エンペラーのイーサーンなどとも関わりがあり、ジャズの趣を解するヨルゲン・ミュンケービー(諾)がマーティ・フリードマン(米)と合流し、サックスとギターのプログレッシヴなバトルが繰り広げられる。
マーティ・フリードマンは日本に拠点を置いて活躍する稀有な経歴を持ち、メタルを掲げて生きつつも、雑多でユニークで人懐っこいJ-POPの趣を解することで知られる。
収録アルバム「INFERNO」は純粋に世界標準のメタル。それでもどこかに、日本の音楽感覚に親和性を覚えるファクターが息づいていると思うと、楽しい。