2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ゲーム「モンスターハンターライズ」にて、主役モンスター”マガイマガド”との戦闘で使用されるのがこのBGM。 アクセントの和楽器、急速な場面転換、一瞬のブレイク、協和音と不協和音の入れ方がすべて禍々しさ、おぞましさの方向に首を揃える。一方で一番目…
Gearboxのトータルイメージにもピッタリな近未来感・サイバー感あふれるXtra Raw。 ここでDEEZLのディスコグラフィーを振り返ると物凄い曲が多くて、「Void」「Play That Shit」あたり「そういえばこれDEEZLだった!」と思わされた。 Firelite・Delete・Ande…
新顔がとんでもない曲を引っ提げてきた。 Heresyらしい4つ打ちクロスブリードから、途中減速してハードテクノに移行するダイナミックな流れが強い。 B面にはIgneon Systemも加勢していて、エネルギーがこれでもかと詰め込まれたデビューEP。 youtu.be
今Barong Familyで存在感を示している台湾のRayRayによる、最新EP「Alien Mutation」が到着。 Barongでもちょいちょい出るようになったRawstyleを、なんとイタリアのSickmodeとのタッグでドロップ。 Sickmodeはキャッチーでレイヴィーな作風が得意とはいえ、…
Art Of Creationにサインして間もないSephyxの快進撃が止まらない。 ただただ勇ましくて圧倒的。最近はサブタイトルがついてストーリー性も立ち上る。 最後のサビでキーが半音下がるのは展開として意外だったところ。 youtu.be
3月にアルバム「Harmonica Andromeda」を出したばかりのKSHMRが、Hard Lightsらと組んだシングル。 歌詞はSFファンタジーの色が強い一方、ブレイクの音はなんともスプーキー(=ハロウィン的な)。 アップリフティングでもただ単純にアゲているだけじゃない…
P!NK「So What」のイントロを大胆にサンプリングし、ド派手に料理した「Get In Trouble (So What)」。 ここからさらにLNY TNZ(蘭)によってハードスタイルにアップデートされ、もう止まらない止まれない。 トドメに180BPMまで上げたところで(Vini Viciがも…
カザフスタンで生まれたプロデューサーの新星・Imanbek(イマンベク)が、19歳にして一躍のし上がったきっかけがこのリミックスにある。 非公式のリミックスだったにもかかわらず、動画サイトなどで火が付いた結果、SAINt JHNの原曲を超えるメガヒットに化け…
ガンガンに潰されたボーカルエディットは、3組のマイクリレーであることに気づかないほど。これぞ異形。 実験的かつ猟奇的で、1行ごとにゾワゾワする感覚がある。 この前OVER KILLとJin Doggと「ボケ死ね(Remix)」を出していたが、ゲストはハマり役と言わ…
スマートフォン音楽ゲームArcaeaにも参戦したFrumsによるシングル。 歪み切ったドラムと繊細なシンセフレーズが複雑に絡み合い、破壊的で混沌としたトラックメイクを展開。 文節で区切られたタイトルには、ミステリアスな美意識が宿る。 youtu.be
Dylan Bradyプロデュースの「IPHONE」から入ったためにRico Nastyをハイパーポップ方面のシンガーだと思っていたら、バキバキのラッパーだった。 Rico Nastyのしゃがれたスピットは聴いていてスカッとするし、もっと早く見つけたかったと思う。 3人のフィメ…
Regainらが在籍しているHeart for Hard Recordsのサブレーベル「Indus3 Records」からの一曲。 レーベル自体のメカニカルなカラーの中に、Scarraの内角攻めRawがかなり効く。 肩こり腰痛等全身の疲労にこの一曲(?!) youtu.be
引き続きUptempo系から最新曲をピックアップ。False IdolはTOAのDJ Hiddenのサブプロジェクトとなる。 等間隔で執拗に繰り返すボイスが流れ続け、前EPと比べてチャラさと暴力性が増してきた。 「Over The Line」もいい具合にトチ狂ってて甲乙つけがたい。 ht…
ここ1年くらいの躍進には目を見張るレベル…DRS/Irradiateの激突を、Masters of Hardcoreから焼きたてホヤホヤで。 おなじみTha Watcherが猛るMCが曲にマッチしていて、完全燃焼できる一曲。 前半ちょっとつんのめらす系のノリは多分DRSで、大好きな「Pure C…
ヨーロッパでヒットを飛ばした、2013年のポップソング。実は見つけたきっかけはThyronのブートだったりする。 適度にキラキラしていて、日本人にも馴染みやすい感じ。 収録アルバム「Farbenspiel」の中では「Marathon」も好き。 youtu.be
2分40秒と短いのにセンチメンタルで、かつアッパーなビッグルームハウスへの回帰を思い起こさせるビッグチューン。 バキバキにはせずポップで”スレンダー”なトラックメイキングなのに、これだけのうねりと存在感が出るエディットは熟練を感じる。 R3HABは最…
HARDCORE TANO*CにおけるLaurの曲は複雑な展開を持つ傾向があって、特にこの曲は30秒後にどこにいるか予測がつかないほど。 クラシック然としたタイトルがついていても、サウンドは赤丸なハードコア。このあと何BPMかわざわざアナウンスしてくれるアイデアは…
「Mambo」「Maldad(with Maluma)」といったシングルを発表したスティーヴ・アオキ。この頃ラテンがすごい。 「Aire」はこれまた人気歌手のファルッコを呼んだ、エモーショナルなサマーチューン。 ファルッコ歌とラップで声の雰囲気がガラッと変わって、一…
ダブステップとしては遅くても、その分尋常じゃない粘っこさを誇る。 音と音の間を楽しむという点ではクリティカルで、是非とも箱で聴きたい感じ。 ダブステップは色々聴いてきたけど、Dirt Monkeyは初めて。 youtu.be
「Cyka Blyat」はAnderexが2年前に公開したフリー音源。相当やりたい放題なのに、イントロや後半はロシア風情を残す演出がイイ。 Rawstyleを柔軟に解釈するトラックメイキングは、Riot Shift「Oblivion」のリミックスでも聴ける。 ”Drop the Bomb”の声はSkri…
イントロがなぜかBounceっぽくて、急激に210BPMのハードコアになだれ込む。 Imperialはしっかりメロディラインを立たせるから、非の打ち所がない聴き応え。 映像などに関して言えば、上っ面だけはイケイケのビルボード系やEDM周辺のものに見えるという感覚は…
ダブステップとヒップホップが入って尖ったトラップなのにタイトルは「ヤキソバ」とはこれ如何に。 最新曲として出た「Miss Me」は真っ当に歌も入るし、DaWaveはトラップ周辺のジャンルならマルチにできる感じとみた。 でもやっぱりヤキソバ…気になる… www.y…
Spotifyの「Footwork/Juke」プレイリストに入っている1曲。 カットアップの執拗さと808ドラムはFootworkの耳へ一気に持って行ける大事な要素。 調べてみるとJukeオンリーのプロデューサーではなく、色々なクラブサウンドを作っているらしい。 www.youtube.com
KrowdexxのリミックスEPの1曲に、ちょいと速めのを見つけたり。 原曲はアルバム「Moshpit」収録で、Krowdexxも脂がのってきた頃。 対するRepublicは「Finish ’Em」・「Takin’ Over」も好きで、多様化したUptempoの中でも飾らない強さが出てると思っていた。 …
イスラエルの音楽ユニットThe Living Tombstoneが2017年に発表したシングル。 どこかカートゥンチックなビジュアルとは裏腹に、泣きなコード進行を取り入れたセンチメンタルなトラックが味。 「Five Night At Freddy's」のように、ゲームをテーマにした曲を…
大御所俳優クリストファー・リーは、87歳にしてメタルのコンセプトアルバムをリリースしている。 威厳に満ちてかつファンタジックなバリトンボイスを響かせ、物語の主役「カール大帝」を演じながら歌い上げた。 曲を手掛けたMarco Sabiuはメタル畑ではなく、…
Goblin(伊)は映画音楽にも通じているバンドで、この曲も映画「スリープレス」に起用されたもの。 ロックらしいロックとはかけ離れた雰囲気があって、Keyが冷たく刺さるハーモニーに緊張感を覚える。 でも知ったきっかけはRhapsodyのカバーから。 youtu.be
突如現れる猟奇的なビートに惚れ惚れして、絶賛ヘビロテ中。Dorian ElectraとDylan Bradyという人選も最強。 この曲を通じてPussy Riot(露)の中心人物Nadya Tolokonnikovaは”自分をToxic(=有毒)にしてしまうような誰かとの関係に別れを”というメッセー…
この頃のGLORYHAMMERは中世ヨーロッパ的ファンタジー物語のコンセプトを背負っていて、Angus McFife(アンガス・マクファイフ)はその主人公の名前とされている。 もともとRhapsodyが好きだったから、Spotifyでメタルを漁る途中でも手を止め聴き入る他は無し…
じわりじわりとシーンを更新していく1788-Lの最新EP「Parallel: S」。 最初の1秒から”これぞレトロフューチャー”と囁かんばかりの音像が耳を引く。 EPのもう1曲が「Human Machine」ってタイトルだったり、文脈としても世界観にどっぷり浸れる。 www.youtube.…