2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2021年Iridiumの初ソロ4曲、重そうなギターを担いでの登場。 そもそもIridiumとThe Satanがタッグを組んで、ハードにならないはずがない。 この2組になら殴られてもいいという人にこそ届いてほしい。 youtu.be
Discipleデビューを果たした新星ダブステッププロデューサー・Skybreak(米)。 シンセとコーラスのハーモニーが美しく、拍と微妙にズレを持たせて緻密に足場を操るようなグルーヴメイキングがズバ抜けている。 この曲がフリーダウンロード可で、かつYouTube…
およそ月1曲のペースでシングルを出すDeadly Guns。 「The MFing Thrashcore」同様、ブレイクのメタル純度はかつてない程高まっている。 オランダのメタルバンド「The Evolutionist」のヴォーカルでもあるDisarrayとあまりにも相性ピッタリなあまり、初コラ…
Juke/Footworkを基調としたトラックを、極端に難解なリズムに深化させたII-L(ツーエル/日)の楽曲の数々。ポリリズムという言葉も生易しく聴こえる。 譜割りが複雑なせいか、一貫して変拍子っぽかったりテンポが変わって聴こえたり…頭をかきむしられるよう…
Tech Danceを得意とするDJ・コンポーザーのMAD CHILD。ラテン系アンサンブルをカットアップした1曲。 ブ厚いトライバルビートはもちろんのこと、後半にはアンサンブルが際どい和声を奏でる瞬間をひたすらループして緊張感が増すのがイイ。 タイトルは「Voice…
Afterlife Recordingsから2発目となったMassive Disorder(西)・Rosell(西)の新譜。 UptempoひいてはOldschoolのトラックメイクを取り入れ、前作「Widifan」にも通じるFrenchcoreと合わせて3つのサブジャンルを横断する贅沢な1曲。スゴイ。 リリックビデ…
ちょいと懐かしいHARDCOREが聴きたくなった選曲はコレ。歴戦のDJ達がB2Bでパフォーマンスしたドイツのイベント「EXODUS」は、とても体験してみたかった。 ダイナミックすぎる音使い、特にWobble系を含むシンセFXの数々に妙を感じて聴き飽きない。 映り込んで…
新宿二丁目系歌謡ユニット・星屑スキャットとヒャダインの、予測不可能かつ摩訶不思議な邂逅。 耽美的で重厚なオリジナルをテクノポップで痛快に壊していったかと思えば、セリフをサンプリングしながらちょっと違ったベクトルでオリジナルを際立たせる展開も…
とんねるずとDJ OZMAがプロデュースする女性ボーカル&ダンスユニット一家”矢島美容室”の夏ソングを振り返ったこの日。 夏を謳歌してるように見えてどこか物憂げに影を落とす内容に、DJ OZMAによるナツメロ系サーフロックがピッタリくる。 痛快なフレーズが…
昔ながらの音ゲーマーなら忘れない、ロックからコミックソング系まで激しく歌うシンガーすわひでおが、まさかのEuphoric Frenchcoreを歌唱!! 作詞も「!!」たっぷりで愉快なWe Are The レジスタンス!! 同アルバムではKent Alexanderによる160Footwork新…
ボサノヴァなのにメタル。一見方法論が結びつかなそうな2つの音楽ジャンルを共に追い求めるのがブラジルのバンドHuaska。 アルバムの1曲目にあたるこの曲はHuaskaのスタイルそのもので、ボサノバの重鎮ジョアン・ジルベルトの名曲「想いあふれて(邦題)」の…
CMソングがついにデジタルリリース。 これは妄想も閃きも非常識も飲み込んだモノづくりへの讃歌。 任天堂の協力の元、実際のゲームのサウンド等を取り入れるといった創造性が爆発して、1秒1秒が彩られる。 「ドラえもん」や「アイデア」よりもテンポが速くて…
死とアヘ顔。これは陰。陰過ぎる。 振り下ろされる巨大なキックのサチュレーション度合いがとかく病んでて堪らない。 SoundCloudもっと伸びて…聴いて…デスナヒガ~ウ…デスナヒガ~ウ… soundcloud.com
「Onslaught」同様、サイバーで無駄がなく濃厚な2分強。Mutilator(蘭)の曲は爆発力に長ける。 Mutilatorといえば、StonebankのDrop Bombsのブートレグが特にキャッチーだった。 最近のXtra Rawはどれも切れ味が凄まじくクオリティが高いから、ついつい聴い…
HARDCORE TANO*CのUSAOとKobaryoが関わっていると噂される、何やら怪しい熱量をうかがわせるバトルトラック。 ヘロヘロなバンドアンサンブルに油断しているとたちまち音ゲー志向のダブコア・スピードコアでやり合い始めるため、初聴きだと腹筋がやられること…
Gunnaと共作出した辺りで耳に入って、その辺からメキメキ箔が付いてきた気がするLil Babyのシングル。 シンプルなビートでも、ラップの自由度の高さでスタイリッシュにキマる。この力加減がイイ感じ。 脈々と受け継がれるアトランタ産トラップは伊達じゃない…
近年古めのサウンドを連発するMad Dogの最新曲が、Thunderdome Musicから登場。 オールドスクールファンの方がピンときそうなのに、曲構成はなかなか新鮮。筋金入りにも新入りにも構わず突き刺さる「ハードコアとは何か?」といったシンボリックなメッセージ…
純国産RawstyleコンピレーションCD「Unity of Raw Volume.1」に収録。中でもインパクトが強かったのがこの1曲。 6分弱あっても繰り返しは少なく、ダークで玄人向けな展開が目いっぱいの構成が上手。 キックやアトモスフィアの使い方を聴いて、”これは野生のS…
泣く子も黙るギターヒーロー・イングヴェイ・マルムスティーン。 クラシック音楽の手法をメタルに昇華させる感覚がそのままワールドミュージックにはまった、渋くて異色のインスト曲。 スペイン風とスピード感・フレーズが絶妙に好みにマッチしていて、何度…
荘重なインダストリアル系楽曲がズラリと並ぶFracture 4のレーベル「Love Hz」で公開された、15分にわたるThe Outside Agencyの大作。 主要パートではビートがドゥーミーな低速からキレのある高速インダストリアルへのグラデーションを呈しつつ、テンポが上…
日本きってのハードテクノ/シュランツプロデューサーASINによる、届きたてのEP表題曲。 唯一フロアユースよりもエレクトロニカ~アンビエント~ノイズ的な展開の中、轟音の脈動が世界に導いていく。 謎めいた作風である一方、タイトルはASINの所属プロダク…
Coakiraはスピードコア・テラーなど凶悪なサウンドを得意とするAkira Sato(日)のソロ名義。 パニックに満ちたサンプルに始まり、このスピード感の狂ったビートとOZIGIRIの咆哮を表現するならば”あまりにも救いがない2分間”といったところか。 2014年リリー…
歌い手として活動しているAdoが去年初めてオリジナル曲を投下し、ネットやお茶の間にも絶大なインパクトを与えた。新曲「レディメイド」もイイ。 パンク然とした反骨精神で振り切れたワード。そして語尾や歌唱そのものの裏にはZ世代的機微をのぞかせるような…
Snailsの異形ワブルベースがうごめく、これぞ両生類系ダブステップ。 SnailsはSnail=カタツムリ、Frog=カエルといった動物的な意匠を度々用いるプロデューサーで、音の質感と共鳴しやすいところを上手く突いてると時々思う。 似たタイトルの曲に「Frogbass…
韓国のガールズグループMAMAMOOの、キレキレで野性味溢れる一曲。「AYA」は韓国語で「痛っ!」的な意味らしい。 フルートのメロディで抜けるドロップ、ラテン系のビート、最後の急展開、どこをとってもツボ。 ヒット曲「Dingga」同様、アルバムリリースで日…
芯が太くて王道なMainstream Hardcoreを量産するRe-Fuzz(独)の最新アルバム。 ストリングスによるゆったり大きなブレイクが目立っていて、これがUptempo系のRIØTとのコラボなのがまた意外。 全編通してハーモニーとビートのバランスが上手く、キレイなハー…
King Gnuにも在籍する常田大希の率いるユニット「millenium parade」が配信した、邦楽とは違った香りのする1曲。 MVは詞と連動した重厚でハードボイルドなバックグラウンドが組まれていて、主人公のドーベルマンが語り掛けた先にある存在こそが、タイトルの”…
歌詞なしで聴いていたら英語で歌ってることに気付かなかったロシアンハードベース。 ハードベースは元々ワルめのヒップホップ的なアプローチが多いが、珍しくロシアの民謡感をたたえたキャッチーでメロディアスな曲調になっている。クマのイラストも陽気。 …
今観てるドラマ 「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」 主題歌で、主演の香取慎吾がWONKと再コラボ。(当初は匿名”=アノニマス”での公開) 前作「Metropolis」とは打って変わって、サイレンのようなシンセとトラップビートがおどろおどろしく空間を覆うダ…