2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「Livin' La Vida Loca」のヒットで日本からの支持が厚くなった頃(2001)の熱いシングル曲。「Dame Más」は同曲のスペイン語バージョン。 ロック系のバンド編成の中で、ラテン向きなホーンやピアノのアレンジが輝く。何よりリッキー・マーティンのワイルド…
ヒプノシスマイクへの楽曲提供などで勢力を増すヴィジュアル系バンドLeetspeak Monsters。バンドの核をなす設定が、まさにハロウィンの時期にピッタリ。 タイトルが指すのも、ケルトに伝わるハロウィーンの原型をなす「サウィン祭」。冬を前に死者の魂が降り…
Nos Fuimos Lejos (Turkish Version) (feat. Ece Seçkin & El Micha) / Descemer Bueno & Enrique Iglesias
エンリケ・イグレシアスがヒット曲「Bailando」で共作したキューバの歌手Descemer Buenoと新たにタッグを組んだ1曲(リリース:2018年)。 歌うはまるで宇宙へ飛び出すかの如く高め合う愛。ビートの陽気さにメロディが一抹の切なさを添える感覚がラテンポッ…
新作EP「ALIEN」リリースが控えるShygirl(英)のEP「Cruel Practice」より。 ポップスと一線を画す複雑さのキックの配置、レーザーみたいなシンセFX、低く一定のトーンで響くShygirlの歌は妖しく照らされる。 EP全曲のトラックを手掛けたSega Bodegaの存在…
ノンバイナリーのシンガー「ドリアン・エレクトラ」×ゲイカルチャーが育んだバンド「ヴィレッジ・ピープル」×フェミニズム活動家グループ「プッシーライオット」の衝撃の三つ巴が打ち立てるメッセージ。 息をつかせぬ曲展開にカテゴライズ不可能な電子サウン…
エンペラーのイーサーンなどとも関わりがあり、ジャズの趣を解するヨルゲン・ミュンケービー(諾)がマーティ・フリードマン(米)と合流し、サックスとギターのプログレッシヴなバトルが繰り広げられる。 マーティ・フリードマンは日本に拠点を置いて活躍す…
台湾出身の歌手・欧陽菲菲の代表曲「雨の御堂筋」のB面。 テレビでカバーされているのを聴いて、調べてまとめて聴いた。 この頃はコテコテの昭和歌謡曲を歌っていて、のちのちR&B、ソウル路線も見えてくる。 youtu.be
イントロダクション「The Unknown」に始まり、Skinrush(独)の荘厳かつ重厚な世界に導入していく役割を果たす曲。 約8分の長尺曲で、どっしりしたキックを中心にスペクタクルに層をなす。Tha PlayahとかNosferatuがたまにやっていたようなイメージ。 メイン…
壮絶なRawstyleアルバムにラインナップされている、Harsh Recordsの設立者2名によるコラボ曲。 Rawstyleを手がけるプロデューサーの高速トラックは一癖あるイメージがあって、それを上回る独特のビートをカマす。よもや欧と米の違いかもしれない。 品性では…
LDH産ヒップホップの台頭CrazyBoyとEXILE SHOKICHIの組んだラップ&ボーカルEP最終曲。 トラックもラップもしっかりしてるな~と思って聴いてて、サビでしっかりEXILE系になってストンと腑に落ちる感じ。 EXILE SHOKICHIはEXILE THE SECOND所属、CrazyBoyは…
YouTubeに”架空のCMソング”を制作するクリエイター・キシリ徹の最新曲。友人Shimashima Islandsがアレンジャー等で参加していて感動を覚えた。 「十徳ナイフがあるなら、まさか108の機能があるのでは?」と予想がついたものの、”言えるかな?”に意表を突かれ…
グラミー賞を受賞した話題の「Feel It Still」が、装い新たに登場。 レディー・ガガ「Poker Face」、マイケル・ジャクソン「Beat It」などの公認パロディ楽曲で話題になったアル・ヤンコビックのサウンドに生まれ変わった。なおこの曲はパロディではない。 …
UnresolvedからeDUB, GPFまで取り込む懐の広さを持つ、Dogfight RecordsのBlaster。 複数のキックで展開を作る昨今、フロアを揺らす一癖も二癖もあるテクニックが冴えた一曲。 アルバムのタイトルにわざわざ「Pt.1」と付けていて、次回作を切に願う。 www.yo…
今っぽいというかサイバー系のイルさが入った一曲。 空間ねじ曲がってる感じの「異端」の楽しみ方。 畳み掛け方は新鮮で、思ったより「新しい時代の例えがKOHHってもうね」がなかなか残るフレーズ。 Out NowHETERODOXYXLIVK feat.Itaq( @XLIVK @Itaq_nasu )S…
存在だけ匂わせて、冗談抜きで年単位で待ってたMajor Lazerのアルバム情報がついに封切り。そのタイミングで発表された真打「QueLoQue」。Major Lazerに外れなし。 流行まっしぐらのアーバンとは一味違ったレゲトンの熱い波(フラメンコ感??)に満ちて、初…
日本のレーベルHARDCORE TANO*Cが、シングル配信リリースを初めてしばらく。Bassfreq・CaZ・Mah!roからなるRawstyle DJトリオ「BCM」(日)の新曲公開。 この名を見て本当に「Bass House」だとはハナから思わない。それでも1stドロップの前にBassHouseやって…
ラップチューンともクラブチューンとも取れそうなフレッシュなビート。Audrey Nuna(米/韓)のラップはメロディから高速ヴァースまでのらりくらりと進んでいく。 この絶妙な空気感、どことなくヴァイラルヒットに通ずる香りがする。 あのDJ Snakeがビキビキ…
新興フレンチコアレーベル「Bombs & Bullet Records」の設立者Hyrule War(蘭)がSprinky(蘭)とタッグを組んだプロジェクト「Super Trash Bros」。 由緒正しきCatscanの「Cr8tiv Counter」を、”Super” Trash Bros流にオマージュ。 もともとスーパーマリオ…
かつては「Young Juju」などの名義でも活動していたラッパーKEIJU。 メジャーデビューアルバム「T.A.T.O.」から、DJ RYOWやThe Anticipation Illicit Tsuboiなどの名が揃ったのが「Bound For Glory」。 夢や目標にポジティブに向かっていく系のラップをラッ…
Amaranthe(アマランス)がNuclear Blastに移籍後初のアルバム「Manifest」をドロップ。 中でも「Archangel」は勇壮で、パワー・メタル的な主題とキャッチーさを聴かせる一曲。 Battle Beastのノーラ・ロウヒモ(Vo.)との「Strong」、ヒップホップに肉薄し…
メキシコのプロデューサーVizba。Harsh Armyから来てみたら面白い曲をやっていたのを発見。 Uptempo Hardcoreを得意としているらしく、特にコレは1回聴いただけでもなかなかのインパクト。 2分半と短くまとまっているのに、怒涛の展開が入ってて気持ちいい。…
RSLVD Recordsでも見かけたMDB(伊)とMatzic(諾)のコラボ作。 近年のXtra Raw的な奇をてらった感じはないながら、純粋にサウンドの圧力・Bass力を思い知る1曲。 ”BlackboxDigital”と書かれると咄嗟に”Gearbox Digital”が出てしまう感覚がある。 www.youtu…
ポップシンガーLauv(米)のデビューアルバム「~how i'm feeling~」から、ラテンの香りが詰まったナンバー。 Lauvに負けじと赤丸上昇中のラテン系シンガーソフィア・レイエス(墨)と、静かに熱を帯びる二か国語の掛け合い。キメのリズムが強い。 ”テキサス…
Tha Playahの名曲3曲のリミックスEP「Sliced Up」。公募企画発なだけに、新鮮な顔ぶれによる太い芯の通った最新型ハードコアが揃い踏み。 中期の人気曲をリミックスしたChaos ProjectはイタリアのDJ・プロデューサーで、今年あたりから一気に名前が広まって…
2000年に音楽ゲームからキャリアをスタートさせた2人のクリエイターRyu☆・kors kが、長い間組んできたユニット。その”オールタイム”なアルバム。 開始1秒からハイエナジーで貫き、トラック全体のヘヴィーさは恐らく随一。それでも、これまで2人が打ち出して…
Blue Stahli(米)が作り出すエレクトロニック×メタルサウンドが凄い。 Emma AnzaiのタフなヴォーカルはHR/HM系そのものでも、聴こえてくる音の端々にデジタルな風合いが宿っていて、ダンスミュージックとの親和性すら感じさせる。 ※追記:Emma Anzaiはプレ…
約1分もの長回しのムーディーなサンプリングから病的なハードコア展開がたまらない。 硬派でバイオレンスな空気が持ち味のAndy The Core(伊)も、Rude Vibesに入ると奔放な音を聴かせてくれる。 適当に「ハリハリハリホー」で調べて元ネタが即見つかるやつ…
PartyraiserとStreiks & Kratchs(仏)のコラボは4曲目。 変幻自在のKickで殴り合う野蛮なスタイル…それもそのはず、EPのタイトルはその名も「Fresh New Kicks」。 Streiks & Kratchsは活動4年ぐらいの若手ながら、これまでのリリースペースが凄い。 https:/…
きのうリリースされたばかりのアルバム…その名も「THE ALBUM」が初出。 アルバム内でもガールクラッシュ感・小悪魔感際立つ曲展開を見せつける。 よく聴くとサウンドの取り合わせがかなりユニークで、リフを鳴らす楽器がピアノ→シンセ→別のシンセ→口笛と次々…
Netflixで配信がスタートしたアニメ「電脳コイル」のオープニングテーマ。 サビでバンド構成になるまでの静かでほのかにデジタル感がある不思議なサウンドが、アニメのイメージにリンクしていると思える。 エンディングテーマも同じ制作陣による。 www.youtu…