2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
KSHMRの曲はダンサブルでありつつ、ある種の”優しさ”や親しみやすさがあって好き。 この歌はカントリー感あるコーラスからヒンディー語ラップ・スペイン語ラップなど、ボーカル4人がみな違う歌い方・メロディで混じり合っているとんでもない構成だと気づく。…
話題のFPSゲーム「VALORANT」の国際大会のために作られた曲で、ボーカルはAshnikko。 ズンズン迫るトラックにAshnikkoの気迫の歌唱が緊張と解放を演出していて燃える。 調べてみると作曲はGrabbitzという人で、Monstercatから多くの曲を出しているらしい。 w…
チェクワントゥチェクワン!!チェクワントゥチェクワン!! umruの最新EP「comfort noise」のリミックス集。 クセ強で生々しい、ややもすればグロテスクな原曲のビートが、元の形を忠実に残しながらも幾分ダンサブルになった。そう、この”元の形を忠実に残しながら”は難しかったはずであ…
カーディ・Bによるシングルは「Up」以来約1年半ぶり。 ギラついていて迫力あるラップはまさしくカーディ・Bらしさ。 カーディ・Bに男性ラッパー2人Lil Durk→Kanye Westと続き、高めの声と低めの声で対比が取れている。 www.youtube.com
アルバムリリースを控えているRejectaの最新曲で、RestrainedとKarunの影響によるState of Anarchyらしさが溢れている。 磨かれたサウンドとその美しさで、初めて聴いた時には息を呑んだ。 トレンドにもジャストミートしているし、これぞ最先端といっても過…
キックの質感がBarbaricっぽいイメージもあるが、Darkside Unleashedからの曲。 ブレイク明け直前にオールドスクール系のキックを使ってフェイクかますのを後半の伏線にするアイデアが、印象としてなかなか効いてる。 ジャケットを見て、数日前に見ていた「…
リリース当時から興味があった曲。さらにMethod Manといえば、ウータン・クランのメンバーに名を連ねる大物ラッパーだったりする。 ドラムンベース~ダブステップのビートにダーティなラップが乗ることで、恐ろしいほどの熱狂感を実現。 ベースミュージック…
「Sixth Gear」は、RawstyleとHardcoreの間に立つ2017年当時としては稀なポジションの曲だった。同時にGearboxのサブレーベル「Overdrive」のスタンスを位置づけている。 Trespassed(蘭)といえばMBKとの「Basement」で注目を浴び、Uptempo方面で優れた活躍…
2018年の曲でありながら、2010年代前半のハードコアの色を感じる。その頃のハードコアはRIZARDIが海外のトラックに傾倒してきた頃であるだけに、この体に刻まれている。 確かにSystem Shockはその頃のコンピレーション「This is Hardcore #TiH」にも参加して…
ドラマ「Wの悲劇」主題歌に起用された平井堅のシングル。 ビートがクールでスタイリッシュさがありつつメロディはウェットで情動的…と書くと、きのうの”大河の一滴(桑田佳祐)”と似たツボを押された感じがある。 平井堅 作詞作曲・亀田誠治 編曲となってお…
渋谷の街を舞台にしたスモーキーなラブストーリー。 詞とメロディは濃密な歌謡系ながら、音色もリズムも鋭い4つ打ちも印象深い。この対比もあって、桑田佳祐ソロ曲ではトップクラスに好きな曲。 何より収録EPの1曲目がかの「ヨシ子さん」であるが故、襟を正…
旅行先でたまたま観たAmazon Primeの「ザ・マスクド・シンガー」にドハマりしてしまい、シーズン2の最新話までイッキ見してしまう。なぜ今までチェックしなかったのか。 大きな帽子をかぶった貴婦人のような「アンブレラ」というキャラクターがパフォーマン…
女性ラッパーLatto。バイラルを巻き込んでたくましく立ち回る様は、知名度が急騰してきたCardi Bを彷彿とさせる。 のっけからカウベル的な音でメロディを作るPhonk的アプローチ。これが大胆でパワフル。 収録アルバム「777」には他にもChildish GambinoやLil…
ゴシック~ダークな世界観が多くのアニメファンを魅了するきっかけになった曲が恐らくこれ。 トラックを聴いてみると、不安定さを表現するストリングスの下のドラムの使い方はモロにテクノ。 ALI PROJECTの音楽性は既存のジャンル名で括るのが難しいとよく言…
Nakiqlieは青森のハードコアDJ&コンポーザー。 アーリーの軽快さからUptempoやRawstyle的な音も巻き込んだ全開のお祭り感が気に入った。 そのお祭り感で、東北地方はアクティヴなハードDJが割といっぱい集まってる印象を思い出す。 www.youtube.com
氣志團の綾小路翔によるプロジェクト「DJ OZMA」。振り返ると、時に懐かしくて今でも元気になれる曲がある。 ”純情”がハングル読みになっているのは韓国のユニット「コヨーテ」のカバーだからで、日本語詞はところどころ原語の響きそっくりになっている。 こ…
Major Lazerとの”QueLoQue”で注目し始めたPaloma Mamiのアルバム「Sueños de Dalí」より。 ”私たちは違う言葉を話しているのだから”と訳せるフレーズが文字通りの意味かは不明として、スペイン語と英語をわざと混ぜながら繊細なフレージングで歌うのが印象的…
Tropkillazに関しては、最近ブラジルの音楽としてよく見かける印象。 以前はこういう粘り全開のTwerkやTrapも出していて、フロアキラーなイメージが強かった。 ジャケットのレイアウトはあの「MAMBO」や「HARDCORE」と同じで、好きな曲ばかり。 www.youtube.…
この日は「DefDistortion」というイベントに行き、オーストラリアからFireliteの来日アクトを目撃した。 Fireliteの曲にはハードでありながらポップさと美しさが共存する絶妙なバランスがあって、それを大迫力で感じられたのは幸せだった。 近年はEDMやRawst…
Twitterで見つけた。 ブラジル発のアフロでトライバルな熱気と、ベースミュージック的な響きの爆発力の凄まじさ。 Barong FamilyやGroup Chatが好きな人にはこの曲を発見してもらいたい。 soundcloud.com soundcloud.com
最近Tha Playahのリミックスが採用されたBazzy。この曲はBazzyで一番印象に残った。 BarbaricのリリースでありながらAfterlifeの色合いも強く、こういう壊れ具合が個人的ブーム。 タイトルはオランダ語で「破壊」を意味し、Brutaalはほとんどをオランダ語で…
22曲の大ボリュームアルバム「Medication Time」から、Tanukichiとの初のコラボ曲。 "Trip to Valhalla" "Illusion of Time"のような近年目立つキレイな曲とは趣を異にする、風変わりなエスニック感が耳に留まる。 サンプリングされているのはもちろん、日本…
ワードチョイスの切れ味が良く、イルな声質も相まってバイラルの香りが抜群。 そこに、ある時はゆるキャラある時はVtuberといった”キャラクターとして確立している”という強度。ここまでくると魔力。 個人的推しグミはハリボーゴールデンベアとコーラアップ…
Luísa Sonza(伯)のアルバム「DOCE 22」のトラックリストを見ると、曲名にいっぱい顔文字が入っている。 6LACKを客演で迎えた「VIP *-*」は、重心の低いビートとコーラスワークに没入感を覚える一曲。 他に客演で参加しているPabllo VittarやLudmillaの曲に…
リリースは2004年で、昔何かのテレビ番組のジングルとして聴いたことがあったかもしれない曲(こういう曲は同アルバムに他にもある)。 日本語のボーカルラインは存在するものの、全編通して大量のサンプリングで埋め尽くされ、構成も全く予測がつかない。”…
バンドだと思っていたらダンスボーカルユニットだった。 活力がみなぎってて、特に要所要所のラップパートの切れ味が鋭いのが高得点。 このBPMで踊り続けるのだいぶ大変な気がする。 www.youtube.com
今やパーティーで燦然と輝くスターになったSub Zero Projectが宣言する…レイヴの”再生”。 巨大なステージが現れるかのようなトラックのコントロールに毎度毎度度肝を抜かれる。アルバムでお目見えになったこの曲も、ドロップの爆発力は筆舌に尽くし難い。 音…
新レーベル「Border Town」のローンチに合わせNosferatuが放った最新アルバム「Demonic Playgrounds」から表題曲。 Nosferatuの威容、頽廃の空気と残虐性の純度が過去一で高くて、”悪魔の遊び場”というタイトルにも深みがある。 蘭の大物の独立といえばTha P…
最近ちょこちょこ名前を見るようになってきたと思うMagdalena Bay。 オルタナティブがグッと強調される瞬間を大事に聴きたい一曲。 ティーン文化とレトロフューチャーを織り交ぜるMVの表現も面白い。 www.youtube.com
Offensive RageからCryogenic, Dimitri K, Major Conspiracyの3組が1曲に結集する豪華ぶり。 1人でも強烈なのにこのラインナップというだけあって、ドロップの構成はかなり複雑。 荒れ狂う個性をまとめ上げるのはTha Watcherと言って良いだろう。 www.youtub…