HARDSTYLE
こちらもM3春新作…Euphoric Hardstyleを得意とするyutayukiのソロアルバムから1曲。 「Open Minds」はPsystyle的トラックメイキングも垣間見えるも、後半にはyutayuki印のビッグなメロディに回帰する。 UK HardcoreやD'n'Bにも作風を広げつつ、エモーショナ…
こちらもHardstyleのプロデューサーJason Payne。去年のアルバム「Watch Me」リリースに続いて、「RSU Records」としてレーベル独立を発表した。 ダークで獰猛な印象の強かったこれまでと比べると、驚くほどパーティー感が増した。 MC Activateは他にもCrypt…
急速にキャリアを高めるFirelite(豪)。 最新曲は天を仰ぐ系の分厚いユーフォリックナンバー。 2つのキーを行き来する構成は少々珍しく、ダイナミックな曲展開に寄与しているだろう。 youtu.be
日本ではあまり見かけないNOKIAのリングトーンをオマージュした、何ともユニークなHatomの新曲。リリース元はAPEX Records。 逆にAPEX側のVastoがSpoontechから「M.M.F.」を出してて興味深い。両者音はフレッシュで迫力満点とはいえSpoontech的かといえばち…
大箱ライクなハードスタイルと思いきや、まさかの速いスタート。 そこからスクエアに遅くなって最後に速くなる、最後までダイナミックが詰まった展開。 TNT(伊)は「Technoboy 'N' Tuneboy」を指す。 youtu.be
音楽業界が激変した去年にQ-danceが手掛けた映像作品「Qlimax The Source」のために、DJ・プロデューサーのJDX(蘭)が7部構成・17分超の組曲を書き上げた。 ”シネマティック”な作風はこの頃ハードスタイルシーンで時たま見られるようになったが、ここまでハ…
「Engeltje」などを生み出したJebroer & Dr Phunkタッグに、米・ダラスからまさかのLil Texasが合流!? 何が起こるかと思えばHardstyle一本。ただ、後半はキーが2個上がる珍しい2段構えで、Lil Texasの普段とは違ったアプローチが思った以上に耳に残る。 明…
スケールが大きく硬質なイメージのあるExpulzeなのに、Narfosとのコラボだと実写ジャケやったりユーモアが出てくる。 とはいえ、その分振り切れたエグいオールドスクール寄りHardcoreが聴けて愉快になれる。 Expulzeは最近じゃDogfight Recordsからも曲を出…
Rawstyle街道まっしぐらのThyronがBrennan Heartのレーベル「I AM HARDSTYLE」にサイン、早くもシングルが到着。 それこそ”Hardstyle”に立ち返るのかと思いきや、エピックなブレイクを抜けてテッキーさに磨きのかかった未来志向なRaw寄りドロップが飛んでく…
Steve Aokiのダンス系レーベル「Dim Mak」の無料DLゾーン”New Noise”に、インパクト大の新曲が到着。Twitter上で発見。 HardstyleやFuture Pop的な要素が詰まった強力なトラックで、ビシバシツボを押さえられる感じが痛快。 ほかにリリースも情報もなく未だ…
最近ではUpcoming Recordsにも仲間入りを果たした、ウクライナからVarmintの「Cyber Heart」(2020)。 曲のフレーバーとして8bitチックな音遣いが随所に仕込まれている。ブレイク直後、おもちゃの人形を誤って踏んでしまった的なキック(動画1:15~)に心を…
Rude VibesにもRawstyleが増えてきた今日この頃。 冒頭動きの大きなリードからバリ固ドロップに入る流れや、終盤でメロディ優勢になるバランスが絶妙。 前作「Viral Conspiracy」ではイルな展開を見せたPoint Of Authority、そのうちHardcoreにも進出できそ…
「Onslaught」同様、サイバーで無駄がなく濃厚な2分強。Mutilator(蘭)の曲は爆発力に長ける。 Mutilatorといえば、StonebankのDrop Bombsのブートレグが特にキャッチーだった。 最近のXtra Rawはどれも切れ味が凄まじくクオリティが高いから、ついつい聴い…
純国産RawstyleコンピレーションCD「Unity of Raw Volume.1」に収録。中でもインパクトが強かったのがこの1曲。 6分弱あっても繰り返しは少なく、ダークで玄人向けな展開が目いっぱいの構成が上手。 キックやアトモスフィアの使い方を聴いて、”これは野生のS…
Gearbox Digitalが贈る最新曲は、So Juiceのスピードハウス系の音がひたすらフリーキーに作用。 ジャカジャン!からハードな音に戻る部分は、ビートがピタッとくる感覚があってアガる。 この曲を含めた濃密なコラボは、今後コンピレーションアルバムとしてリ…
Scantraxx Carbonから、RawstyleコンポーザーLevel One(蘭)による2021年初の新曲。 エピックかつ突き刺さるようなトラックメイクが光る快作。近頃よくあるサビ突入直後に音止めて音色を変える展開がかなりあざとい。 Level Oneは以前「The Question」とい…
10年近くTekstyleに貢献してきたDavoodi(白)の最新トラック。 ハーフビートで余裕を見せつつあのドロップに行くのがただ気持ちいい。 こういうジャンルでこそ、キックのアタックの長さの重要さが見えてくる気がした。 www.youtube.com
今年アルバムを出したばかりなのに、まだまだ侵攻の止まらないXtra Rawの急先鋒Vasto(蘭)。 5曲入りEP「The New Sound」表題曲で、ダイナミックなビート変化を浴びるジューシーな展開(他の曲とも通ずる)。これぞXtra Raw。 同氏だと他にも「The Chosen K…
ベテランハードスタイラーHard Driverが今年手掛けた、堂々としてスケールの大きなトラック。 SzenのボーカルにMC(Hard Driver)が畳みかける荒涼ブレイク。王道を突き進むと見せかけて曲後半に一波乱→2回目のドロップだけでも3つの展開がやってくる。 驚く…
思えばアップカミング枠だった頃から聴いてて、気づけばすっかり大物になった感じのするD-Sturb。 最近のRawstyleらしい骨太さとハーモニーが出てるのに、フェイクドロップというか「気を取り直して」みたいな曲展開で跳ねないビートをねじ込む。 インパクト…
サイケ系にたまにあるヒンディー系コンセプトな最新曲。”Adi Yogi”はシヴァ(Śiva)を示す言葉。 この曲の特徴は、HardstyleのオリジナルをPsystyleに寄せた(Psy edit)とさらにハードな音使いにした(Hard edit)のバリエーションを用意していること。 テ…
日本のレーベルHARDCORE TANO*Cが、シングル配信リリースを初めてしばらく。Bassfreq・CaZ・Mah!roからなるRawstyle DJトリオ「BCM」(日)の新曲公開。 この名を見て本当に「Bass House」だとはハナから思わない。それでも1stドロップの前にBassHouseやって…
RSLVD Recordsでも見かけたMDB(伊)とMatzic(諾)のコラボ作。 近年のXtra Raw的な奇をてらった感じはないながら、純粋にサウンドの圧力・Bass力を思い知る1曲。 ”BlackboxDigital”と書かれると咄嗟に”Gearbox Digital”が出てしまう感覚がある。 www.youtu…
Chris One(瑞)の個人レーベル「Deathmatch Music」から、The Purgeとのコラボ曲が登場。 どこを切り取ってもサウンドの圧が高く、ボコボコしたりジャリジャリしたりビートの質感が様々で面白い。 後半のリードがディミニッシュで(C♯, E, G)平行移動する…
EuphoricとRawにウェイトを置いたScantraxxのサブレーベル「Scantraxx Carbon」の最新シングル。 硬いアタックのキックもシンセリードも、目の覚めるような確かな強度。 ブレイクのトラップビート+ボーカルでじわりじわり固めていく構成もパワフルで好き。 …
Ephesto(伊)のRawstyleはギミックがユニークで、冒頭のような低速ビートもブレイクにしてはかなり珍しい。 何より前作「Spicy Bits」同様、2つの音をハモらせてできているキックのアタックの響きがとにかく斬新の一言。 「Amygdala」は”扁桃体”を意味する…
Code Crime(独)の旧譜をたどってみて、わずか2曲目とは思えないインパクト。 Rawstyle色々聴いてきて、この曲は丁寧にRawstyleっぽくない音を混ぜてるあたりが新鮮味で現れてくる。 最近はGearbox Revolutionsで見かけるけど、Gearbox DigitalとRevolution…
スロバキア出身・HatomがSpoontech Recordsからリリースした最新曲。 4小節~8小節に1回キックが変わり、金属質かつエピックな音が派手に入り組む壮絶なサウンドデザイン。 細部までエディットが行き届いていて、聴けば聴くほど色々な発見ができる。 www.you…
荘厳かつアップリフティングな曲を届けるレーベル「Art of Creation」の設立者・Headhunterz。 Psy系のビートを織り込むコントラストが巧く、グッと広がるブレイクはただただ圧倒的。 メインのコード16(小節)のうち、9〜10のBハーフディミニッシュ・13〜14…
Krowdexx最新ミニアルバム「Dungeon」のタイトルトラック。ワイルドなボーカルをフィーチャーしている上、165BPMと速め。 ビルドアップやシンセリードがどことなくハードコア寄りで、このぐらいのBPMが流行っていた2013年くらいのハードコアを思い出す節があ…