2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
デスメタルもエレクトロもこなす人材BIG CHOCOLATEが、かつてリミックスを担当したスーサイド・サイレンスの当時のVo. Mitch Luckerと組んだタッグ「COMMISSIONER」。 KOЯNの「The Path Of Totality」より先にメタル×ダブステップを世に放ったと知って、唯一…
友人から名前を知ったバンド。タイトルはアーサー王伝説に出てくる剣の名前「アロンダイト」か。 高音Vo.と低音Vo.(そしてグロウル)の絡み合いの凄まじい突進力。 a crowd of rebellionといえばどこかでサビだけ聞いて、クリーンVo.を女性ボーカリストと勘…
Qoiet(独)は最近Kayzoとも合作を出していて、ダブステップのビートにメタルを合わせるスリリングなスタイルを展開している。 「crown FACELESS」は去年の曲で、何とも骨太で禍々しい。てかところどころトラップっぽい。 バンドが見えてきそうなメタルパー…
SpotifyのCMに起用された、いま勢いを増すクリエイターVaundyの曲。 最初はラップものかと思えばそういうこともなく、中盤一気に視界が開けるようなヴォーカルパートでがっちりとリスナーをとらえる。 ↑みたいな展開によって「不可幸力」という造語が暗い響…
迷曲、否、名曲…なんだかんだでドッキリ企画からずっと応援していた狩野英孝の音楽活動。 50TAにしてはアップテンポで、ストレートな曲名と明快な歌詞、しっかり最終小節でオチをつける親しみやすさがいい。 もっといえば、自分のポップ方面の音楽性の一部を…
KLASHからリリースのいわゆる”和モノ”トラップ。Inquisitiveはシンガポールのプロデューサー。 ドロップは大胆に音を間引いているのに全体的な緊張感を保っているのが良かった。 ”武士道”だけに、メタリックでキュッキュした音は恐らくカタナのような金属を…
たまたま出てきて耳に留まった1曲。あとになってHIGHSOCIETY(米)はBarong Familyへのリリース経験もあることを知った。 ドロップもブレイクも洗練されていて、Dubstepというより一時期流行ったDrumstepみたいな雰囲気に懐かしさを感じた。 曲終盤で一気に1…
Footworxx恒例の夏コンピで見つけたお初Kazura(白)。これが一番お気に入り。 ファットなシンセリードをはじめとした彩り豊かな音使いに目を見張る一曲。今後の参考にしたい。 Footworxxの大型コンピはちょくちょく新顔の曲が入ってて、新たな推しが生まれ…
Berzärk(仏)最新EPのB面曲。 そこまで高くするかというレベルまで音圧が上がっていて、静かなイントロからの豹変っぷりが清々しくある。 ピチッとしたサイケ寄りのアタックを持つキックは本当に隆盛を迎えたと感慨深く思う。 https://youtu.be/hVt0hoXOD6s
Clean Banditが、今人気上昇中の歌手メイベル・ラッパー24kGoldnとコラボした小気味良い新曲。 デジタル楽器と生楽器の響きが有機的に組み合わさって生まれる、ノリやすくて優しいグルーヴはClean Bandit印。 ラップもあるが歌詞の意味は掴みやすい。思えば…
Distinction(蘭)が自身のレーベル”Fear Less Music”を立ち上げ、16曲入りフルアルバムを投下。躍進に驚いた。 もちろん16曲全部Uptempoという骨太な内容であるが、コラボ曲は暴れに暴れ、「Give Us Time」「Memories」などソロ曲はドラマチックに仕上がっ…
DJ Myosukeが新作ハードコアを投下。 汚れたグリッチ音の使い方がメインストリームとは違ったアプローチで新鮮。 本人曰くタイトルの意味は「犬のサンと鳥のマアルのユニティ」といい、(おそらく)彼らもデザインされたアート・グッズを同時展開したあたり…
イスラエル発のダンスポップを発見→驚くほどキャッチーでいて懐かしい感じ。 タイトルもアーティスト名もヘブライ語で焦ったけど、ひとまず読みは理解。特に歌詞の中で1文字ずつズラズラ出る部分(動画2本目1:14~)が気になって調べたら、アルファベットで…
スロバキア出身・HatomがSpoontech Recordsからリリースした最新曲。 4小節~8小節に1回キックが変わり、金属質かつエピックな音が派手に入り組む壮絶なサウンドデザイン。 細部までエディットが行き届いていて、聴けば聴くほど色々な発見ができる。 www.you…
DiscipleのChime(英)と、サブレーベルDisciple Round Tableからリリース経験のあるWhalesがコラボ。 Gameとタイトルにつくようにチップチューン的な音が前に出ていて、ダイナミックなベースとの対比が瑞々しい。 随所に配置されたフィルのサンプルもイメー…
Yellow ClawともコラボもしたインドネシアのDJ/プロデューサートリオWeird Geniusが生んだヒット曲。 しっとり歌うヴァースからエキゾチックになる流れが、ものすごく引き込まれる。 そのエキゾチックな部分ではジャワ語で「過ちから逃げることはできない …
Mr. Ivex(蘭)とちょこちょこ組んでいたプロデューサーD'ortのソロ。「Waltz」というタイトルに違わずしっかり3拍子を組み込む。 オルガンで奏でるイントロの空気感が良く、ダンスミュージックにおいて周波数の関係でベースに据えづらいD音に流れ込む”気概”…
あらゆる楽器を自ら駆使して、緻密な音楽を組み上げる姿で「天才」とも称されるのがジェイコブ・コリアー(英)。 最新アルバム「DJESSE Vol.3」は前2作よりシャープでド派手な感触があって、ソウルやヒップホップ方面に肉薄したのが「In My Bones」。 何よ…
TWICEのプロデュースやNizi Projectも手がけるJ.Y.Park(韓)のシンガーソングライターとしての姿。 ゴージャスなスウィングで愉快に弾む情熱。アラジンの「Friend Like Me」みたいで、日本でも人気が出そうな感じがする。 MVからはJ.Y.Parkだからこそのファ…
レーベル「殺害塩化ビニール」所属のパンクバンド「猛毒」。またの名を「猛毒?」。 イロモノというよりゲテモノ的な過激さを誇る数々の曲ををダンスミュージックにアップデート…中にはDJ SHARPNELやDJ CHUCKYなどの名前も挙がっていて、あまりにカオスなつ…
ロック~メタル勢をドラムンベースに取り込んだ功労者・Pendulum(豪/英)の代表曲。 サビに入ると完全に電子的な音にシフトしてグイグイ疾走。ところがPendulumはあくまでもバンドであり、ドラムやベースもバンドとして奏でることが大事なファクター。 で…
「わかってるはず、私たちは一緒にいてはいけない。だから脇道に入るの」…”脇道に入る”というより、”道を逸れる”イメージの方があっているかも。 スムースでオシャレな歌声とトラップにしては遅いハーフステップの重さのギャップ。 ヴァースの”タタンタタン…
今やオンリーワンの存在感を示すバンド・女王蜂の初期の楽曲、かつバンド初のストリーミング配信楽曲でもある。 ピアノ&ストリングスがホラーの雰囲気を醸し出し、メロディを繰り返しながら終始ハイトーンで歌う数少ない曲。 Vo.アヴちゃんの絶叫とともにラ…
タイムラインで発見した今年のラップ曲。粒の整った高速ラップはとにかく気持ちがいい。 冷たく鋭いラップを2人で畳み掛け、内容はエグいが後味スッキリと終わっていく。 手掛けるのはXakiMicheleも所属するクルー「夜猫族」。Bonberoは期待株と呼び声高い。…
ポーランドのレーベル”PZYCCO”を新たに発見。何とはなしにきのうと似た感じの選曲に。 3連と8分のビートの取り方が独特で、途中BPM上がったりして輪をかけてユニーク。スクリーチのせいかちょいとアホ感がにじみ出てる? 過去には日本人のコンポーザーも曲を…
Psycho Boys ClubはJuyen SebulbaとStoltenhoffからなるユニット。 Barong Familyらしいバウンシーなビートが、次第に分厚いハードコアにシフトする。 あえてオールドスクール的な音使いの曲は今もあちこちから出る。異なる解釈と結びつくことでまだまだ新し…
去年、SEGAの音ゲー「CHUNITHM」の楽曲公募を勝ち上がって収録された1曲。 ネオクラ直系のクサメロを音量大きめのストリングス・クワイアが支えるカッコイイ曲で、ここまで速くできるのはゲーム音楽ならでは。 サビ1小節目からDm9→D7→Gmと進んで、ファ→ファ♯…
コロンビアの人気レゲトンシンガー・J Balvinの最新アルバム「Colores」より、タイトルが示すのは「バラ色」。 レゲトン一色にとどまらず、様々な”色彩”を見せる曲の数々。「Rosa」では生温かくウェットな恋をスペイン語で歌う。 アルバム内では唯一Diploが…
2013年に購入し、エクストリームな音楽への傾倒を加速させたCDをふと思い出し、聴く。レーベルはMURDER CHANNEL。 トラックメイクはSA†AN(現The Satan・露)主導のようで、ズクズクなメタルの暴力性と拍頭が掴めないブレイクコアの深遠さが結びついた上級者…
YUKIYANAGI(日)によるオリジナルはブレイクス〜グライム系だったが、このリミックスはトラップ寄りに。 レゲエ〜ヒップホップ〜ドラムンベース〜エレクトロ〜ハードコアなど幅広いスタイルを乗りこなす(トラックメイクも)Numb'n'dubのラップは、ここでも…