RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Unstoppable / Sia (4/28)

今GALAXYのCMに起用されているシーアの曲。新曲ではなく、2016年のアルバム”This Is Acting”に収録されている。 自身にあふれて止まることを知らない戦士の如き力強さを歌う詞と声があまりにもカッコ良すぎて、CMからまたハマってしまった。RIZARDI、当時こ…

Main Theme (from Dead Silence) / Charlie Clouser (4/27)

”ソウ”シリーズの監督が手掛けたホラー映画「デッド・サイレンス」は、音楽も”ソウ”シリーズと同じ人物が担当している。 ホラー音楽のツボを押さえた謎感が、高音のメロディからありありと伝わってくる。 あまり公になっていない話として、Art of Fightersが…

Acid Engine / Mighty Spiritz (4/26)

バチバチのAcidサウンドとRawstyleが出会うユニークな一曲。 Mighty Spiritz(仏)には中毒性高いトラックが多く、直近では「Empire of Sith」がアツい。 以前はHardcore Franceで見かけていたのが、いつのまにかHardstyle FranceでRawstyleの人になってた。…

キメラ / DECO*27 (4/25)

ボカロPとして今もなお最先端を行くDECO*27の新曲で、「ズームイン!!サタデー」のテーマソングに起用されている。 タイアップに初音ミクをぶつけるだけでなく、さらにクリエイションに対する評価に毒づく尖った内容を込め、挑戦的なスタンスが見て取れる。 …

Eternal Fight / A-RIZE (4/24)

美しいサウンドがギッシリのEternity。 A-RIZEは「Faith Of The Saint」の頃から注目していて、キレイなハーモニーを出してくる人だと思ってきた。 本場は若手のアップカミング勢もものすごくエネルギーに満ちている。 www.youtube.com

My Energy / Raw_SuprazZ & SVENERGIE (4/23)

サウンド感は最新鋭のUptempoながら、180BPMという遅さで展開する不思議さ。 その分ドロップの継続時間がかなり長い。 遅くなれば1拍でベースの鳴る長さも伸びるため、ベースが抉る感覚が増すのも高威力の秘訣であろう。つまりUptempoは遅くても強い? www.y…

Side FX's / Rebelion, Dimitri K, The Dark Horror (4/22)

「The First Dose」に続くRebelionの大作アルバム「Artificial Intoxication」が堂々誕生。 「A.I.」「City Lights」といったスケールが超デカイナンバーが次々と放たれたシメは、凶悪なUptempoを世に出すDimitri K, The Dark Horrorとのフルコースなリレー…

Step Into The Arena / PUNPEE, JJJ (4/20)

カードゲームの重鎮「マジック・ザ・ギャザリング」の宣伝として書き下ろされた。 ヒップホップの中でもドリルというスタイルに接近しており、2人のラップも濃密で入り組んだ様相に。 MTGといえば世界中でプレーされているタイトルであるだけに、この曲も世…

We All Gonna Die / DJ Mutante (4/19)

Frenchcoreを基調としつつUptempo, Hardtekも香らせた勢い。 キャリアが長く、時代の潮流に乗ってきた感じがある。 Mutanteの生まれたカナダ・ケベック州は、国内で特にフランス(French)文化が根強い地域である。 https://youtu.be/oaKzSbvr6hU

REFLECTION (feat. 中村佳穂) / tofubeats (4/18)

tofubeatsと中村佳穂、遠いようで近いような2人のバイブスが交差する。 超高速のドラムンベースビートがこのムードの演出として巧い。 こうしてみればすごく似合うけど、全く想像が付かなかったコラボ。 https://www.youtube.com/watch?v=Af0rvkpPMjY

don't eat all of the FCKING viva puffs / ElyOtto (4/17)

「SugarCrash!」がTikTokで世界的バズを起こし、急速に知名度を上げた18歳のクリエーター・ElyOtto。 最新のリリースを含めたEP「HELLSCAPE SUBURBIA」ではより破壊的なサウンドデザインを展開。アングラ臭がしないのは根っこがインディーポップ的だからかも…

Islamey (東洋的幻想曲《イスラメイ》) / Mily Balakirev (演奏:Freddy Kempf)(4/16)

19世紀ロシアの作曲家・バラキレフの作曲したピアノ曲。超絶技巧の超難曲として知られ、これまでも名前と主題だけは知っていた。 ”東洋”が意味するのはコーカサス地方と言われ、ロシアなどの民族音楽の要素がふんだんに盛り込まれる。リズミックなアプローチ…

Voicemail / Lil Texas (4/15)

鮮烈かつユニークに注目を集めるLil Texasがフルアルバム「FASTER」を投下。ハードコアのみならずオールドやレイヴ感も満載。 「Voicemail」で、EDM出身らしい音使いだったのがオランダ的な本場感にグッと肉薄してきたと感じた。 「フハハハー ワサップテキサス‼︎」「ポン…

Desire / R3T3P (4/14)

Triple Six Recordsを基盤として急速に実力を伸ばすR3T3P。 丁寧な作り込みとMIXで、尖りつつも無駄のないな響きが十分クール(個人的には「Make Bang」もすごいイケる)。 この人は自身のYouTubeのチャンネルに大量のチュートリアル動画を出しているが、特…

ナイロンコネクション / 臨界M-Projec党 (4/13)

RoughSketchらが名を連ねる「YATSUZAKI HARDCORE」シリーズから、かれこれ13年も前になるのに今も忘れられない曲。 パンストが繋いだ摩訶不思議な絆を、マイナーの調べに乗せて歌う電波なナンバー。 曲としてはガバっぽさが強く、同時に当時のM-Projectがマ…

Born To React / Imperatorz (4/12)

今日も今日とてRawstyleな一曲をピックアップ。 これまでもちょいちょい聴いていたImperatorz曲の中でも、一番勇ましくエネルギーに満ちていた曲。 デュオからソロになって長いものの、その勢いは衰えることを知らない。 www.youtube.com

Dissect Yourself / Car Bomb (4/11)

アメリカのバンド「Car Bomb」の1曲。 長尺ではないのでスッキリ聴けるのに、展開はなかなかに入り組んでいて複雑。 ピヨピヨしたハイピッチFXの連打がアツい他、エンディングもユニーク。 www.youtube.com

big boobs & fat cock / Ayesha Erotica (4/10)

まず「大きなオッパイと太いチンポ」という大胆な曲名。 ド頭と終わりのフックと1バースのみの58秒で、性的解放を突き詰め抉ってくる狂おしさ。 実は1分以内の曲はYouTubeのショート動画やTikTokにハマるという利点がある(この曲でどう撮るかはお任せします…

Diver×Diver / MonsterZ MATE (4/9)

VTuberユニットMonsterZ MATE。VTuberとしては珍しく、歌い手un:cとラッパー高坂はしやんという正体が本人により明かされている。 MZMを聴き始めて1日目、ノリも爽快×ラップとボーカルの掛け合いも爽快で好感を持った曲。 VTuberアーティストに少しずつ詳し…

Epilogue feat. リリィミズサキ / DYES IWASAKI (4/8)

FAKE TYPE.のトラックメイカーとしても知られるDYES IWASAKIのアルバム「TOKYO NEO SWING」を締めくくる。 切なさがピークな「Epilogue」で、日本的な趣が濃く見えてくる。 海外からもリミキサーを迎え、一層国産エレクトロスウィングを突き詰める一枚。 you…

Klaagzang / Sefa (4/7)

前情報を全く聞かなかったSefaの4年ぶりのアルバム「Klaagzang」が登場。もはや聴くほどにフレンチコアとは違う次元の音楽に聴こえてくる。 ”絶望の鎖を砕け、彼らが我らを嫌えど構わない”…エレジーの訳語である「Klaagzang」は、Sefaがパイプオルガンを弾き…

SUGAR COOKIES AND SUICIDE W/ GUAP SENSEI + SALEMKUMA(PROD. IHYTREVOR) / YAUX (4/6)

アーティストの母数が増えてきたからか、トラップメタル(たぶん)の発掘は順調。 ここまでトラップメタルと呼んではいたものの、発生や広まり方・鳴りに至るまでヒップホップよりハイパーポップに近づいてきている気がする。 guap senseiもイイ感じのシング…

バケモノポップ / TAROLIN feat. 小宮真央 (4/5)

イントロや間奏にFUNKOTのビートを用いるなど、雑食性が非常に高いハードコア。Uptempo系のKickのインパクトも凄い。 TAROLIN(日)の曲らしいトラッドで幽玄な世界観の和ポップな歌にインドネシア・オランダと多国籍の様相を呈する。 あとジャケットがカワ…

DYSTOPIA 100 / AIKA X I-YU (4/4)

いかにもなネット系ミュージシャン風のビジュアルから繰り出されるハードコアの発見。 190BPM→160BPM→210BPMと息を呑む場面展開を見せ、スリルが楽しい。 こういう曲もっと掘れませんか?? soundcloud.com

太陽に背いて / 佐藤千亜妃と金子ノブアキと小林武史 (4/3)

2017年、小林武史のプロデュースした東京メトロのCMソング。 ドラムは金子ノブアキが、そして作詞・作曲・歌唱はきのこ帝国のボーカル佐藤千亜妃が務め、メロウで切ないセッションに。 楽曲全体を覆う”憂い”感は、陽の当たらない地下鉄とリンクしているのか…

Follow Me (feat. Rina Sawayama) / Pabllo Vittar (4/2)

「Comme des Garçons (Like the Boys)」のリミックスでフィーチャーされたPabllo Vittarが、逆にRina Sawayamaをフィーチャーした新曲。 「これが私のやり方よ、ついて来なさい」というフレーズから、”自信”という言葉で2曲は繋がっている感じがした。 静か…

Marusya / E-Coli (4/1)

E-Coli(英)といえば、フォークや民族音楽の要素をフレンチコアと融合させるのが持ち味。 ジプシーコアと呼ばれ、フレンチコアを食う勢いでジプシーバンドのエキゾチックな熱演が支配してくる感じがアガる。 この曲はSoundCloudからフリーダウンロードが可…

Dreaming / Backfire (4/1)

Backfireには度々ツボを刺激される。 曲の上(シンセリードなど)と下(ドラム・ベース)のマッチングに意表を突かれて、群雄割拠のRawstyleカテゴリの中でも異彩を感じた。 Oblivion Music Recordsには他のレーベルであまり見かけないプロデューサーが多い…

終 電 集 合 / BOOGEY VOXX (3/31)

スキルフルな音楽を打ち出せる上に活動の密度も常に高いVTuberユニット、BOOGEY VOXXが見せる多彩な側面。 オールナイトパーティーを前にはやる気持ち、ハイテンションでわちゃわちゃした感じ。 BOOGEY VOXXにはちょうど、アンダーグラウンドとオーバーグラ…

ZERO FIVE STARS / COUCOU CHLOE (3/30)

レディー・ガガの「Dawn Of Chromatica」にリミキサーとして参加していたCOUCOU CHLOE。 無表情な歌声に尖ったベースが響いて、妖しさ満点。 Sega Bodega, Shygirlとともに”NUXXE”というレーベルを運営していて、この系統の温度感がめちゃめちゃ広がっている…