過去にはマイク・シノダのプロデュース曲もあるBecko(ベコー/伊)。公式でカタカナでも名乗っている。
オルタナ、ヒップホップ、トラップの垣根を取り払う目覚ましいサウンドを響かせるBeckoが、ここにきて”アニメ”チックな曲を投下する。
(sic)boyらとの共作で頭角を現しているプロデューサー・KMのアルバム「EVERYTHING INSIDE」収録曲。
Z世代らしさに長けた表現に終盤のHyperpop的サウンドデザイン。LEXもノリにノってるし、独自のセンス同士がセンチメンタルにかつ激しく融け合う。
先日「関ジャム」で紹介され、だんだんと大きくなる浸透力を目の当たりにした。
アニメ「オカルティック・ナイン」のオープニングテーマ。こんな”9”という数字の表現は他では決して見られない。
いとうかなこの歌声はMAGES.が展開する”科学アドベンチャーシリーズ”の顔としても機能していて、その存在が世界観の一つのパーツとして親しまれている。
数日前の「ヒプノシスマイク」と同じでこれもなぜか途中から本編を観ていなかったので、俄然続きが気になってしまった。
同じくMvungとNEOTEKの「Paralysis」からたどり着いた。
ぐにゃぐにゃして鬱屈としたトラップから突然疾走感が出てくる2段構え。
和太鼓みたいなキックのトラップのワル感の正体とは?
6thが束ねるIllegal wave Recordsから、NASHURIがリミックスを投下。
ステゴロ感溢れるオリジナルに反して、4つ打ちを離れる斬新なドロップを放り込む意外性にやられた。
同時リリースの「Depolarization」も、Schranzの要素が入って楽しい。EPタイトルといい、少しずつ工学的な意匠が見えるのが分かる。