三行ブログ早くも2回目の登場、Royal S。ラテンの血の通った陽気でハードなトラック。 イントロの微妙なピッチ感と跳ねるようなビートからくる底抜け感が愉快。 ジャケのマッチョな男がマントから腕を通しちゃってるのに不意を突かれた。 www.youtube.com ri…

GearboxのUpcoming勢・FrawがNcrypta（独）とともに出撃。 キレを持たせたベース、Rawなアタック成分、たっぷりとしたメロディーがかわるがわる突っ込んでくるテクニカルなトラック構成。 時に出てくる「O・ME・GA」のボイスが絶妙で、キビキビした音を際立…

ももすももすはバンド出身でソロ活動中のシンガーソングライター。 優しいバンドサウンドに乗る言葉は、文学的かつどこか退廃的な雰囲気で、声とのギャップがある。 最新曲「アネクドット」は、アニメ「旗揚！けものみち」のエンディングテーマになった。 yo…

2019年度版「チャーリーズ・エンジェル」のサウンドトラックからの1曲。リードヴォーカルがKim Petras（独）で、ラップ＆歌唱がKash Doll（米）→ALMA（芬）→Stefflon Don（英）。 ポップス（歌）とヒップホップ（ラップ）の垣根が取り払われた華やかな曲で、…

フレンチポップスの名曲「夢見るシャンソン人形」でおなじみフランス・ギャルが、1966年に発表した曲。 夏の終わりにやってくる”新学期”を待ちわびる内容の歌で、カラフルでウキウキする小気味良いテンポが絶妙。 これが50年以上の時を経てアニメ「ひそねと…

「ライブに行った翌日、首が・体が痛かったことはありますか？」そんなメッセージの込められたゴールデンボンバーの配信新曲。 テンポ・メロ感でいえば「水商売をやめてくれないか」「やんややんやNight」に近いものの、サビがライブ真っ只中のような展開に…

ファック！あのGPFが黙ってMC引き連れヒップホップアルバム的なアルバム「Cumikaze」を出していた件（ジャケットがEminem”Kamikaze”風に突撃する物体）。 ラップのアルバムよろしく幕間劇”スキット”が6曲も挿入されている以外は、卑俗さ喧しさ69倍のハードコ…

アルバム「Outrageous」をリリースしたAct of Rageは、Master of Hardcore組のNever Surrenderとも熱いコラボ。 曲の前半だけで3回もドロップを迎えるというあまりに斬新な展開には、Uptempo Hardcore勢も爆発すること請け合い。 Kicks Van Staal＝”Kicks fr…

「チャメー！」「チンダミするよ！」「沖縄に著作権はないよ！」…つまり ”わかるよね？” 「護得久流民謡研究所会長 護得久栄昇（ごえくえいしょう）」の実態はお笑いコンビ「ハンサム」による”民謡の先生あるある”ネタなのだが、とにかくキャラクターが作り…

Junkie Kid（墨）の新アルバム「Puro Pinche Hardstyle Vol.1」最終曲。 ハードスタイルを主体とするアルバムの中で、この曲だけは190BPMの4つ打ちで広々と展開する。 ガバ系ではなくエレクトロ系の音でこの速さは、音楽ゲームあたりじゃなければ滅多にお目…

JR西日本CMソング「いい日旅立ち」を手掛けた谷村新司が、2015年に北陸・日本海をテーマに楽曲を書き下ろし。 デュエットの相手は女優の仲間由紀恵。テンポを下げたところで「Lai Lai Lai」が来るあたりは谷村新司感あり。 北陸新幹線の車内チャイムにも選ば…

フレンチコアの雄、Dr. Peacock（蘭）が、ハードコア界の"ゴッドファーザー"とコラボ。 Tropkillaz（伯）の「Mambo」を大胆に使っていることもあり、キャッチーなフレンチコア曲となった。 「Mambo」は別名義のTikTokアカウントで唯一使ってる曲なので、タイ…

MoHがスペインにやって来る。自身初のMoHアンセムを祖国へ届けるスペイン人コンビのBroken Minds。 開始1分強で4種類の流行キックを渡り、ダークなボーカルパートからの3拍子（ワルツだけに）という総攻撃形態を展開。 思い切りとフレッシュさに長けたBroken…

VOCALOID3 GUMI（Megpoid）をフィーチャーした、Last Note.によるボカロジャンル屈指の名曲。 145BPM・倍テンの疾走バンドサウンドに、”手痛い 停滞 撤退”など、細かく言葉遊びを折り込むキャッチーな一曲。 そもそもVOCALOIDの”声だけがある存在にキャラと…

オランダの歌手・Snelleの曲。Aメロはポエトリーリーディング風ラップで、Bメロ～サビを歌う構成。 レーベル「ROQ 'N ROLLA Music」はJebroerなどを擁し、ハードなラップミュージックが目立ち、インディーポップ感あるこれはなかなかのチェンジアップ感を覚…

他の曲と一線を画す、ニッキー・ミナージュの振り切れた姿勢があらわになった1曲。 なんでも、この曲ではニッキーの中の別人格「ローマン・ゾランスキ」（ゲイ）を表出しているという設定を有する。 あまりにフリーキーなせいかアルバムには入らなかったが、…

素朴なポップソングかと思いきや、今や新旧の洋楽や新時代のサウンドを貪欲に取り込む星野源の音楽。 ラッパー兼トラックメイカーのPUNPEEを迎え、星野源自身もRAP詞・歌唱を手掛けた。 NHKの冠番組「おげんさんといっしょ」では「Same Thing」とともに披露…

ワッフルメーカーは、ワッフルを作るためにの台所用品です。キッチンには不可欠です。ワッフルメーカーなしではあなたの人生は不完全です。… Wavolizer自身はデンマーク出身だが、バッキバキな音でオランダのワッフルメイカーを熱く語る。 食品とハードコア…

世界を騒然とさせた「ピコ太郎」を育て上げた古坂大魔王が、自ら配信した楽曲。 その手腕に偽りはなく、「メンドクサイ男〜」と自らのヴォーカルにゴリゴリのテクノサウンドをMIX。 他にも数曲を配信しているが、EDMともギャグとも違った感覚で楽しめる。爆…

今話題の高校生シンガーソングライター・崎山蒼志、諭吉佳作/menがコラボ。 主にピアノ・ドラム・ギターの3本構成。ところどころ不安定なメロディーの流れが来るのもいいアクセント。 どこか危ういようで完成された空気感は、若い化学反応あってこそか。 www…

ZilDeepというレーベルからリリースされたオシャレハウスな曲。アーティストは大学時代から仲良くさせてもらっていた人。 海外レーベルからのリリースを達成しただけでなく、きょうDon Diabloが自身のWebラジオで使ったと聞いてさらにビックリ。 この流れ・…

北アメリカから来たハードコア組、Alby Loud（墨）とWater Spirit（米）。 ヨーロッパ勢とは界隈が違うとはいえ、かなり音にクセが強い。でも確かにアップテンポハードコア。 こうなると、いろんな国からのハードコアへの解釈が聴いてみたいと興味が出てくる…

ビーストモードのロースタイラー・KillshotがソロEPをついに解禁。獰猛で暴れっぷり極まった6曲の1曲目が「I'm A Beast」。 EP全体が同じジャンルなので、女声シャウト、ラップ、男声ヴォーカルなどボイス方面で様々なアプローチがなされているのが特徴。 合…

Fear, and Loathing in Las Vegasが打ち出す、TVアニメ「バキ」オープニングテーマ。 ポップスやエレクトロ、ヘヴィメタルも巻き込む欲張りスタイルで、起伏に富むエネルギーを披露。 一方でこの曲は、ことし急死したメンバーが最後に参加した楽曲でもある。…

謎のハードコアゴリラ・Monkey BiznessがBrutaleを飛び出し新曲ドロップ。 特にキックの引力がめざましい進化を見せ、尖りに尖ってきた。 謎のハードコアゴリラってすごいポイント高いから、応援してきたい。 soundcloud.com

2016年にコンピレーションには収録されたものの、なぜか正式にリリースされなかった曲。 190BPMのメインストリームがだんだん広がってくる頃であり、そういう骨太な姿勢が既にうかがえる。 Reprobate（英）はその後Catscanと「Breaking Bones」を生むも、曲…

たまには低速のテクノを聴きたいと思って調べたインダストリアル系アーティスト・Lingouf（仏）。 「動物の謝肉祭」…かすかな音に始まり、機械的なビート。奇怪なハーモニーがだんだん重厚さを増してくる。 これまた奇怪なタッチのジャケットは、なんと一貫…

トルコやギリシャ、マケドニアなどバルカン半島の音楽のカバーを演奏する、日本では珍しいピラミッドス（▲sとも）。 トルコの民謡は、エキゾチックなメロディと変拍子が多用される特徴があり、「Mastika」も独特の9拍子。 配信中の同名EPでは速いアレンジで…

HARDCORE TANO*Cのキテレツな顔。それぞれの”サムライ””日本”を表現した（とみられる）「HARDCORE SAMURAI SPIRITS」。 三国志を音楽で表現するという独特のミュージシャン・おもしろ三国志が、あの戦国武将をネタにして参戦。 「六・文・銭 ハッ！」という…

The Outside Agencyが2012年にリリースしたアルバム「The Dogs Are Listening」のトリを飾る曲。 厚いストリングスのハーモニーの下から240BPMのビートが喰らいつく壮絶な大曲。まさに”ラスボス”と呼ぶにふさわしい。 WavolizerはYouTubeのコメント欄で、こ…