2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
4s4kiが拓く新しい世界と仮想現実。 maeshima soshiとともに紡いだビートは疾走感とサイバー感満点で、切なる寂しさが推進力に変わる。割かしエクスペリメンタルなカラーも良い。 ニューアルバム『Killer in Neverland』のリリースは前作からたったの1年強、…
オランダハードスタイルの大御所プロデューサーDJ Isaac、そしてD-Block & S-te-Fan。久々のド真ん中コラボ。 「私はパーティーの奴隷」というメッセージは言うなればパーティーへの賛美歌であり、両腕を広げながら人々を大らかに迎え入れる雰囲気がある。 …
ビヨンセ7作目のソロアルバム「RENAISSANCE」からの先行シングルは、なんとガラージ系のハウス。 Big Freedia「Explode」をサンプリングした開幕は強烈で、メッセージ性との相乗効果を発揮する。 2022年にハウスを持ってくるという点でドレイクとも比較され…
前から好きなメキシコのロドリーゴ・イ・ガブリエーラ。アコギ2台だけでここまでバチバチに聴かせる奏者はきっとほかにいない。 乗りやすいテンポ、リズミカルなライン…「Tamacun」と比肩するライブ定番曲とされるほど、アガる要素に満ちている。 2人の演奏…
Sub Urbanの妖しくエッジィな魅力の詰まったアルバム「HIVE」からのシングルカット。 PARAMOURは「愛人」を意味するが、逃げ場のないほの暗さを音からも予感させる。 「アナと雪の女王 2」での歌唱で知られる神秘的な雰囲気のシンガーAURORAの存在が、ここで…
Twitterにて発見。 インダストリアルやトラップメタルの流れを汲みつつ、ハーシュでエクスペリメンタルなサウンドデザイン。アツい。 Dreadlxcz本人はこの音楽スタイルを「Distrocore」であると説明していて、トラップメタルとの親和性について認識を共有し…
「System Crushed」荒くれキックのMBKをもってしても破格の壊れっぷりで、ここまで壊してくれてありがとうと言いたくなる。 280BPMという速さも他の追随を許さぬレベルで、フロアが木っ端微塵になるところが見てみたい。 よく聴くとカットアップで使われてい…
端的に言えば、ロシアのポップスをNightcore化した曲。 普段Nightcoreと聞くと辟易しがちな自分でも、ハードスタイル的なキックにこの勢いは素直にいいと感じた。 アーティストが分からないので原曲のアーティスト名を記載しておく。 www.youtube.com www.yo…
一見するとB級グルメが主役のご当地ソングだが、この曲はなんと人気アニメシリーズ「イナズマイレブン」のエンディングテーマ”青春おでん”としてカバーされたことがある。 クサい歌謡曲はRIZARDIおよび別名義Ryuseiの必須栄養素であるから、カバー同様急速に…
KONAMIの新音ゲー「DANCE aROUND」を初めてプレーして、そこで選曲した1曲がコレ。 ジャージークラブともトラップともつかないビートにウワモノでエキゾチックが入るというミクスチャーっぷりが楽しい。 DDR, DANCERUSH STARDOMも含めて、ちょいちょい海外の…
最近、本格的に低速ハードコアの機運が高まってきたと感じる。 あのNightshift(伊)もそこに乗って、”I AM DOOM”はなんとEnzyme的な空気のトラックになった。 DJ Mad Dogが”Downtempo EP”を出したのはセンセーショナルだったし、Dogfight Recordsはかなりこ…
田島ハルコのネットミーム・流行語をこれでもかと畳みかけるストロングスタイル。バイレファンキかけ子の”桁違い”ビート急襲。令和サウンドの到達点。 ”バイレファンキ”の名前とは裏腹にRAVEを爆走し、アゲの限界などないさながらイザナギ景気とジンバブエド…
シェアハウスで音楽制作する企画から生まれた数奇なユニット「Goose house」の曲。 ボーカルを務めるメンバーが多いため、全員で歌う「暗闇も光るなら 星空になる」というラインがビカッと眩しく感じられる。 青春というシチュエーションがピッタリくる。そ…
キラキラしているのにカオスを感じる。 細やかに作り込まれたドロップのグルーヴに、Future Bass, Riddim, Hyperpopあたりの要素を見つけ出すことができる。 TrapはともかくTribalからは程遠いのに、リリース元はTribal Trap。 www.youtube.com
オーストラリアの先住民・アボリジニに伝わる民族楽器「ディジュリドゥ」奏者CHAPA DIDGERIDOOによる、ワールドミュージックとテクノ・トランスの融合。 この日新宿で路上パフォーマンスする姿が偶然目に止まり、サイケデリックなサウンドに釘付けになった(…
生で聴くことができたポエトリーリーディング系ミュージシャン「どこかの公園ズ」。 ヒップホップはいろいろ聴くけど、その中でもポエトリーリーディングは時々無性に立ち返りたくなる。 うねりをもって紡がれるラインの数々。それは悲劇か、諧謔か? www.yo…
秋葉原を舞台に展開する秘密のビジネス。 ラッパーMarukidoはこの曲で異なるトーンを使い分け、さらに妖しさ(怪しさ?)を醸し出している。 合法JK…それは矛盾を孕んだ存在か、あるいは? www.youtube.com
気分が向いてleroy (c0ncernn) ばかりを聴いていた日。 「...during pride month?」――プライド月間はまさに今月のこと――はリムショットの連打が耳を引く。 無窮動なビートの挿入や自由奔放なサンプリングでとかく情報量を保持、わずか一年ほどで大量の楽曲を…
最新EP「AHIRU」より。 釈迦坊主自身がトラックメイクからミックス・マスタリングまで手掛けており、サイバーで底知れぬ世界観を提示。 同EPには「Pandemonium」やTohjiとの「Moon Sun」のようにビートがビシッと刻まれる魅せ方もあり、この浮遊感とのコント…
”国民的音楽”「マツケンサンバII」…アレがIIならIもある。「マツケンサンバI」はなぜかイントロが2分近くあるため、初めはインストかと疑えるほど。 IIはそもそもJ-POPであるという点で例に漏れず、Iはサンバというよりラテン歌謡としての筋が強い。 このIも…
日本の沖縄民謡の歌声とインドネシアのケチャの歌声が、西洋的なロックビートの上でせめぎあう。 ”多国籍的”といえばそれまでだけども、まさにそういうことが起こっているし、そういう音楽として初めからあったかのように立っている。 ループを主体としたビ…
「GO DADDY GO」がTikTokのダンス動画でブームなりになり、Jersey Clubのビートをまた一歩身近にさせた人物。 ところがどっこい、コレは185BPMと超次元的に速い。 しかも1分強と短いため、初めて聴くと体感時間が短く感じるかもしれない。 www.youtube.com
日本のDJが使ってて覚えた。括るとすればDariacoreってやつ。 基本的にはポケモンのゲームを至る所にモチーフとしているらしく、SEにも注目。 もっと出音をバグらせるプロデューサーが山ほどいる中、聴きやすくまとまってるといえるかも。 soundcloud.com
オランダで流行ってるっぽいアーティスト。日本に滅多に情報が流れてこない。 Vieze Asbakがハードコア系でgladde palingがドラムンベース系。キャッチーというより相当なキワモノで、そこに謎の引力を感じる(Rattata=コラッタ)。 特にVieze AsbakはGPFよ…
オランダのハードスタイル界隈における重要人物3組Coone・Da Tweekaz・Hard Driverは、「THE ELITE」としてこれまで15曲以上合作を重ねてきた。 ハードスタイルの曲展開における模範というべきあらゆるパターンが、最高峰のどれも最高峰のテクニックで聴ける…
ホロライブのVTuber星街すいせい・TAKU INOUEらが、新プロジェクト「Midnight Grand Orchestra」を始動。 「Stellar Stellar」などでも共作している2人の相性は推して知るべし…「SOS」では生楽器とエレクトロサウンドが混然一体となり、躍動感とスペクタクル…
東方Projectの二次創作はスマホゲーにも響き渡っている。 サイバーなビートの疾走感が何よりの聴き所で、強烈な”少女さとり”のメロディに程よくアレンジが入ることで新鮮さが保たれている。 「東方LostWord」ではなんと相川七瀬や田原俊彦も東方アレンジを歌…
シブくて味わい深い低音ボイスが特徴のiri。 自身の年齢を冠する等身大な表現に、ヒップホップ・R&Bに接近した歌唱スタイルがカッコよくはまる。 翳りの中でも、未来に向かってポジティブになれるそんな感じ。 swww.youtube.com
広瀬香美によるカバー曲・コラボによるセルフカバー・新曲を詰め込んだアルバム「歌ってみた 歌われてみた」の1曲。 鬼龍院翔を相手に「女々しくて」よろしく「ゲレンデが!ゲレンデが!ゲレンデが!」とピアノでぶつける思い切り。自身の曲であるだけに、…