2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
Nosferatuが、200BPMを軽く超えた3組と手を組むワクワクEP。 Nosferatuのスケール感にAngernoizerらしい圧力が遺憾なくつぎ込まれた巨大サウンド。 Exodusのアンセムが出てすぐMoHオーストリアのアンセムが決まっており、この所なにかとビッグなリリースを任…
サックス奏者・グローヴァー・ワシントン Jr.最大のヒット曲であり、R&Bのスタンダードナンバー。歌はビル・ウィザース。 歌詞を読むと「crystal」という単語が印象的だと思っていたら、丁度「クリスタルの恋人たち」 という邦題がつけられていたことを知る…
メインストリームの中で異彩を放つポップ観が武器のCharli XCX。フィーチャリングアーティストからして、並みな形に収まるはずのない1曲。 そのポップ観の要・A.G.Cookらによるドープなビートに4人のマイクリレー、過剰にエフェクトされた主役Charliのあまり…
Inbleed(仏)の最大の特徴は、フレンチコアにガチめのメタル成分を混ぜる珍しい作風。ヴォーカルもしっかりメタルしてる。 ダンスミュージックとしての曲展開とヴォーカル曲としての曲展開が両立しているのも注目すべきポイント。 同EPの1曲目「Sylo 6」は…
Chok Dee(伯)の新EPの表題曲は、話題の謎ユニコーンUOKとともに。 ポストGPF的な超ハイピッチキックを含むキックの数々が、2~4小節で入れ替わる怪作。 ハードコアの明日はどっちだ…? soundcloud.com www.instagram.com
トラップ系プロデューサー/DJのJayceeohとベテランのラッパーRedmanのユニット1000voltsのUSAソング。 ラップ要素のあるトラップというより、トラップ要素のあるヒップホップとしてもしっかり機能する骨太さ。 ラップアルバムでなくともストリートを感じた…
リリース4曲目とまだ少ないながらもインパクトあるTALON(米)の新曲。 Hardstyleを基調としつつ、中盤だけDrum'n'Bassにシフトする。 最近はRawstyleにお熱だけど、こういうのもやめられない。 www.youtube.com
嵐の集大成がだんだん完成してゆく。吹き荒れる嵐も爽やかに。 デビュー曲「A・RA・SHI」と比べ、ラストイヤーにこそ人々に伝えたいメッセージが、英詩で大幅に書き下ろされている。地味に点もハイフンに。 昔は「俺達が嵐!」だったのが、「みんながいてこ…
伝説のシンガー・ホイットニー・ヒューストンの貴重な歌を、Kygoが蘇らせた。 往年の豊かなヴォーカル&コーラスが、現在進行形のKygoサウンドと融合することで、時代を超えた音楽体験を届ける。 「Higher Love」はスティーヴ・ウィンウッドのカバーで、日本…
ラップヴォーカルのLaura Lesと、トラックメイカーのDylan Bradyによる実験的なエレクトロニック系ユニット100 gecs(米)の曲。 トゲトゲした感じのエレクトロポップかと思いきや、ラスト20秒でビキビキノイズをぶちかます型破りっぷりを披露。 毒々しいポ…
曲だけ聴いてストーリー追ってなかったけど、明らかにヒプノシスマイクに”何か”が起こっているらしいと感じさせた1曲。 兄2曲とは全く毛色の違うサイバーな高速ビートにヴェルディの「怒りの日」、目まぐるしく鋭いリリック。 機械が暴走したかのような切迫…
Tyler, the Creatorらが所属するユニット「Odd Future」のラッパー アール・スウェットシャツ。 どこが曲の始まりでどこが終わりか分からないようなアブストラクトな展開が全体を支配する。ついでに「Some Rap Songs」というEP名もかなりアブストラクト。 そ…
1人のラッパーが2種類のラッパーになりきってバトルする構成の曲。 そこまで詳しくないからQuavoみたいなのvsEminemみたいなので想像してるけど確かに合わなそうな妄想。 マンブルってもはやモゴモゴした声の出し方じゃなくて金服薬車セックスとオートチュー…
確かな実力と根強い人気を誇るハードスタイルプロデューサー・Adaro(蘭)の去年の曲を、新人Vertileがリミックス。 原曲の雰囲気を継承しつつさらにエッジを効かせて、時代感アップデートに成功。 大好きな「Raging in the dancehall」のRemixも見事で、曲…
和蘭直系のガバパーソン・Mosselman(De Mosselman)の姿を見よ。 前シングル「Mossels」と比べると女性アカペラが入ってスタイリッシュさ増し。それでも映像のアホ感が突き抜けてて流石は本国。 EP収録の「Hardcoremix」がよりガバらしくなっていてこれまた…
現役高校生のトラックメイカー/DJ・Yackleの、エレクトロニック・ミュージックやヒップホップへの瑞々しい解釈の応酬。 辛口に攻めるGOMESSと浮遊感あるUtaeの世界観がぶつかり、振動するような音楽に。 アルバム「FRANK THROW」は全体を通して、音楽のなん…
ヒップホップクラシックと名高いKool G Rap & DJ Poloによる名曲。(1992) あたかもストリートを舞台にしたストーリーテリングのような、臨場感あるギャングスタ絵巻。 ビートのサンプリング元はJoe Williamsの「Get Out Of My Life Woman」。 www.youtube.…
ジャスティン・ティンバーレイクらが所属していた5人組ユニット・インシンクのヒット曲。 女に決然と別れを告げる男の歌で、エッジが際立つボーカルワークとシリアスなメロディがお気に入り。 自分としてはこの辺が洋ポップスとして親しみやすい時代なのかも…
ロジャー・ニコルズはのちに「渋谷系」と呼ばれるアーティストらにも影響を与えており、特にピチカート・ファイブは複数の曲でリファレンス。 ロックとポップスのいいとこどりな「Love So Fine」はわずか2分強で、駆け抜けるようでぐっと聴かせる展開がまと…
ブラックミュージックからダンス系まで多岐にわたる音楽を聴かせるm-floのヒット曲(2001)。 当時ときどきあった2ステップ・ガラージ系J-POPに、LISAとVERBALのメローな掛け合いが心地いい。 昔の何かで聞き覚えがあっただけに、今しっかりフルで聴いて平成…
Hardstyle, Trap, Psyを融合させたようなハイブリッドなスタイルを持つLutez(日・米)らのド迫力サウンドに注目! Harsh Records直系のゴツい4つ打ちにガンガン暴れられる。…これが中国!?ってのは別にして… ついでにこの手の曲はリバーブ量とか空間処理が…
Tanukichi(日)とFloxytek(仏)が手を組んだ…その名も「伝説」(2019)。 Frenchcoreがグイグイと存在感を出す一方で、Hardtekは日本からの支持が厚く、ワールドワイドな輪の中にある。 これでもかという程の和モノブレイクは、ある種”お約束”のギャップを…
タイのメタルバンド「Retrospect」の最新曲。曲名は「悪魔」を意味する。 ヘヴィでモダンなメタルサウンドにタイ語の詞が乗る感覚を初体験。 バンド名以外はみんなタイ語なので多少検索は大変であるものの、2017年には来日を果たしている注目ぶり。 www.yout…
年末にRawstyleデュオのRiot Shift(独)が放った新曲。 なかなかエキセントリックなトラックメイカーで、「Dark Matter」は特に1stドロップのピュンピュンしたキック(動画1:03~)がとにかくインパクト絶大。 GPFと「Broccoli Fuck」で合作した辺りから、…
韓国の人気ボーカルグループBIGBANG(ビッベン)から、ラップへのアプローチが満載のG-DRAGONのソロアルバムより。 とはいえこの曲はEDM系ポップで、「今夜はピタカゲ」(Ppittaghage)というフレーズが賑やか。 と見せかけて大恋愛破れた今夜はひねくれちゃ…
ダブステップのレーベル「Kannibalen Records」から、Mid-tempoなトラック。どちらかといえばSWARM寄りか。 重量級ベースがグネグネ姿を変えながらにじり寄る恐怖を放っていて、Brian Leningtonという人のボーカルも独特の空気感を保っている。 「Mid-Tempo…
フランスのCartel00 Recordsから、Deviouzの新曲。 構成はUptempoでも、キックなどの鳴らし方がエキセントリックで、だいぶ印象に残る。 過去には大胆なBPM変化を備えた「Hit The Floor」もリリースしており、これからもそういうフックに期待できそう。 www.…
日本のプログレバンド・高円寺百景の最新作より。読みは「ドリンビスカ」。 10秒先の予想もつかない超展開を繰り返す激烈な構成が深みを増し、全てが造語のタイトルも含めその世界に引き込む。 前作「ANGHERR SHISSPA」も圧巻。 youtu.be
阿部真央の最新アルバムから先行配信。 3分以内の尺で破壊的に叫び、世の男性に対する痛烈なメッセ―ジを愚直に吐き出すまさに快作。 「全部全部全部全部…」のあとのフレーズの締めが全部違っているのも切れ味。 お前が求める私なんか全部壊してやる - Single…
アニメ「オーバーロード」シリーズの主題歌をずっと提供してきたMYTH & ROID。 「VORACITY」のデジタル×ロック的な鳴りはとにかく野蛮かつグロテスクで、異常な歌詞の世界の純度が高まる。 MVもMYTH & ROIDきっての強烈な一作。 www.youtube.com