2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
アルバム「Show Some Teeth」で異色の90BPM。 カッコ付きのタイトルも相まってしっかりメタル色なのを、TYNAN的なクレイジードロップでさらにぶち壊すドライブ感。 ベース打ててギター弾けて歌えるSullivan Kingのハイスペックぶりを一番純度高く楽しめるの…
デュア・リパ期待のセカンドアルバムは、レトロ志向が目立つその名も「Future Nostalgia」。 La Rouxあたりも彷彿とさせる80's のテクノポップ〜ディスコサウンドで、2人肉体が躍動するイメージがエネルギッシュに描かれる。 瑞々しい音楽性が1stとは違った…
デジタルロックからバンド編成のメタルにシフトして活動する妖精帝國の最新アルバムより。メンバー全員がクレジットされている。 鋭いリズムの「翳ル世界ニ告グ黎明ダ」のフレーズから勇壮に展開して、サビがコール&レスポンスを含む2段階あるのもハイライ…
メロディアスでエピックなHardstyleを次々世に放つ若きDevin Wild(蘭)の今年の一発。 ひときわエッジーな1stドロップと視界がグッと広がる2ndの対比が巧く、 動画サイズだと「ジャーン・ジャーン・ジャーン!」で終わっているものの、最後のコードが「VIm→…
ラテン系のダンスミュージックを得意とするHenry FongとJSTJRが組んだ、ソカ系ダンストラック。 急速でゴキゲンなホーンのフレーズが繰り返されて、ひたすら気分が”上がる”。ビートもグッと重めで文句なし。 思うに160BPM周辺のダンス曲が手広く好きな性分で…
フォークメタルバンドKorpiklaani(芬)の名曲「Beer Beer(吐くまで飲もうぜ)」のいわば公式替え歌。 初聴きのZetroの歌声がどうしても「ばいきんまん」に聴こえてしまう。そういえばボーカル交代以降のExodus(米)は聴いてなかった。 愉快痛快な曲なのに…
2015年、往年のスタイルからガラっと変わった中森明菜のアルバム「FIXER」。 海外のコンポーザー4人が手掛け、クール系洋楽エレクトロポップのような風合い。特に「This is un-(This is unfixable)」辺りのフレーズの切り方。 アルバムのロングバージョン…
ウイルスの影響で街がロックダウンしている人のために作られたRawstyle大型コンピレーション、その名も「Lockdown」(Gearbox Digital)より。 一番印象に残ったのが「Engage」で、短めながらギリッギリした重い音がアブナさを駆り立ててる。 アーティスト名…
かめりあ新アルバムの表題曲は、335BPMというテンポ指定で16分音符メインの大爆走トラック。 終始フィルみたいなキックと痙攣しそうな細かさのシンセ類&ピアノをメインに据えている以外、もはや何が起こってるか見失うほどノートが多くて素早い。 曲名の読…
Andy The Core(伊)がドロップした最新アルバムの中で唯一、先行リリースされていた1曲。Monkey Biznessとの「Black Bomb」以来のコラボ。 フロアを跳ね回るようなビートが愉快で、2:17からはバイオレンスが匂うAndy The Coreらしい作風とは一味違った荒れ…
映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」のために書き下ろされた1曲で、トラックを手掛けたのはBring Me the Horizon。 パンクもルーツに流れるHalseyはこの曲でシャウトを披露。最後の大絶叫は聴き逃せない。 ハーレイ・クインが様々な女性を…
名前に違わず安定してフリーキーな音を出すThe Freaky Bastardの最新リリース。 この手のキックはアタックにもベースにもしっかりピッチがついていて、これが協和音程になったり不協和音程になったりするのはよくある話。 同EPの「Where Is The Cash, Piepz …
Smash RecordsのRepix(蘭)はタフなリリースが多い中、「Lost」はユニークなキックを差し込んでいたり、Uptempo的にはハジけた印象。 212BPMは一聴したイメージよりもだいぶ速い。 NeophyteやPartyraiser, Dr. Peacockなどビッグネームが信頼を寄せるも、Re…
ドラマチックに展開する曲を得意とするARMNHMR(アーム&ハンマー)が注目を集めた出世作。 フューチャーベース~ダブステップ系の音使いでゆったりと泳ぐなか、上物が細かく反復してふくよかな響きになる。 今年はアルバム「The Free World」をリリースして…
映画「スパイダーマン: スパイダーバース」でフィーチャーされた1曲。 Black Caviarの不穏でダークなトラックに、スリリングなBlackwayのラップが所狭しと駆ける。 殊更根強い人気を得たのがPost MaloneとSwae Leeの「Sunflower」である一方、この曲が”スパ…
「お前、プッシーじゃん」小学生が覚えたてのワードでイジメしてる奴に連打するパンチライン。微笑ましい一幕かと思えばキャッチーのあまりバズって知名度急上昇。 「Pussy」を最近知った太郎忍者をよそに、今度はラッパー4人が「Pussy」を説き始める。 あん…
「 もしも歴史上の人物がラップバトルをしたら」というコメディ動画シリーズ。対戦カードは「ポケモン」サトシ VS 「進化論」ダーウィン。 過去Snoop DoggやT-Pain、アル・ヤンコビックが出演する人気ぶりで、作品が増えるあまり、題材は人物のみならずアニ…
9sariグループが、オウム真理教から分化した「ひかりの輪」代表・上祐史浩をコラボレーターに選んだ。 オウムのスポークスマンが語る「アウトサイダーは日本の強さ」…呂布カルマとともに悪業(カルマ)をバッサリ。 上昇と下降を繰り返すシンセFXが効果的で…
VR D-Fence始動。練られたMVで時々拳を突き出すポーズがコミカルに見える。 前作前々作より幾分構成はシンプルで、数年前のシーンを思い起こさせる点もある。 思えば「Krakaka」から5年近く経とうとしているのに、D-Fenceの正体についてはよくセキュリティが…
川谷絵音が所属する数あるバンドの一つ「indigo la End」のアルバム「濡れゆく私小説」より。 「通り恋」という造語(川谷お得意の)に込められた切なさ、スローテンポなロックバラードにたっぷり情感が縋り付く。 MVは長回しのワンショットで、今にも泣き叫…
J-POPで今絶大な人気を誇るOfficial髭男dismのアルバム「Traveler」の最後を飾…らない(最後から2番目)曲。 楽しかった時もいよいよ終わり。「もっと歌ってたい」「もっと聴きたい」思いを、素朴なようで美しく、儚く歌う。 ポップスでこれだけ人気が出ると…
Neophyte, The Viper, Tha Playahという大物3組のリミックスで脚光を浴びたアップテンポニューカマー・Soulblast(仏)の初EP。 200から240(BPM)までぶっ放した快作で、キックのピッチが全体的に高くて音漏れが心配になってしまう程に劈いてくる。 Blow Yo…
”映像研には手を出すな!”OP「Easy Breezy」でchelmicoどっぷり浸かり始めて、思いっきりセカンドインパクトを喰らった。 JOYFITコラボということで、日々のワークアウトを張り切ったりストップしたりする人間模様がフューチャーベースともトラップとも一味…
国際女性デーのきょうに聴く、すべての女性に向けた最強アンセム。 ビヨンセはシンガーソングライターとして”男性の力に頼らない女性像”をここに体現し、「誰が世界を回しているの?ガールズ!」と宣言した。 大々的にMajor Lazerのビートをサンプリングした…
2013年にシャンプーのCMで話題になった一曲。 素直めなコード進行を当時から気に入っていたことを思い返して、改めて聴いてみた。 サビのメロディは一部ファとドに臨時記号がついていて、これがかなり鮮烈に残る。他の曲だと更にソにも♯がつく「たらこ・たら…
メタリックなトラップビートでラップするラッパーデュオ。ZillaKamiがややメタル寄り、SosMulaがややヒップホップ寄り。 フック同士の間に1バースの1分40秒という短いシングルながら、トラップ・メタルのいいとこどりを叩きつけてくる。 DOG繋がり「WARDOGZ…
歌謡曲歌手・川上大輔の、2014年リリースのシングル。 口に出すより行動派な男の情愛を、ギター炸裂のフラメンコに乗せて歌い上げる。 女性にも引けを取らないハイトーンの持ち主で、過去には桂銀淑の「ベサメムーチョ」を原曲+2のAマイナーでカバーしてい…
古参ハードスタイラーD-Block & S-te-Fan(蘭)を相手に、いきなりRawを叩き込むD-Sturb(蘭)。 EDMの延長線上で楽しむ突き抜けた音像、珍しくドミナントモーションを仕込んだメロディは感情豊か。 天に両腕を掲げれば、どこでも満ち足りた幸せを感じられる…
東京を拠点に活動する3組のハードコアDJ・TOKYO BURST PROJECT、Kamikaze、MIDI Warが集結した1曲。 近代的トラックにKamikazeのオールドスクールバイブスが完璧な塩梅で融合し、Daisuke・MIDI Warがその心を説く。 2MCの放つメッセージが錆び付いたアングラ…
シャンソンなどのカバーを主にリリースしてきたガールズバンド「Les MAUVAIS GARÇONNES」(レ・モーヴェ・ギャルソンヌ)。 あまたのアーティストがカバーしたエディット・ピアフの名曲を、2分半パンクで駆け抜ける。CMにも起用されてインパクトを感じてた。…