RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

チバイズム~手ぬぐいを脱がさないで~ (スケベストver.) / 仙台貨物

宮城が生んだコミックバンド…仙台貨物の詞としては(スケベ)控えめ・それでもイズム炸裂。 実はカッコ良いバンド演奏とは一見ミスマッチなVo.イガグリ千葉の東北歌唱が、逆にクセになっちゃってる。←すっかり術中にハマる ファニーな音楽にはしっかりした音…

夜伽話 / ペンタゴン

去年解散したV系バンド・ペンタゴンのシングル「反抗声明」B面曲。 アジテーションの乗ったA面よりビートはさらに疾走。それでも流れるようなウェットなイメージ。サビのみ短3度上がる転調がイイ感じ。 激しいタイトル曲→速くキレイな2曲目→もう一発ミディア…

Dungeon (ft. Luca Lee Josh) / Krowdexx

Krowdexx最新ミニアルバム「Dungeon」のタイトルトラック。ワイルドなボーカルをフィーチャーしている上、165BPMと速め。 ビルドアップやシンセリードがどことなくハードコア寄りで、このぐらいのBPMが流行っていた2013年くらいのハードコアを思い出す節があ…

JakaJaka piConnix / NASA

Dochakuso Records「Footcore Compilation 2」収録。Juke/Footworkのリズムパターンを核としつつ、ブレイクコア方面に明るいコンポーザーも多いため、そっち方面の”core”が強めな気質あり。 ジャカジャカジャンケン(コニーちゃん)前に渋いイントロを放り込…

In The Dark / Iridium & Skull x Bones

今年も好調なIridiumが、レーベル「Xtreme Audio Violence」でニューカマーSkull x Bonesと組んだ1曲。 メタリックなギターフレーズを多用する印象が大きく、Terror方面に片足突っ込んだ速さのクレイジーな作風。 もう1曲のリリース「Slaughter House」はど…

文車妖妃 / 中村椋

シンガーソングライター・中村椋がインディーズでリリースしたアルバム「百鬼夜曲」より、読みは恐らく「ふぐるまようひ」。 Apple Music上でたまたま見つけて、V系的な妖しさと歌謡感ある歌唱にピンと来る。和製ホラーとの相性がいい感じ。 影響を受けたア…

Life Is Funny / Lutricia McNeal

有線か何かで見つけて、イントロのピアノからの流れで興味を持った。リリースは1997年。 ルトリシア・マクニール(米)はソウル系の歌手で、いくつか曲を聴くとカラフルなポップ感もにじみ出ているのが分かる。 日本限定のリリースがあったことから日本ウケ…

Masquerade / Phuture Noize

自主レーベルを立ち上げ、だんだん独自な盛り上げ方のハードスタイルが増えてきたPhuture Noize(蘭)の最新アルバム「Silver Bullet」 「Masquerade」はむしろロックバンド的ソングで、ハードスタイル寄りの音が全くなくなる振り切ったトラックメイキングが…

Possession / JYONGRI

シンガーソングライターJYONGRIのデビュー曲(2006)。JYONGRIで初めて聴いたのがこれ。 作詞作曲を本人が務め、「You are my possession」「I'm your possession」に始まる激しい恋愛表現を、懐かしのアッパーなダンスポップに乗せる。 思えばJYONGRIの名前…

FXRTUNE. / Scarlxrd

今日は「SCARHXURS」「FANTASY VXID」合わせてScarlxrdを計40曲聴いた。後者は実質EP4作でもあり、多作さに追いつくのが大変なケース。 「SCARHXURS」と比べると「FANTASY VXID」はバンドサウンド分が強めで、「FXRTUNE.」あたりの塩梅が独特な感じ。 周りに…

In My House / DJ Mad Dog

リモート開催となってしまった今年のDominator Festivalでは、究極の布陣12組で記念コンピレーションアルバム「We Will Prevail」を発信。 MoH 2020ではアンセムメイカーだったものの、ここぞとばかりにストリート系(?)Uptempoという変わり種を持ってきた…

Apnea / Quiet Bison

Tek Genesisからオススメで発見したQuiet Bison(米)の最新EP「Nightfall」に収録。 Flume辺りの質感に近くて、優しい音とゴツい音が共存して面白い。 「Nightfall」という名前に違わず、夜遅くにゆったり聴くと浸れる感じのジャンル。 soundcloud.com

DEEP PSYCHEDELIC STRIKER / 影虎。

「SOUND VOLTEX VIVID WAVE」に新たに収録されたリミックス曲。 3連符のリズムが混じるPsystyle的なトラック構成でもってオリジナルのハードコア調を”PSYCHEDELIC”に落とし込む、オリジナルとは別ベクトルのパワフルさが聴きどころ。 原曲「THE DEEP STRIKER…

My Art Is Destruction / Detest

勢いを増すAfterlife RecordingsにDetest(独)が2度目の殴り込み。 The Satanとの「Walk」同様メタル系の音で幕を開け、マイケル・ジャクソンの名前やビリー・アイリッシュの「Duh」も飛び出すサンプリングの自由ぶりがインパクト大。 抉るような芯の強いキ…

無告 / MY FIRST STORY

大人の事情で発売延期の憂き目に遭った、マイファスことMY FIRST STORYの2019年のシングル。 これぞJ-ROCKなエモーション、静と動。サビ「答えてよ 僕の問いに答えてよ」から一気に切なさが極まる。 英詞の混ざる曲が多い中「無告」はストレートに全日本語詞…

Denial of Freedom / Shadow Sect ft. End

D.O.M.・The Anunnakiとして活躍する一方で結成したドラムンベースデュオ・Shadow Sect(伊)が先月リリースし、なんとHypedditからフリーDL可。 Zardonic(委)あたりのスタイルを彷彿とさせ、ハードなD'n'Bビートとギターサウンドがうまく馴染んでいる。 …

Here / Alessia Cara

「How Far I'll Go」「Stay」などで知名度を上げたアレッシア・カーラ(加)のデビュー作。 ソウル歌手アイザック・ヘイズの「Ike's Rap II」の甘美なビートをサンプリングし、淀みなく言葉を紡ぐ渋い印象の曲。 「Ike's Rap II」はiPhoneのCM曲にもなったSn…

Meliora / Jiyagi

また一人Euphoric Frenchcoreの人を発見。たぶん読みは「ジヤギ」。 メロディはハ長調で素直な一方、最初のブレイクで中速からテンポを落として、高速に突入する展開の作り方はドラマチックかつユニーク。 掘れば掘るほど己のSefaやCrypton的な曲への注目度…

Parasite Eve / Bring Me The Horizon

メタルコアバンド・Bring Me The Horizon(英)の最新曲。イントロのクワイアでダークになだれ込み、鬱屈としながらも熱く豊かな曲構成で聴かせる。 曲中に一瞬バッキングが切れる箇所が数回あり、そこにホラー然としたスリルも垣間見えてくる。 一方Barong …

パーティといてまえと私 / SHINGO★西成

大阪・西成の名を背負うラッパー・SHINGO★西成。 ゴージャスでギラギラ、それでいてどこかユーモアや人懐っこさが感じられる温度で楽しませる一曲。 SHINGO★西成聴くのは初めてでも、いてまえ!の心意気はしかと響く。 www.youtube.com

Big Dick Energy / Hasse de Moor

オランダのプロデューサーHasse de Moorのエネルギッシュな新曲。気づけば2日前の記事も”Dick”であり。 生々しいハードなキックと執拗なボイスのカットアップが強烈で、頭の悪さ加減も相まってビックディックエナジーというタイトルが驚くほどマッチする。 …

Push Em / Travis Barker & Yelawolf

トラヴィス・バーカー(blink-182)の手掛ける曲はロックにヒップホップ、レゲエなどと幅広く、ヒップホップらしからぬロッキンなビートが他に類を見ない感じだったのが「Push Em」(2012)。 16分で刻むパーカッション、イェラウルフのラップとの相乗効果で…

Elephant’s Dick / Russian Village Boys

ロシアンガバヤンキーRussian Village Boysの最新アルバム「Kiss My Peace」より。 テンポ、メロディ、ロシア感あるDonk、そして象の逸物を見るという内容がなかなかのキラー。MVの質感もユニーク。 同作にはハードコアファンも唸るようなUptempo~Drum'n'Ba…

Uptown Anthem feat. 碧棺左馬刻(from「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 」) / サイプレス上野とロベルト吉野

DJ&MCユニット・サイプレス上野とロベルト吉野が、共にヨコハマをレペゼンするMAD TRIGGER CREWの”碧棺左馬刻”(CV.浅沼晋太郎)と2.5次元的コラボ。 Hyperjuice・haraのトラックとともに、ハマの夜風に共鳴する2組がRAPで繰り広げる熱い生き様。 サイプレ…

Henosis / Daedalus

Brainfeederなどのレーベルにも楽曲提供をしているDaedalus(米)の最新アルバム「What Wands Won't Break」収録。 激しくループする電子ドラムに、レイヴ感あるシンセのカットアップが乗って、全体的にアブストラクトな印象。Daedalus自体はアルバムごとに…

Panzerfaust / Jesse Jax

着実にリリースを重ねているJesse Jax(蘭)の初EPより。 芯の通ったメロディアスな曲が主だった中、Xtra Rawが隆盛する前あたりのRawstyleを披露。 2:18と短い尺でキビキビ展開する勢いは今っぽい。 www.youtube.com

Bad Boy (feat. Luana Kiara) / Tungevaag & Raaban

Tungevaag(諾)とRaaban(瑞)が手掛ける、レゲトン系のミッドテンポチューン。今日ふと思い出した1曲。 1:03~のように甲高いLuana Kiaraの歌声にカットアップがかかると「新ドラえもん(CV.水田わさび)の声に似てる」と話題になったのが発見のきっかけ。…

Humanity / Broken Minds

「人類のもとに地球があるのではなく、この星に生まれたのが人類だ」…音楽に内在する”人間性”と”芸術”の在り様を今一度投げかけるHARDCORE超大作。 近代の人類を断ずる辛辣なメッセージが支配するこの曲の長さは10分を超え、荘重なサウンドで次々に移り変わ…

Power / ToXic Inside

ToXic Inside(蘭)の最新EPより。 去年は24曲入りアルバムを、今年もEPやシングルを8作も出す好調ぶり。「Power EP」はシリアスめ。 密度十分・超高速で跳ねるリズムでStompするのも乙なもの。 soundcloud.com

FAKE ME FAKE ME OUT / Da-iCE

ダンスヴォーカルユニット・Da-iCEの歌。Paravi公開ドラマとのタイアップもあり、アルバムでは1曲目に位置。 作詞作曲をOfficial髭男dismの藤原聡が担当し、ファンキーでキレのある味な1曲に興味を持った。 従業員がステージに駆り出されてカッコよくパフォ…