RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

J-POP

MELODY (prod.by BREIMEN) / 岡野昭仁×井口理 (5/19)

ポルノグラフィティの岡野昭仁とKing Gnuのヴォーカル井口理のビッグコラボが実現。 BREIMENの手がけたファンクサウンドにはひらひらしたノリが宿っていて、心地よさが増長される。 そして、歌詞が整然と組まれていて美しい。 www.youtube.com

JUSTadICE / 大森靖子 (5/18)

アニメ「ブラッククローバー」主題歌。読み方は「ジャスト ア ダイス」。 シンガーソングライターの大森靖子自ら作詞・作曲し、アイドルポップやロックを通して磨かれた無二のエッジーさが詰まった激情の一曲。 曲のフル尺より1分以上長いオフィシャルのミュ…

ならばおさらば / P丸様。 (5/14)

動画制作者としてのみならず、アーティストとしても爆進中の”P丸様。”。 クリープハイプの尾崎世界観が作詞作曲しキタニタツヤが編曲した「ならばおさらば」は、吐き捨ての切れ味が高い新境地。 一方で、随所に見られる細かい押韻とリフレインに、ネット音楽…

アトラクトライト / *Luna (5/13)

ボカロPの*Lunaが描く、爽やかなジュブナイルソング。VOCALOIDの鏡音レンでも発表されていて、YouTubeでは歌い手のゆあるが歌唱。 収録アルバムのタイトルにはラズ”ライト”(Lazurite…青い鉱石)とついており、アトラクト”ライト”(Attract Light)にもおの…

NA NA NA NA / ジョイマン高木 ウィズA (5/7)

”NA NA NA NA!” ジョイマンだけどラップは封印。 高木晋也の声といえば脱力系、それでも歌は活発に歌っていて、コミカルさがだんだんハマってくる。 共作相手のAは元センチメンタル・バス(Sunny Day Sundayほか)の鈴木秋則を指している。 open.spotify.com

キメラ / DECO*27 (4/25)

ボカロPとして今もなお最先端を行くDECO*27の新曲で、「ズームイン!!サタデー」のテーマソングに起用されている。 タイアップに初音ミクをぶつけるだけでなく、さらにクリエイションに対する評価に毒づく尖った内容を込め、挑戦的なスタンスが見て取れる。 …

REFLECTION (feat. 中村佳穂) / tofubeats (4/18)

tofubeatsと中村佳穂、遠いようで近いような2人のバイブスが交差する。 超高速のドラムンベースビートがこのムードの演出として巧い。 こうしてみればすごく似合うけど、全く想像が付かなかったコラボ。 https://www.youtube.com/watch?v=Af0rvkpPMjY

Diver×Diver / MonsterZ MATE (4/9)

VTuberユニットMonsterZ MATE。VTuberとしては珍しく、歌い手un:cとラッパー高坂はしやんという正体が本人により明かされている。 MZMを聴き始めて1日目、ノリも爽快×ラップとボーカルの掛け合いも爽快で好感を持った曲。 VTuberアーティストに少しずつ詳し…

Epilogue feat. リリィミズサキ / DYES IWASAKI (4/8)

FAKE TYPE.のトラックメイカーとしても知られるDYES IWASAKIのアルバム「TOKYO NEO SWING」を締めくくる。 切なさがピークな「Epilogue」で、日本的な趣が濃く見えてくる。 海外からもリミキサーを迎え、一層国産エレクトロスウィングを突き詰める一枚。 you…

太陽に背いて / 佐藤千亜妃と金子ノブアキと小林武史 (4/3)

2017年、小林武史のプロデュースした東京メトロのCMソング。 ドラムは金子ノブアキが、そして作詞・作曲・歌唱はきのこ帝国のボーカル佐藤千亜妃が務め、メロウで切ないセッションに。 楽曲全体を覆う”憂い”感は、陽の当たらない地下鉄とリンクしているのか…

サクラ〜卒業できなかった君へ〜 / 半崎美子 (3/27)

卒業に際して卒業を前に旅立ってしまった人を想うという、数多ある卒業ソングとしては趣の異なる歌。 言葉を飾らない分情景は強く立ち、誰もがそれを想像することができる。 半崎美子の歌声の切なさに、泣ける名曲としても名高い。 www.youtube.com

Re:Candy / FAKY (3/15)

avexのダンスボーカルグループ・FAKYのヒット曲「CANDY」をリアレンジしたのが「Re:Candy」。 冒頭はいきなりヴォーカルやシンセで作るリフのキレが、サビでは一気に転調が入りつつハーモニーの豊かさ・伸びやかさが迫ってくる。「CANDY」が出た頃から掴まれ…

Quick Report / 岡崎体育 (3/9)

岡崎体育新AL「FIGHT CLUB」より、ライブ直後に音楽メディアが公開するダイジェスト記事<クイックレポート>をパロディしたその名も「Quick Report」。 岡崎体育が架空の曲でもって架空のライブの「観客のボルテージを一気に最高潮にする」という内容を<ク…

DOPAMINE / m-flo loves EMYLI & Diggy-MO' (3/4)

リリースは2005年。 目まぐるしい展開のパーティーナンバーで、スネアを倍で打つぶっとび感が幸せになれる。 EMYLIのボーカルとDiggy-MO'(SOUL'd OUT)のラップの橋渡しをこんなにも自然にやってのけてしまう、m-floのセンスはエバーグリーン。 www.youtube…

Gravity / BUMP OF CHICKEN

昔ながらのポケモンファンならきっと忘れられないあの「アカシア」とタメを張るカップリング曲であり、ゆっくりと盛り上がっていく展開が「アカシア」の爽やかさと好対照。 何気ない日常の一ページを切り取り、シンボリックな表現で心を揺さぶる曲に織り上げ…

ありがとう、そしてさよなら / コアラモード. (3/2)

春、卒業の季節。偶然見つけた1曲。 切なくもポジティブで、優しく純真な気持ちになれる。 このたたずまいは卒業ソングとして教科書に載りそう。 www.youtube.com

残響散歌 / Aimer (3/1)

街中で少し聴いていて、のちに発見。 あの「紅蓮華」に次ぐアニメ鬼滅の主題歌であることは、LiSAは情熱的で溌溂系/Aimerはクールで儚い系みたいなイメージがあってか意外に思った。 トラックも歌もすごい熱気で、Aimerの見方が変わった。 youtu.be

セックス / かかし (2/4)

平成時代、FLASH動画ブームで生まれた”セッ…”の元曲は、昭和のフォークバンド(この曲は電子音楽)の歌。その割にタイトル全然伏せてなくて笑ったり。 CDは絶版だがサブスクでは聴けて、動画ではなく音楽として向き合うことで、詞のアイデアはもとよりサンプ…

巣食いのて / 長谷川白紙 + 諭吉佳作/men

洒脱な土台にエレクトロニカやブレイクコアの躁感をポンと提示してしまう長谷川白紙の爆発力。 捉えどころのなさを言うなら諭吉佳作/menも通じるところがあって、この2人によって何が起こるか分からない緊迫感がさらにきめ細かくなってくる。 Hyperpopにもあ…

曇天 / amazarashi

思えばあまり聴く機会が少なかったamazarashiを、新しめのリリースからさらってみた。 令和二年とはすなわちコロナ禍の日々であり、雲行きが怪しいばかりの世界を生きていく様が”ポエトリーリーディング”というスタイルで歌われる。 沈んだムードを感じつつ…

背徳のシナリオ / Wink (12/28)

Winkのシングル曲。 どこかゴシックな雰囲気を纏っているのが良くて、Winkだと特に好きな曲。 バッキングボーカルにハッキリ男声が入っているのが、いい感じに馴染んでいると感じる。 youtu.be

のこいのこ新発売! / のこいのこ

明朗で独特な声を武器に、数多くのCMソングを手掛けてきた女性シンガー・のこいのこのオリジナル曲。若い人は知ってるだろうか?? 2分間の目まぐるしい展開は、まるで”のこいのこ”という商品をあの手この手で売りまくるかのよう。 この曲の登場している昔か…

BEAUTIFUL BEAST / DEVIL NO ID (12/15)

攻撃的なEDM~ベースミュージックを武器にする、ダンスボーカルグループとしては異色のDEVIL NO ID。 ドリーミーな歌からRawstyle?やTrapになだれ込む衝撃は、AA=の上田剛士が手掛けたとくれば疑いようもないハード&ポップ。 現在はもう活動終了している…

Grown (feat. 空音 & yama) / Yaffle

ポケモン25周年を記念するグローバルなコンピレーションに、日本人として参加したYaffle(ポケモン世代)。 おおよその素材は同じ兄弟曲「Reconnect」に対し、こちらは鬼バズラッパー&歌手の空音 & yamaが彩る。「Reconnect」がアメリカ寄りなら「Grown」は…

Knife Edge Caress / 偶然のナイフ・エッジ・カレス / Flipper's Guitar(フリッパーズ・ギター)

小沢健二や小山田圭吾をメンバーに有したバンドで、解散までわずか2年と超短かった。 飄々としていて捕らえどころのない「カメラ・トーク」の中でいきなり突き刺してくるおかげで、個人的に一番食らった。 最初タイトルが謎だったけど、その突然感でスッと解…

命に嫌われている。 / カンザキイオリ

ボカロP・カンザキイオリの出世作であり、初音ミクでの発表ののちにセルフカバーに転向した。 自分は死んでもいいと歌いながら、それが命を軽々しく見ることだと説く。死生観と生き足掻く心、激情の裏の矛盾を突き付ける。 朗々とした歌声と磨かれた詩は、ど…

Rose / shela

shelaは、浜崎あゆみや倖田來未などと同じくavexからデビューした女性歌手。ゼロ年代には特に活躍し、アニメやドラマのタイアップも経験してきた。 近々の音楽活動は見られず、このイケイケのavex感もあって、多くの人に懐メロとして聴かれている印象があっ…

DELICIOUS. / TWEEDEES (11/17)

Cymbalsなどで活躍した沖井礼二が現在在籍しているバンド・TWEEDEES。 何となくpop'n musicの「neu」(別称ニエンテ)っぽいなと思った。「neu」の方が10年以上リリースが先でも、逆に「neu」作曲者のwacに多大な影響をもたらしたのが沖井礼二であることはよ…

The Silence / 9mm Parabellum Bullet

演奏の烈しさとは裏腹な叙情性あふれるメロディ使いでハマったバンド。 ”The Silence”は2013年のアルバム「Dawning」の最後に位置する疾走曲。サビのコードの動き方が熱いことをよく覚えていた。 久々に”生命のワルツ”を聴こうと思ったら続けて色々聴いてし…

Another Great Day!! / LiSA (11/2)

LiSAのロックスターな一面が、B'zの松本孝弘 (TAK MATSUMOTO)とパーフェクトな相性を見せる。 力強いミドルテンポロックもいいし、それでいて核はポジティブなポップにある。TAK MATSUMOTOのバランス感が凄い。 収録AL「LADYBUG」には他にも女王蜂・SiMとの…