曲の流れにはかなりの量のギミックが入っ…

you should see me in a crown / Billie Eilish

16歳にしてビルボードのネクストブレイクアーティストに選ばれたビリー・アイリッシュ(米)。 兄のFinneasとともにプロデュースし、ドロドロにダークな世界観に誘う1曲。 ↓のビデオの他にも、村上隆によるアニメーションMVがApple Musicにて限定公開されて…

On My Way / Alan Walker, Sabrina Carpenter & Farruko

エモーショナルな美メロエレクトロにラテンポップを絶妙に取り込んだ新曲「On My Way」。 ラテンアーバンの人気歌手Farruko(ファルコ)のスペイン語詞がよく馴染む。 MVに出てくる遺跡の謎を解く鍵がアラン・ウォーカーのロゴっていうアイデアが味。 www.yo…

Cat & Dog / TOMORROW X TOGETHER

今や世界的ユニットとなったBTSの”弟分”として先日デビューしたのが、TOMORROW X TOGETHER(韓)。 デビュー間もないとはいえ、時代をとらえた世界標準のディレクションがなされるあたりが韓国のサウンド。(ビルボード系) ファーストリリース「CROWN」には…

Go Away Ryan! (Ryanhair Diss 2k19) / Greazy Puzzy Fuckerz

「GPF、LCCにディスを吹っ掛けるの巻」(Ryan”h”airではあるが…) アルバムの曲よりもさらに歪んでクレイジーな曲となりニッコリ。 ラ〇アンエアーを調べてみると、GPFに劣らないぐらい”クセが強い”航空会社であるようで。 #JusticeForGPF soundcloud.com

Anthem / Austen

本来は違う「Austen」を検索しようと思っていたが、なんとなく聴いてみたらいい感じ。 調べると、Austenはオーストラリア・ブリズベン出身の女性シンガーとのこと。 偶然見つけた、インディーポップ系のしみじみ浸れる曲。 youtu.be

We Don’t Care (feat. Tormentz) / Bestien

飛び跳ねるようなバスドラムが響く曲はTekstyle(Hardstyleの一種)と分類されるらしい。 Hardstyleより頭わるい感じでアガれて、すごく楽しい。 似た方向性のMark With A KやDavoodiも、ベルギー出身とのこと。オランダやドイツもヤバイけど、ベルギーも決…

Failure / Drokz

Terrorの雄、Drokz(蘭)が贈る衝撃の13分。 13分とはいえ繰り返しが少なく、かつ構成がものすごくうまいので、まったく冗長さを感じさせない。 長めの語りを使ったOphidian & Ruffneck「Life of Meaning」や、Nosferatu「Sanctity of Space」を参考にして作…

Demon / Tieum feat. Batch

2015年リリースのTieum(仏)の楽曲。 同時期のSwingbeat #TiH などと比べると幾分シンプルだが、Tieumらしい荒々しいカットアップが光る。 当時RIZARDIは大学4年生だったが、ちょくちょくBeatportなどでの音源集めはじっくり続けていた。 m.youtube.com

Bonnie & Clyde / Cosculluela & Natti Natasha

今年アルバムをリリースしたナティ・ナターシャを迎えたラテンヒップホップ。 ボニーとクライドは銀行強盗など様々な悪事を働いた伝説の男女。 この曲をデュエットする2人も、スリリングで危険な香りをたたえている。 www.youtube.com

Mass control / Art of Fighters

日本人ハードコアヘッズには特に馴染み深いArt of Fighters(伊)が、約1年半ぶりに新曲を投下。 キュルキュルした音の入ったスクリーチを始めとして、シンセサウンドが緻密に絡む。 是非、4K画質のミュージックビデオと一緒に! www.youtube.com

星の綺麗な夜 / Sound Horizon

「進撃の巨人」で一躍お茶の間にも知れ渡ったクリエイター・Revo率いる”幻想楽団”「Sound Horizon」の曲。 ベースは恐らくアイルランドと西部開拓だが、SHを通じて積み上げられてきた世界観の元で歌われる。”テイラー将軍に続け!!” Revo曲をカラオケで歌う…

Lambada / Kaoma

ジェニファー・ロペスやドン・オマールも引用した名曲「ランバダ」。日本人だと石井明美がカバー。 実はこの曲、ヒット後にフォルクローレグループ「Los Kjarkas」のヒット曲から盗作して生まれたと発覚。 哀愁のオリジナルから、まさかセクシーダンスの代名…

【BlackBox vol.7 vs Exclusive vol.2特別編】Frenchcore Rapsody / Maissouille

フレンチコア3人衆のもう1人、Maissouilleが2016年にリリースしたアルバムの曲。 今映画で話題の「ボヘミアン・ラプソディ」(※観ました)が、オペラパートまでガッツリサンプリングしてあってガッツポーズ。 「Maissouille」の読み方問題が話題になってたが…

【BlackBox vol.7 vs Exclusive vol.2特別編】You Don't Know 2.0 / JKLL & The Mastery

3月16日、フランスからフレンチコア3人衆(JKLL, The Mastery, Maissouille)が襲来。 うち、The Masteryと”UNIT”のメンバーでもあるJKLLの合作による最新曲は、次々ビートが変化する楽しい1曲。 振り落とされないように。Frenchcore Beat Straight From Fra…

Under Grass And Clover / Children Of Bodom

高校生ぐらいの頃特に聴きまくっていたChildren Of Bodom(芬)の最新10th AL「Hexed」より。 ピアノをやっていた影響からか、メタルはキーボードによるメロディが際立ってるバンドが昔から好きだった。 当時お気に入りだった「Blooddrunk」出てから10年!?…

P.S. RED I / TK from 凛として時雨

映画「スパイダーマン:スパイダーバース」日本語吹替版主題歌。”スパイダー”と聴こえる部分に「SPIDER」という歌詞は無いのが特徴。 TKのサウンドは、スリリングでありながら儚げというイメージを感じてる。 初TKはバンド「凛として時雨」によるPSYCHO-PASS…

Соловьи поют, заливаются / Евгений Мартынов (Eugene Martynov)

20世紀のロシアの歌手エフゲニー・マルティノフの曲。今もロシアでカヴァーされる。 ”うぐいすは鳴く”と邦題がついた(Wiki調べ)が、”Соловьи”は正確には「ナイチンゲール」を指す。 ロシアンポップ好きだけど、キリル文字の入力含めて調べるのが大変… www.…

2 / H.E.R.

未だ謎の多いグラミーシンガー・H.E.R.(ハー)のファーストアルバム「H.E.R.」より。 音数を絞ったアンビエントなR&Bを、どこかけだるくも絶妙な温度で歌い、時代を掴んだ存在。 コライターにMNEKも迎えた「2」は、バスドラムとスネアドラムのコンビネーシ…

Smashing / Never Surrender

かつてはThe BeatKrusherとしてOffensive RecordsでリリースしていたNever Surrender(蘭)。 新名義では堂々としたメインストリームを次々ドロップしており、一応”新顔”とはいえ、聴けば聴くほど味が出る。 調べてみたら92年生まれで、自分と8ヶ月しか年が…

【#WeeklyFED】The Precursor / ChunK

年始にザ・お正月楽曲をドロップしたChunKが、今度はPeacock Recordsばりの民族風フレンチコアを公開。 速いビートをキビキビ刻む一方で、上モノにあたるストリングスアンサンブルがゆったり流れていく。 ちなみに、「The Precursor」リリース2日前にNeroz「…

Before Midnight / SIHK x NVLA

Barong Familyからも数々リリースしているSIHK(読みはSick)の新曲。SIHKもNVLAもインドネシア出身。 サイケデリックトランスを髣髴とさせる曲調で、短いもののじわじわと高揚させていく展開。 四つ打ちかつ160BPMと速く、その辺りは1か月前にブログに書い…

Dirty Talk / Distinction

GPF Recordzの刺客、Distinction(蘭)がきのうリリースした6曲入りEPより。 GPF直系のピーキーな特徴を持つハードコアが並ぶ。Soundcloudをみると、それを”Puzzycore”というらしい。 濃厚な反面、長さはどれも3分前後とコンパクトなのもひとつ潮流に乗って…

Nitraatje Erbij?! (221 BPM Tool) [feat. Deluzion] / Royal S

ZanyやRequiemがいるFusion Recordsから突然リリースされた新曲。 Royal SもDeluzionも主にハードスタイル方面でシーンに出ているが、これは超速いハードコア(しかもBPM値が半端)。 Toolということは、2人のアクトでプレイするための何らかのアイデアがあ…

蝶 / ドレミ團

日本のV系バンド・ドレミ團のアルバム「レヱゾン」より。 Vo.マコトがアコーディオンも担当していることもあり、この曲含めどこかレトロの風合いがある。 こういった歌メロは大変気に入っているが、2012年に解散済なのが惜しい。 www.youtube.com

two seasons / AMUNOA

TREKKIE TRAX所属のトラックメイカー・AMUNOAの新譜より。 どこか不安定なビートが展開される中に、時折声のサンプリングが浮かび上がってくる。 それでいてトラックは引き摺るような濃密さを持っていて、ヒップホップやフューチャーベースのエッセンスも感…

Rave Culture / W&W

WillemとWardからなるオランダのDJユニット・W&Wの超・王道ビッグルーム。 VTuberキズナアイとのコラボや「PPAP」のREMIXなど、日本方面へのアプローチは目立っているといえる。 リリースは2018年、「EDMは死んだ」ってこれ聴いても言えんの?的な気分になれ…