RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

METAL

rotten MIND / Qoiet (10/30)

一つ前のアルバム「COPING〜」がダウナーなメタル系だったのが、アッパーなダブステップを取り戻してきた感じ。 EPのため全体で15分と短めながら、相当な存在感を残してくる。 イントロの「ヴォエッ…ェ・ェ・エ・エ!!」がめちゃくちゃにフリーキーnaPOINT。…

My Head Is A Prison / PRXJEK (10/25)

今日も今日とて激情のトラップメタルを。 サブべ全開でノイジーに叫びまくってる曲にある種の救いを感じてきたこの頃。 NXSTYとのコラボが見つかって、意外な関連性。NXSTY好きだしもっと前にも聴いていたのかもしれない。 youtu.be

The Bard’s Last Note / Ricky Desktop & Kim Dracula (10/24)

「Fuck!!」のシャウトでいきなり音圧が上がるショッキングな音楽の好例。何かは知らんがTikTokとかで流行ってそう。 Ricky Desktop、Kim Dracula単体でチェックしても、好みなナンバーが色々見つかる。 他にも1曲が1~2分台で収まる傾向があるせいか、ここ数…

We Are Become Fire / Ember Falls

クリーンボーカルとシャウト&グロウルでそれぞれボーカルを立てるメタルはやっぱり燃える。 転調しながら突き進み、シリアスでエモーショナルなエッセンスはポップスにもつながるところがあって、深く頼もしい聴き応えがある。 Ember Fallsはフィンランドの…

Dicks Out for Harambe / XavlegbmaofffassssitimiwoamndutroabcwapwaeiippohfffX

今日における最狂バンド名なことは揺るぎない「XavlegbmaofffassssitimiwoamndutroabcwapwaeiippohfffX」。読むのは放棄しがち。 デス〜グラインド系としては彩りある展開構成で、ほんの少しだけポップさも垣間見える。 これが「名前に似合わぬ」評価なのか…

FUCK WITH A WITCH 2 / Banshee (10/13)

トラップメタル系のビートをスクリームで歌う女性シンガーを発見。人の死を予告し泣き叫ぶと信じられている妖精・”Banshee”という名前は比喩として相当しっくり来る。 1分30秒の短い曲ながらインパクト絶大で、俄然その存在が気になった。 アーティストロゴ…

Dreh auf! / We Butter The Bread With Butter (9/20)

ドイツのメタルバンド「We Butter The Bread With Butter」を発見。(最初ちょっと覚えにくかった) ヘヴィなリフの気持ちよさでグイグイ気分が上がり、ブレイクダウンでエレクトロっぽく急旋回。ここメリハリが効いてる。 ちょうどアルバム発売の時期らしく…

Analyzing The Clinical Abnormalities Of Rigor Mortis / Last Days Of Humanity (9/12)

日本だと「荒みストリート」としてネットに話題を呼んだLast Days Of Humanityが、今年アルバムを出していた情報を掴んだ。 最後のこの曲(41曲目)を選んだのは短過ぎず曲展開が立っている点と、ボーカルの中高域がクッキリしていてよりゴボゴボ感が気味悪…

Salma Hayek / WARGASM (9/8)

イギリスのメタル系ユニットWARGASM…きのうのRoyal & The Serpentと同じSpotifyプレイリスト「misfit 2.0」からの出会い。 ところどころにエレクトロ的な要素も入っていて聴き応えがあって、そしてタイトルがもろに女優の名前なのも気をひかれるところ。 バ…

no such thing as good and evil / Deli Girls (8/19)

電子音でパンキッシュで、さながら新世代のAtari Teenage Riot的な趣がある?Deli Girls(2人組)の音楽。 噛みつくようなヴォーカルと轟音に身を任せれば、脳内にモッシュピットの予感。 この曲はシングルとしてbandcampからフリーDLが可能。 www.youtube.c…

B4NGB4NG! ft. TYOSiN, Kamiyada+ / Within Destruction (8/9)

スロベニアのデスコアバンドWithin Destruction。Within Temptationではない。 日本語のタイトルもあり、どういうわけか日本への傾倒が激しい上、トラップ系ヒップホップに移行するのが希少性高い。 TYOSiNとKamiyada+という人選はメタルフレンドリーで、イ…

Lock Me Up / Sullivan King

Sullivan Kingの最新アルバムで一番グッときたのがコレ。いよいよ彼がダブステップのDJであることを忘れそう。 パンクっぽい要素もあるから、ポスト・ハードコアと分類してみるのがベターかもしれない。 MVには昔懐かしい歌詞テロップ。Sullivan King本人が…

Act III: The Bloody Verdict of Verden / Christopher Lee (6/5)

大御所俳優クリストファー・リーは、87歳にしてメタルのコンセプトアルバムをリリースしている。 威厳に満ちてかつファンタジックなバリトンボイスを響かせ、物語の主役「カール大帝」を演じながら歌い上げた。 曲を手掛けたMarco Sabiuはメタル畑ではなく、…

Angus McFife / GLORYHAMMER

この頃のGLORYHAMMERは中世ヨーロッパ的ファンタジー物語のコンセプトを背負っていて、Angus McFife(アンガス・マクファイフ)はその主人公の名前とされている。 もともとRhapsodyが好きだったから、Spotifyでメタルを漁る途中でも手を止め聴き入る他は無し…

GREED / Betrayer Death Penalty

国産メタルバンドBetrayer Death Penaltyのアルバムから1曲。 七つの大罪から”強欲”をタイトルに冠するこの曲は9分に迫るシリアスな展開を見せ、とりわけストリングスやキーボードのアレンジは劇的。 改めてバンド名を見ると”裏切者死刑”とキャッチーだった…

Parpaing (feat. George "Corpsegrinder" Fisher) / Igorrr

電子ビートを扱うメタルユニットと化しているIgorrr…それもそのはず、今はMetal Blade Recordsに所属しているらしく納得の頷き。 2019年のアルバム「Spirituality and Distortion」には、なんとカンニバル・コープスのヴォーカリストがゲストで参戦。純度が…

Immoral / Koalaz

実のところ別の”Koalaz”を探すうちに偶然出会った、これぞDEATHSTEP。 突き刺さるスネアドラムおよび無慈悲に呻くベースを聴きながら、地元の道を歩く異世界観。 「ズのムレム乙」という表記は公式なようでなんともユニークに見える。 soundcloud.com

Chega de Saudade / Huaska

ボサノヴァなのにメタル。一見方法論が結びつかなそうな2つの音楽ジャンルを共に追い求めるのがブラジルのバンドHuaska。 アルバムの1曲目にあたるこの曲はHuaskaのスタイルそのもので、ボサノバの重鎮ジョアン・ジルベルトの名曲「想いあふれて(邦題)」の…

Flamenco Diablo / Yngwie Malmsteen

泣く子も黙るギターヒーロー・イングヴェイ・マルムスティーン。 クラシック音楽の手法をメタルに昇華させる感覚がそのままワールドミュージックにはまった、渋くて異色のインスト曲。 スペイン風とスピード感・フレーズが絶妙に好みにマッチしていて、何度…

Overconfidence (Remixed by Teru from Crossfaith) / Tallah & Crossfaith

メタルバンドTallah(米)の曲を、メタルバンドのCrossfaith(日)がリミックスする珍しい展開。 ビリビリする見事なダブステップとのミクスチャーに、ロックを経験してきたKnife Partyにも近い要素を感じる。 各種コラボとは違ってCrossfaith側がサウンドメ…

Itch for the Cure (When Will We Be Free?) 〜 Kingslayer (feat. BABYMETAL) / Bring Me The Horizon

ダニ・フィルス、ホールジーなどワクワクするコラボを連発したBMTHが、今度はBABYMETALとの共演を実現。恐らく「Itch for the Cure (When Will We Be Free?)」は「Kingslayer」の前奏曲にあたる。 バイオレンスでも勇壮さが出てて、ドラムンベース寄りのビー…

Meat Hook (feat. Jørgen Munkeby) / Marty Friedman

エンペラーのイーサーンなどとも関わりがあり、ジャズの趣を解するヨルゲン・ミュンケービー(諾)がマーティ・フリードマン(米)と合流し、サックスとギターのプログレッシヴなバトルが繰り広げられる。 マーティ・フリードマンは日本に拠点を置いて活躍す…

Archangel / Amaranthe

Amaranthe(アマランス)がNuclear Blastに移籍後初のアルバム「Manifest」をドロップ。 中でも「Archangel」は勇壮で、パワー・メタル的な主題とキャッチーさを聴かせる一曲。 Battle Beastのノーラ・ロウヒモ(Vo.)との「Strong」、ヒップホップに肉薄し…

Not Over Til We Say So (feat. Emma Anzai of Sick Puppies) / Blue Stahli

Blue Stahli(米)が作り出すエレクトロニック×メタルサウンドが凄い。 Emma AnzaiのタフなヴォーカルはHR/HM系そのものでも、聴こえてくる音の端々にデジタルな風合いが宿っていて、ダンスミュージックとの親和性すら感じさせる。 ※追記:Emma Anzaiはプレ…

Machu Picchu / Ailiph Doepa

「musicる TV」で観て、初めて聴いたバンド。読みは「アイリフドーパ」。 まずは代表曲をと調べたどり着いた曲がまさかのカオティック展開。もともとホルモンとかSOADみたいなコンプレックスなロック好きなもんで俄然気になった。 全文英語かと思っていたら…

アグレッシブガール / OTMGirls feat.アグレッシブ烈子

Netflixアニメ「アグレッシブ烈子」の劇中アイドルユニット「OTMGirls」の転換点。シャウトするならヒトカラがポリシーの烈子が、”フィーチャリング”された理由とは?(詳細はアニメで) エピックなイントロ→ザクザクのAパート→あとは溌溂にメロディ…かつてB…

Pray For The Sun / COMMISSIONER

デスメタルもエレクトロもこなす人材BIG CHOCOLATEが、かつてリミックスを担当したスーサイド・サイレンスの当時のVo. Mitch Luckerと組んだタッグ「COMMISSIONER」。 KOЯNの「The Path Of Totality」より先にメタル×ダブステップを世に放ったと知って、唯一…

crown FACELESS / Qoiet & Barenhvrd

Qoiet(独)は最近Kayzoとも合作を出していて、ダブステップのビートにメタルを合わせるスリリングなスタイルを展開している。 「crown FACELESS」は去年の曲で、何とも骨太で禍々しい。てかところどころトラップっぽい。 バンドが見えてきそうなメタルパー…

Trackless wilderness / Noah

去年、SEGAの音ゲー「CHUNITHM」の楽曲公募を勝ち上がって収録された1曲。 ネオクラ直系のクサメロを音量大きめのストリングス・クワイアが支えるカッコイイ曲で、ここまで速くできるのはゲーム音楽ならでは。 サビ1小節目からDm9→D7→Gmと進んで、ファ→ファ♯…

From Hell And Back / SA†AN vs RAXYOR

2013年に購入し、エクストリームな音楽への傾倒を加速させたCDをふと思い出し、聴く。レーベルはMURDER CHANNEL。 トラックメイクはSA†AN(現The Satan・露)主導のようで、ズクズクなメタルの暴力性と拍頭が掴めないブレイクコアの深遠さが結びついた上級者…