なぜ不気味なMV？なぜロシアンハードベース？ 雄弁に語らず、YouTubeのクラブミュージックファンの間で奇妙な話題性を残す空気感を体感。 まだ日本に馴染みのないハードベースのビートが世間を侵食する起爆剤となるか？’（でもサムネはここでは出さない） ht…

HARDCORE TANO*CのUSAOとKobaryoが関わっていると噂される、何やら怪しい熱量をうかがわせるバトルトラック。 ヘロヘロなバンドアンサンブルに油断しているとたちまち音ゲー志向のダブコア・スピードコアでやり合い始めるため、初聴きだと腹筋がやられること…

歌い手として活動しているAdoが去年初めてオリジナル曲を投下し、ネットやお茶の間にも絶大なインパクトを与えた。新曲「レディメイド」もイイ。 パンク然とした反骨精神で振り切れたワード。そして語尾や歌唱そのものの裏にはZ世代的機微をのぞかせるような…

一気に2020年J-POPの顔にまで成りあがった1コンポーザー＋1ボーカルのユニットYOASOBIが、ファーストアルバム「THE BOOK」をリリース。 歌詞の体裁やグイっと手を引かれる感じの転調に”いかにも”なJ-POP感があって、日本人の心を掴みやすいのは納得。 ネット…

YouTubeに”架空のCMソング”を制作するクリエイター・キシリ徹の最新曲。友人Shimashima Islandsがアレンジャー等で参加していて感動を覚えた。 「十徳ナイフがあるなら、まさか108の機能があるのでは？」と予想がついたものの、”言えるかな？”に意表を突かれ…

Dochakuso Records「Footcore Compilation 2」収録。Juke/Footworkのリズムパターンを核としつつ、ブレイクコア方面に明るいコンポーザーも多いため、そっち方面の”core”が強めな気質あり。 ジャカジャカジャンケン（コニーちゃん）前に渋いイントロを放り込…

「pop'n music peace」に収録された中で、VTuber”保崎メンマ”とそのプロデューサーchocckが手掛けた新曲という側面を持つ。 ネットアイドル感あるファンシーな曲で、途中3拍子に変わったり細かいテンポの上下があったり、2分強の中の音楽的ギミック多めの構…

テレビ東京「家、ついて行ってイイですか？」に出演した日系アメリカ人のミュージシャン”shigecki”が公開した曲。 トータルな作風としてはインディーポップ系が目立っており、「Brooklyn Boy」は物憂げなヴォーカルとローファイなトラックが融け合って心地よ…

「2ch」「アスキーアート」「人生オワタ」そんな言葉が飛び交う時代感のお話（発表：2010年）。手掛けたのはニコニコ動画などで人気を博したクリエイター「hapi⇒」のユニット。 「これじゃだめだとわかってる だけどー！！」…アップテンポなオケとは裏腹なマ…

縁あって聴いた、いわゆる”VTuber”のための音楽。楽曲は日本のクリエイター・TEMPLIME。 ジャジーな味付けのエレクトロ系ポップスで、キャラクターのメロウな歌声は強く世界観を与えている。 デュレーション（発音の長さ）が絶妙に統制されることによって、…