RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Tourner dans le vide / Indila (9/22)

フランスのポップスながらもエキゾチック。 そして思わず没入してしまう洗練された美しさ。 世界的人気が見受けられる曲ながらこれまで自分と巡り合わせがなくて、出会えて良かった。 www.youtube.com

りゅーーっときてきゅーーっ!!! / UMISEA (湊あくあ・宝鐘マリン・沙花叉クロヱ・Gawr Gura・Ninomae Ina’nis) (9/21)

ホロライブのVTuber5人からなるユニットが歌う夏の新曲。 ホロライブの音楽担当としてすっかり堂に入ったかめりあならではの、緩急自在ほぼ反復なしの平歌。テンポもリズムも変わりまくって、これ歌いきるの絶対に大変なはず… VTuberってある意味でのクリエ…

FATALITY / Kordhell (9/20)

ヒップホップやトラップといったギャングスタ的音楽が元でありながら、ゲーム配信などのナード的カルチャーの歩みよりによってユニークな浸透を見せるPhonk。 同じPhonkと言えどもSinixterとかSxmpraみたいなラップに限らず、この曲のようにインストのテクノ…

Cannibal (Radical Redemption Remix) / Angerfist (9/19)

15年以上も前のAngerfistが、Radical Redemptionの力でカムバック。ホラー志向がもっと露骨だった時代。 驚くべきは、昨今増えてきたピッチが高い類のキックが原曲当時の地点で出ていること。あの頃から実に怪物めいた音楽をやっていたのだと改めて実感。 An…

Appearance Go Round / RedOgre (9/18)

2日連続のイベント。RedOgreがパーティーを締めくくった1曲が、オッフェンバックの「天国と地獄」をアレンジしたこの曲。 親しみやすいあのメロディが優しくファンシーな音色で鳴っていることで、スピードコアのキックの勢いが一段と立つ。 パフォーマンスと…

2017kaneganakute nikukute turakute koroshitai / P.R.D. (9/17)

たまたま誘われたイベントが衝撃のオンパレードだった。ピアノの一音から始まるこの曲は、本人のライブセットで披露されたうちの1曲で間違いないだろう。 インダストリアルなノイズが空間を埋め尽くす中、金属製の謎のパーカッションを打ち鳴らす姿は、自分…

THE ONE (Prod. Tatsunoshin) / 鳳凰火凛 (CV: 健屋花那) (9/16)

海外レーベル・ネット音楽・音ゲーととんでもないスピード感でキャリアを積むTatsunoshin(元・4*)が電音部に参戦の一報。 ブレイク(歌)→ドロップの流れでガチガチなRawstyleの音使いに切り替わり、Tatsunoshinが注いだエネルギーの凄まじさを受ける。電…

Lambada (Your Love) / Da Tweekaz & Tony Junior & Sound Rush (9/15)

Da Tweekazがよくやってるナツメロをハードスタイルに復刻させるやつ。 もちろん元ネタは「ランバダ」で、自分にとっては最近思い出深い。「Moskau」といいグローバルで熱いチョイスだと感服するばかり。 EDMの方からTony Juniorもかなりのパーティー野郎感…

ゆっくりすればいいじゃん (ゆっくりしない REMIX) / 余興 & Taiyo Ky (9/14)

以前別名義の方でお世話になった企画「8小節トラックアワード」から誕生した、元はといえば都会系なチルナンバー。 程よく脱力したカジュアルな掛け合いはそのままに、作曲者の余興による明るくギラついたリミックスで空気は大きく様変わり。 この両側面のバ…

Funky / Sihk & Water Spirit (9/13)

これぞまさにBarongの隠し玉。 ハードコアともサイケとも一味違ったレイヴチューンで、ちょうどいいテンポでアガル。 この手の曲だとボイスのサンプルがここまで少ないのは珍しい気がする。 www.youtube.com

Gotta Love / ABS3NT (9/12)

Harsh Recordsに露骨にSickmodeみたいなRawがあった。 ABS3NTの「DANCE MANIA EP」がこれ含めどの曲も好みだったついでに、Harsh RecordsがTrapとかPsyよりもRawstyleに寄って来たことも知る。 Rawstyleの音が近年のHardstyleになってきてる。 soundcloud.com

Separate Ways (Worlds Apart) / Odium (9/11)

Dogfightで異彩を放っていたOdiumが、最近はソロでリリースを続けている。 原曲を忠実にブレイク部分にコンバートしたりPsycore系のドロップを挟む演出が、曲を引き締めて説得力を感じさせる。 原曲はJourneyというバンドの曲で、なんと「PVがダサすぎる曲」…

Bury It (Alice Longyu Gao Remix) / Courtney Paige Nelson (9/10)

ダークで儚げな原曲が跡形もなく完全変化。Dariacore~Hyperflipみたいな方針? ややもすればグロテスクな印象もありつつ、ポップの形をアップデートした流石はAlice Longyu Gao。 ラスト10秒でガリッとビートチェンジする追い討ちも好き。 open.spotify.com…

THE END / 百鬼夜行 & Jimmy Rotten (9/9)

ビートチェンジを繰り返し4バース一気になだれ込む、ダークでメタリックな超攻撃的ラップ。 Yokai Jakiとかrirugiliyangugiliを聴いてた流れで発見。 このスリリングで冷酷な音の差し込み方、ビートメイカーとして名を連ねるG4CH4の存在も気になる。 www.you…

バラード 第1番 ト短調 Op.23 / Frédéric François Chopin(演奏:辻井伸行)(9/8)

訳あって久々にクラシックに触れようと思い立ち、数曲聴いていたうちの一つ。 ショパンコンクールで高評価を受けるなど、ショパンに縁が深く録音も数多く発表している辻井伸行。 感情の起伏に富み、終盤にはかなり激烈になるこの曲を、活き活きと見事に表現。…

Believe the Rainbow [LONG Version] / Shoichiro Hirata feat. Sana (9/7)

洗濯機こと「maimai」(セガ)の曲。サービス終了の間近に発表されたこともあり、エンディング的な趣を持つ。 平田祥一郎とSana(新谷さなえ)のコラボといえば2人がコナミに在籍していた時代からなじみ深くて、オシャレでありつつ暖かい曲想は昔からも通じ…

Mango / Jenn Morel (9/6)

JSTJRの「Tiguere」をきっかけに知ったシンガー。 粒立ったボーカルとビートは、まさに剥いたばかりのマンゴーのようにフレッシュ。 マンゴー食生活のMVは長回しのノンストップ。 www.youtube.com

Barbie & Ken / Scene Queen x Set It Off (9/5)

ガーリーでキラキラなのに猟奇的なScene Queenの音楽スタイル。 カラフルなポップさとブルータルさをこれでもかと撒き散らしながら、”バービー”と”ケン”という2人の男女の奇妙なやりとりが展開されてゆく。 メタルやスクリームをこれ見よがしに取り入れる姿…

LALISA / LISA (9/4)

韓国のガールズユニットBLACKPINKのメンバー・LISAのソロ曲。 何十回も連呼される”Lalisa”は本名そのものだし、端から端までキャッチーが極まる。「ヘイ!」とか「フゥ!」みたいなサンプルも負けじと強烈。 LISAはタイ出身で、イントロから鳴り続けているパ…

Lonely Soldier / Runeforce feat. Lune (9/3)

この日RoughSketchがDJイベントで使った曲で、RIZARDIも大のお気に入り。 Runeforceはこの曲が初リリースのはずなのに威力が高すぎる。何よりメロディのパワーは本場のハードコアを見渡してもそうそうお目にかかれないレベル。 悲壮に歌い上げたLuneがビルド…

Ultimate ft. Snow Tha Product / Steve Aoki & Santa Fe Klan (9/2)

スティーヴ・アオキがゴリゴリのレゲトン。 大事な粘りあるビートはもちろんのこと、時々見せるアコギの切なさもポイントが高い。 最近のカラフルなジャケットは、スティーヴ・アオキのニューアルバム「HiROQUEST: Genesis」につながっているらしく…? www.y…

TENCHI MUYO / 1 800 PAIN (9/1)

出で立ちはラップながらブレイクコア的なビートを駆使し、エディットの強さはハイパーポップっぽく…? まあ説明は難しいけど、バキバキ感とエナジーはイイ感じ。 現地ではどういう立ち位置で見られているのか気になる(そもそもこの手のアーティストは素性が…

MONKEY BASICS / Monkey Bizness (9/1)

ハードコアゴリラ・Monkey Biznessのかなり過激なUptempo EP「WELCOME TO THE JUNGLE」。 Brutaleからデビューした頃から陽気さは一貫して変わっておらず、Rude Vibesに移ってからさらに個性を磨いている感じがする。 第2ドロップの流れが自由過ぎてツボ。 w…

Gimme Some / Crystal Kay & Daichi Yamamoto (8/31)

日本にルーツを持つグローバルな2人のシンガー。特にCrystal Kayは、日本でのヒットを知っているとこの曲とのギャップに驚くかもしれない。 この2人をこんなにもドープな形でまとめ上げたKMの恐るべき手腕、切れ味。 自信に満ち鋭い言葉を次々と吐き出しつつ…

Dominant Animal / 西川貴教 (8/30)

海外プロデューサー陣とそこに西川貴教本人が作詞に加わるという、他の収録曲とは一線を画す制作陣が目を引いた。 ラップ的な歌い回しを取り入れ、韓国のボーイズグループっぽくなってるかもしれない。 ライブではダンサーを従えてほしいかも。 open.spotify…

アナタボシ / MilkyWay (8/29)

アニメ「きらりん☆レボリューション」から生まれたハロプロのユニットであり、同アニメの主題歌にもなっている。 189BPMという高速で4つ打ちするヴォーカル曲は珍しいのではないかとずっと思って、長いこと覚えていた。 ついでにイントロのメロディにはバグ…

大和撫子魂 / 小坂りゆ (8/29)

小坂りゆといえばコナミ発のボーカルグループ”BeForU”のメンバーの一人で、配信されていることを偶然知った。 ヘヴィーなロックサウンドの端々に入るシンセサイザーやFXの風合いが好きで、今でもよく覚えていた。 作曲のLOVE+HATEは前田尚紀だと思う。 www.y…

紫のタンゴ(New Ver.)/ 氷川きよし (8/28)

去年リリースされたポップスアルバム「You are you」。MVよりもアルバムの方がテンポが速く、新しめのビートになる。 氷川きよしの現在進行形たるポップスに歌謡曲のエッセンスが加わるも、それは決して昔の作風に戻ったのではない。 妖艶な”2面性”を打ち出…

Get The Party Started / Shirley Bassey (8/27)

オリジナルはピンク(P!nk)。 ピンクがワイルドなポップに仕上げているのに対し、シャーリー・バッシーのカバーはまるで別の曲のようにスリルかつゴージャスさをグンと押し出している。 映画「007」シリーズの主題歌を歴任していたことを知って、そのスリル…

Make It Harder / Rekkt (8/26)

Gearbox Overdriveからほぼ新人で登場したらしい、とんでもない大穴に出会った。 これぞUptempo!と言える気性の荒さとヤンチャさに思わず「これこれ!」とガッツポーズ。 Uptempoにラテンっぽいブレイクを入れることは相性的に珍しくはなくて、ちょっと夏向…