”生まれてから死ぬまで” 淡々と歌い続ける曲。歌詞を読みながらチラチラ再生時間を見る。 ピノキオピーの曲で知ってるのはだいぶ毒々しい所ばかりだったせいか、ちょっと過激な展開を想像したりもした。 人生の始まりも終わりもあっけないものと感じさせられ…
我が道を行くアイドルグループ、我儘ラキア。 最新EPで一番刺さったのが「SWSW」。オルタナティブという形容が似合う。 メタルやトラップといった強烈なサウンドの中で星熊南巫(ほしくまみなみ)のパワーボーカルやMIRIのラップがよく映える。 open.spotify…
ちょくちょく合作を出しているこの2人。その中でもコレが一番食らった。 MoHというよりSnakepitみたいな野性的ノリが出ていて、今自分の中でとりわけキテるUptempoといえる。 ラップサンプルはLimp Bizkitか。キレが良くて曲の推進力が高まる。 www.youtube.…
名前から自然と海外のグラインド系バンドを想像して身構えていたら、メロスピらしさ・デスらしさの共存する濃密で親しみやすいメタル。おまけにいわゆるクサメロ全開系。 調べてみるとその正体は「Zemeth」というプロジェクトを展開するJUNYAという人物であ…
頻繁に日本語ボーカルを披露するのが印象的なポップユニット、それがケロケロボニト(英)。 タイトルやシンプルなビートからはファンシーな雰囲気が漂うのに、「血が噴き出るまで舌なくなれ」「死ぬまで頭噛みつくぞ」等々リリックがとにかく物騒。 我々ヒ…
スリップノットが最新アルバム「The End, So Far」をリリースしたと聞いて、無性に初期作を辿りたくなった。 ロックか?メタルか?的な議論は個人的に気にしていなくて、激しく・奇怪で・猟奇的な音楽が1stで顕現してしまっていることに恐れ入る。「Scissors…
イントロの音色はもろPhonk。でも全体としてはロシア語ヒップホップの印象が強い。 Kaito Shoma以外はお初のアーティストだったため、ここからたどって見つけた。 ”Kaito Shoma”は日本の名前っぽく見えてロシアのプロデューサーで、Kordhell同様Phonkの筆頭…
マドンナの名曲「Hung Up」に、ドミニカ共和国のシンガーTokischa(トキーシャ)が電撃参戦。一緒に歌うというよりアイコンとして存在する感じ。 Tokischaの活躍の勢いがますます止まらなくなってきた。 MVやパフォーマンスにおいて、2人体を密着させキスを…
Charli XCXなどへの楽曲提供で知られるMura Masa、最近は相当Hyperpopに寄ってきてる。 アルバム「demon time」にはなんと日本からTohjiが参加。 Mura Masaとともに打ち出すは次元を超えた浮遊感。 www.youtube.com
アルバムを機にすっかりD'ortのトリコになってしまった私。 タイトルはウクライナの伝統舞踊を指す言葉で、ホパークと読む。ドロップはいつも通りな感じでも、民族舞曲的な演出は相当凝っていると思う。 終盤で音がより高い新しいメロディを出してくる構成も…
音楽仲間に教えてもらったバンド・SALTY DOGが面白い。メタルコア辺りのスタイルを絶妙に日本らしいキャッチーさで噛み砕きつつ、ヘヴィに放つ。 INGERはノルウェー出身で、SALTY DOGの元シンガー。つまり新旧ボーカルが相見えたのがこの曲。 制作スタイルか…
ハードでありながらハーモニーにも力が入っているWarmongerの新EP。 ダークなオーラで空気を満たすサウンド感が、どこかAngerfistを思い起こさせる。 SoundCloudのジャンルタグがTrapになってる?? soundcloud.com
今月登場したばかりのEP「Himikoroid」。 和スピリチュアル?と情け容赦ないビートが飛び交うエクストリームスタイル。 思えば卑弥呼は国を統べる女王として歴史に名を刻みながら、大変ミステリアスな存在だった。 fujimi.bandcamp.com
Dim Makならではのオラオラ系トラップ。 ビートの力点がベースからキックに切り替わったり、聴きどころをしっかり分散して\オゥケィ!!/。 最近Royal & the SerpentのリミックスでOokayの名前が出てきて意表を突かれたことを思い出した。 www.youtube.com
DitzKickz経由で発見した謎のコンポーザーの曲。先月出たばかりらしい。 Dimitri Kあたりが得意なムニムニしたキックが当然のように出てきて、本場の凄みに思いを馳せる。 ついでに前にブログに書いたDitzKickzの曲に関し、SoundCloudからの消失を確認。南無。 o…
知る人ぞ知る「都市伝説」を生み出したノイズバンド・カールマイヤー。件の曲をリリースしたのは1992年とされるが、こちらは実に30年を経て登場した新音源。 女性のスキャット?が続くパートは何かとゾワっとして、ホラー映画を観ているかのようなほかに類を…
TAKU INOUEはやっぱり料理が絶妙。 毒々しいビートで大胆に塗り替えても、原曲の地点でメロディやキメのリズムは十分立ってるから埋もれない。各所の宣伝では”ハイパーポップ”と称されている。 なぜ3分の演奏にこだわっているかの答えは、元がカップヌードル…
フランスのポップスながらもエキゾチック。 そして思わず没入してしまう洗練された美しさ。 世界的人気が見受けられる曲ながらこれまで自分と巡り合わせがなくて、出会えて良かった。 www.youtube.com
ホロライブのVTuber5人からなるユニットが歌う夏の新曲。 ホロライブの音楽担当としてすっかり堂に入ったかめりあならではの、緩急自在ほぼ反復なしの平歌。テンポもリズムも変わりまくって、これ歌いきるの絶対に大変なはず… VTuberってある意味でのクリエ…
ヒップホップやトラップといったギャングスタ的音楽が元でありながら、ゲーム配信などのナード的カルチャーの歩みよりによってユニークな浸透を見せるPhonk。 同じPhonkと言えどもSinixterとかSxmpraみたいなラップに限らず、この曲のようにインストのテクノ…
15年以上も前のAngerfistが、Radical Redemptionの力でカムバック。ホラー志向がもっと露骨だった時代。 驚くべきは、昨今増えてきたピッチが高い類のキックが原曲当時の地点で出ていること。あの頃から実に怪物めいた音楽をやっていたのだと改めて実感。 An…
2日連続のイベント。RedOgreがパーティーを締めくくった1曲が、オッフェンバックの「天国と地獄」をアレンジしたこの曲。 親しみやすいあのメロディが優しくファンシーな音色で鳴っていることで、スピードコアのキックの勢いが一段と立つ。 パフォーマンスと…
たまたま誘われたイベントが衝撃のオンパレードだった。ピアノの一音から始まるこの曲は、本人のライブセットで披露されたうちの1曲で間違いないだろう。 インダストリアルなノイズが空間を埋め尽くす中、金属製の謎のパーカッションを打ち鳴らす姿は、自分…
海外レーベル・ネット音楽・音ゲーととんでもないスピード感でキャリアを積むTatsunoshin(元・4*)が電音部に参戦の一報。 ブレイク(歌)→ドロップの流れでガチガチなRawstyleの音使いに切り替わり、Tatsunoshinが注いだエネルギーの凄まじさを受ける。電…
Da Tweekazがよくやってるナツメロをハードスタイルに復刻させるやつ。 もちろん元ネタは「ランバダ」で、自分にとっては最近思い出深い。「Moskau」といいグローバルで熱いチョイスだと感服するばかり。 EDMの方からTony Juniorもかなりのパーティー野郎感…
以前別名義の方でお世話になった企画「8小節トラックアワード」から誕生した、元はといえば都会系なチルナンバー。 程よく脱力したカジュアルな掛け合いはそのままに、作曲者の余興による明るくギラついたリミックスで空気は大きく様変わり。 この両側面のバ…
これぞまさにBarongの隠し玉。 ハードコアともサイケとも一味違ったレイヴチューンで、ちょうどいいテンポでアガル。 この手の曲だとボイスのサンプルがここまで少ないのは珍しい気がする。 www.youtube.com
Harsh Recordsに露骨にSickmodeみたいなRawがあった。 ABS3NTの「DANCE MANIA EP」がこれ含めどの曲も好みだったついでに、Harsh RecordsがTrapとかPsyよりもRawstyleに寄って来たことも知る。 Rawstyleの音が近年のHardstyleになってきてる。 soundcloud.com
Dogfightで異彩を放っていたOdiumが、最近はソロでリリースを続けている。 原曲を忠実にブレイク部分にコンバートしたりPsycore系のドロップを挟む演出が、曲を引き締めて説得力を感じさせる。 原曲はJourneyというバンドの曲で、なんと「PVがダサすぎる曲」…
ダークで儚げな原曲が跡形もなく完全変化。Dariacore~Hyperflipみたいな方針? ややもすればグロテスクな印象もありつつ、ポップの形をアップデートした流石はAlice Longyu Gao。 ラスト10秒でガリッとビートチェンジする追い討ちも好き。 open.spotify.com…