RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

時のしおり / 上沼恵美子

関西でいえば”女帝”、関東でいえば”おしゃべりクッキングの人””M-1審査員”…上沼恵美子の歌手としての活躍。 関東のテレビ番組でも披露された2019年の新曲は、昭和と平成の時代を具体的な年号を挙げながら回顧する歌。 その始まりは穏やかなような、慌ただし…

The Mental Asylum / Restrained & MC Diesel

Neophyte Recordsで頭角を現してきた・Restrained(蘭)が、いよいよ1stアルバム「The Mental Asylum」をリリース。表題曲はひときわシリアスに。 サウンドのシャープさは群を抜いていて、卓越したトラックメイキングながら瑞々しさも感じる。 ベテランのNeo…

Xv1v1@84{1-1! / Kobaryo feat. blaxervant

数少ないスピードコアレーベル「Psycho Filth Records」最新作から、リムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」のアレンジ。 原曲の長さがだいたい1分台とコンパクトなため、2分強でも十分に展開する。激しく振動するようなメロディーをそのままに、メタリックに…

Geto Tremble / Angerfist

Angerfistの最新コンセプトミニアルバム「Diabolic Dice」より。ソロだとわりと似た曲が続いていた今年、ここで数年前の雰囲気が戻ってきた感じ。 210BPMの曲はこれまであまりなく、ヒップホップ的なキレのあるボイスサンプルがギラリと光っている。 唯一無…

Witch's Lesson / KiWi

サウンドプロデューサーユニットKiWi(日)によるアルバム「KiWi物語 第一章〜おばけのキウィとの出会い〜」より。 絵本として描かれた物語がベースになっており、「Witch's Lesson」はメルヘンかつダークなトラップ寄りの作風となっている。 この曲にインス…

Trash Society / Mind Dimension

Spoontech Recordsより、クラブミュージック離れしたRawstyleを追い求めるMind Dimension(伊)の最新曲。 Spoontech自体、こうした広い空間コントロールの曲が多く、他のRawstyleとはある種スケールの指向性が違っているのが興味深いところ。 と思いきや、…

パラノイア / StarPrince

いま有線で流れている福岡発の男性アイドルユニット・StarPrince(略してスタプリ)の曲。(新曲だが公式サイトにまだ詳細なし)。 全体は高速の4ビートなものの、Aメロのギターとピアノの入り方がラテンの曲っぽいところに思わず注目。 なにげに”トリレンマ…

Zombie / The Sickest Squad

きょう聴けたThe Sickest Squad(伊)の曲を特集。使われているのはザ・クランベリーズ(愛)の「Zombie」(カバーの可能性あり)。 政治的メッセージの込められたロック系のヒット曲だが、ダンスミュージック界隈でも根強い人気の歌らしく、TSSは”Sickcore”…

Breaking Barriers / Charter & Invictuz feat. MC Tools

ドイツで行われたハードスタイル~ハードコアのイベント「NEXXUS」のアンセム曲。 主にMassive Dynamic Recordsで活躍する2人のDJが初アンセムを担当した。CharterはQ-Danceから、InvictuzはGearboxからも声が掛かっており、伸びしろ十分。 「Breaking Barri…

【HARDGATE 10特別編】Into the future / Art of Fighters vs dp

なんとイベント「HARDGATE」だけで3回もの来日を果たしたArt of Fighters。その2度目の来日ではなんとアンセム曲がTraxtormからリリースされた。 dpは日本語詞でリリックを披露し、さらには日本のメインストリーム3人衆・DJ Myosuke, 6th, RoughSketchがAoF…

【HARDGATE 10特別編】IN98 / The Sickest Squad

The Sickest Squad…イタリア産フレンチコアといえばこの2人。レーベル”Brutale”の中核を担う。 賑やかな作風の中でも特に堅くシリアスな印象を受ける「IN」とタイトルに入る楽曲群の98番。なぜ「IN」なのかは不明。 間違いなくカラフルで愉快なMVにBrutale特…

【HARDGATE 10特別編】Oracle / A-Kriv & Meccano Twins

冷徹で機械的なサウンドが持ち味のMeccano Twins(伊)が、A-Kriv(伊)のEP(Footworxxからリリース)に参加。 Oracle”神託”という言葉には似合わず、ラガ系ボーカルとスクエアな鋼鉄ビートのマリアージュは、触れたモノをガシガシと押し潰さんばかりの圧と…

【HARDGATE 10特別編】No Turning Back (Official HARDGATE 10 Anthem) / DJ Myosuke & 6th feat. dp

渋谷WOMBでの開催となった10回目の「HARDGATE」。DJ Myosukeによるアンセムのコラボ相手は03・04(リミックス)・07でも登場した6thとdp。 基本的にコンポーザー2人の相性は抜群に良く、海外進出を果たしての最新の作風が融け合った形。 「HARDGATE 10」のス…

The Flight / Dimitri Vegas & Like Mike vs. Bassjackers & D'Angello & Francis

Dimitri Vegas & Like Mike(白) vs. Bassjackers(蘭) & D'Angello & Francis(白)…これで6人。 DVLMらしい単純明快な8分メロと王道ビートなら、大船に乗るように乗っかれる。 約3分半の”フライト”の前には「スマホの電源とライトはONで、両腕を空に掲げ…

Serpent / TNGHT

Hudson MohawkeとLuniceのユニット ”TNGHT” の復帰作第1弾。一聴して「!?」とさせる作風には定評がある。 一定でないビート感の上に金属的メロ。シュシュッという音が、何よりの”蛇”的要素にあたるか。 EP ”II" 最終曲「Gimme Summn」についてはMVを公開し…

Hierarchy / Faure

2017年リリースの、ほんのりエスニックなダブステップ調。ゾウのマークが目印。 恐らく同年に何らかの検索のついでに発見したのを、きょう聴き直した。リミックス集は3通りの違った解釈で飽きさせない。 Faure (Fauré) という表記の影響で、”舟歌”などを作っ…

Front 2 Back (feat. Sullivan King) / Snails & Kill The Noise

ワブルベースモンスターSnails(加)、Skrillexなどとのコラボ実績のあるKill The Noise(米)、そしてダブステメタラーSullivan King(米)の三つ巴。 Sullivan Kingのギターとグロウル・シャウトでメタリックに煽りブレイクダウンに突入。特にドラムの固さ…

Madness 4.0 / Cryex

新人のRawstyleプロデューサーCryex(蘭)。だがこれぞRawstyle!といえるむしろ貫禄すらあるリリース。 その名も”Upcoming Records”から登場し、今やGearbox DigitalやEnd Of Lineも新人としてフックアップしている注目ぶり。 試聴の一番最後をよく聞くと……

LOCA / 板野友美

元AKB48の歌手、板野友美のラテン系ポップな新曲。 ところが知ったきっかけが、ショーン・メンデス&カミラ・カベロの「Señorita」(←好き)にあまりにも似ているということから。確かにセーフよりアウト。 それなら「Señorita」聴けばよくない?と断じても…

Macho Man / Village People

日本でも国民的人気を誇る「Y.M.C.A.」を世に放ったヴィレッジ・ピープル(米)の”マッチョ”賛歌。 インディアンやカウボーイなど、コミカルなほどに”マッチョ”な男達に扮して歌うのには、元々ゲイをターゲットにした音楽活動だったことに由来する。 「俺は…

Get Louder / Rooler & Dr. Phunk

RawstyleプロデューサーRooler(伊)がついに27曲ものフルアルバム「Straight Outta Future」をリリース。 イントロが終わって1発目は景気づけにメロディの映える活力あるHardstyleに。2ndドロップのキックが特に痛快。 このアルバムは全曲、最後に何らかの…

Evapora / IZA, Ciara & Major Lazer

Major Lazer最新曲。フィーチャーされているシンガーはブラジルのIZAとアメリカのCiara。 ブラジル人歌手が砂漠で踊ると言えば「Sua Cara」があるが、それよりもリズムがスムースでカリブっぽい。”Evapora”=「蒸発する」なのでさらに砂漠テイスト。 2分07秒…

Hardstyle On Keta / Unicorn On Ketamine

ハードスタイルとは?…突如現れた自称”ユニコーン”・Unicorn On Ketamine。 トランシーなヴォーカルサンプルから、強烈なビジュアルに以上に笑える超高音キックでドロップし始める。途中のボイスはSkrillexのKyoto (feat. Sirah)か。 SNSも明確に宣伝してい…

ワタリドリ / [Alexandros]

SUBARUのCMに起用された、邦ロックバンド[Alexandros]の代表曲。 一気に鳥が飛び立つような勢いのサビ、ハイトーンの爽快感。 後奏の一部で7拍子に変化するところも余韻が残る感じがある。 www.youtube.com

CHOTANOSHI (feat. Nasty C) / JP THE WAVY

気が付けば「Cho Wavy De Gomenne」から波に乗り続けてきたラッパー、JP THE WAVY(日)が、南アフリカのラッパーNasty Cとコラボ。 奇怪な装いの人々がひしめく中、特徴的な低いトーンで享楽をライムする。 これまた奇怪なカクカクしたビートと中毒性なフッ…

Beautiful Liar / Beyoncé & Shakira

ビヨンセ・シャキーラ・究極に華麗な夢のコラボ(2007)。 ラテン系のリズムとアラビックなメロディーが交差する魅惑。(どちらもシャキーラのルーツに通じている) 浮気をした男に対し、2人の女が手を組んで”反撃”というキャッチーで熱い内容。ビヨンセとシ…

Double Headed Snake (Official Snakepit 2019 Anthem) / F. Noize & Spitnoise & Tha Watcher

Uptempo系ハードコアフェス「Snakepit」の最新アンセム担当はF. NoizeとSpitnoise。Spitnoiseとしては初のMoHリリースを達成。 だんだんBPMを上げていく公式アンセムは遂に220BPMに到達し、そのテーマは”双頭の蛇”。 依然として”F. Noize”は”F. NøIzE”表記と…

あゝオオサカdreamin' night / どついたれ本舗(CV. 岩崎諒太・河西健吾・黒田崇矢)

男性声優らによる音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」に、待望の新ディビジョン”オオサカ・ディビジョン”が登場。 お笑い芸人・教師・詐欺師。そして手掛けたのはR-指定とDJ松永…つまり実質あの「Creepy Nuts」で、ナニワのスタンダ…

Keep On Hating / RVAGE

22歳の若きハードスタイルプロデューサー・RVAGE(蘭)のソロミニアルバム「New Dimension」より。”RAVAGE”じゃないのがポイント。 「Keep On Hating」は終盤に配置され、長い音符のイントロからまず3連ドラムステップに移る異色な1曲。175BPMとやや速め。 …

Stir Me Up / Hadise

ベルギー・トルコの女性シンガー・Hadise(ハディセ)の2ndシングル。セクシーでダンサブルなスタイル。 一部を除いて英語の歌詞で歌われるものの、エキゾチックなトルコ感はしっかり芯にある。三味線っぽい音がどことなくバングラビート感。 動画内でもう1…