RIZARDI the HB

RIZARDI(リザーディ)の音楽ブログ/HARDCORE BEAST

Lion Mode / Alpha Lion (11/1)

Alpha Lionという名前をたどると、Barbaric RecordsのEPで初めてリリースしていることが分かる。 Uptempoかと思いきやMainstreamのカラーが強く、Last Wordのボーカルも相まって芯が太いパワーにグッときた。 その王者感たるや、今後Masters of HardcoreやNe…

嘘に抱かれて / 美川憲一 (10/31)

去年リリースの美川憲一のシングル。B面の方が好き。 若い作家を起用した作品でありながら、懐かしさがあり堂々とした歌。 作詞の木村徹二と作曲の木村竜蔵は兄弟で、演歌歌手の鳥羽一郎を父に持つ。 www.youtube.com

Do It / 変態紳士クラブ (10/30)

変態紳士クラブは、ラッパーのWILYWNKA, VIGORMAN, そしてプロデューサーのGeGからなるユニット。 名前に似合わずスタイリッシュで小気味いい曲が並ぶこのEP、そのアタマに配置された威勢のいい「Do It」が来る。 ここだけ切り取れば純粋なヒップホップと思…

Walk Away / KUMARION (10/28)

得意のドラムンベースからは少しBPMを落としつつ、その分グッと迫る圧が増す。 グニャグニャしたワブルベースが曲の奥行きになっていて、首を前後に振れる。 ダブステップすぎずドラムンベースすぎず、興味深い需要。 soundcloud.com

刃渡り2億センチ(TV edit) / マキシマム ザ ホルモン (10/27)

チェンソーマンソング再び。曲名が解禁されただけでもバズっていたこの曲の注目度は言うまでもなし。 界隈が「ホルモンがブレイクコアやってる…」の声を大量に捕捉し、本編鑑賞を待たずに動画にアクセスしてしまった。 カオティックな曲構成や怒涛のリリック…

Chicle / Unicorn On Ketamine (10/26)

先日国内のオンラインDJイベントにMIXを寄せたのをきっかけに無性に聴きたくなったUnicorn。 なんとこの日新曲だらけのアルバムを投下していて、意外とBPMのレンジが広くてかつ理不尽(誉め言葉)なハードコア日和。 最後の「Chicle」に関していえば、Tony E…

Dash My Shit / Chrizens x Inswennity (10/25)

数日前のexjaynineみたいに好きな音だったけれども、まさかこの翌月にSnakepit 2022の公式ミックスに入ってくるとは予想だにしなかった。 これをきっかけに注目度が向上するのはほぼ間違いないし、今後の曲も聴いてみたい。 もう少し更新が早ければちょっと…

uh oh / Tate McRae (10/24)

Tate McRae(テイト・マクレー)を初めて聴いたのは確か「you broke me first」だった。 ヒット歌手の誰かに似てた気がするこの歌声。 この深いビート、特にZ世代にウケがいいと聞いてちょっと納得。 www.youtube.com

決死のレイブ~RAVE W!TH ME / DJ NORMAL1ZER (10/23)

こんなところでガバ発見 in BMS。 キックに対するアシッドとレイヴスタブのバランスがよく、いい意味での騒がしさに自然と急き立てられる気分になる。 DJ NORMAL1ZER (Normal1zer)とはかつて一度同じEPに曲が入ったことがある。 www.youtube.com

Machu Picchu / Pat B (10/22)

たまたまDJイベントで聴いたTekstyleがツボに来てしまい、来場者の一人にリコメンドもらって覚えて帰ってきた曲。 スカスカな楽器構成でも独特な高揚感を味わえるのがTekstyleのミソ。 マチュピチュとは言いつつ、南米というより中東っぽいイントロがあった。…

m4ke u luv m3 / exjaynine (10/21)

Footworxx新譜でたまたま気になった「exjaynine」がヤバすぎた件。 「nightcore4totalsluts」というなんともなネーミングのレーベルから出ているソロEPも異常な破壊力。ファーストインプレッションは「なんだこの人!?」。 奇怪なPIEP KICKをお見舞いしつつ…

Interstellar / Sound Rush (10/20)

Art of Creationとしては貴重な高速ハードコアがきょうリリース。 AoCらしく没入感の高い美ブレイクは、正直なところドロップよりインパクトがあるかも。 MVも凝った作りなので要チェック。 www.youtube.com

HAHAH / bladee (10/19)

ダウナーでインディー系、全体的に謎めいた印象。 Hyperpopっぽいから何となく最近の覆面ミュージシャンだと思っていたら、実は2013年頃から活動をスタートしているらしい。 A.G.Cook辺りが好きだととっつきやすい気がする。 www.youtube.com

始祖竜のバラッド / 大嶋啓之 (10/18)

オリジナル楽曲「バトルオブアリウープ」を手掛けたmozellは、”架空の”ゲーム音楽を手掛ける作曲家。 アコースティックギターの深みが心地よく、広大な荒野を行くノスタルジックな旅を思わせる。 始祖竜というワードも、ゲームの世界への解像度を上げるよう。…

SuperCali / JO1 (10/17)

日本人男性11人によるボーカルダンスユニット・JO1の最新EP「MIDNIGHT SUN」のリード曲。 近年のK-POPユニットの成功に倣った高精度の歌とダンスパフォーマンスに見える底力。 前に一部のメンバーをポケモンの番組で見てた分、そのギャップも強かったりする。…

SMILE SUPPORT SOCIETY / ZOMBIESHARK! (10/16)

偶然タイムラインに流れてきたアーティスト。 デスメタルとポップパンクの貪欲な悪魔合体。 1曲の長さは短いものの、それ以上の聴き応えは保証。 open.spotify.com

HGH / yosuf (10/15)

こんなところにハードコア(しかもEuphoric Frenchcore系)。このヒロイックな力強さ。 調べてみるとRawstyleも発表してるらしくて、少しずつ推したい。 Yosuf、もしかして超肉体派???? soundcloud.com soundcloud.com

[] vȯ)) ̷̨ʅ (۝ʅ(Ɵʅ():::()̵̳̗̊(Ɵʅ()vȯ)) ̷̨ʅ) / ⣎⡇ꉺლ༽இ•̛)ྀ◞ ༎ຶ ༽ৣৢ؞ৢ؞ؖ ꉺლ (10/14)

?まみれの頭で再生ボタンを押すと、そこには小気味よく弾むベースにパーカッションが楽しいテクノがあった。 何。誰。…調べるとFour Tet(英)というソロアーティストが引っかかり、別名義とみてよさそう。 どうやって人に紹介しよう…?やっぱりブログに書…

Reignite The Fire feat. Elyn (Indicator 2022 Anthem) / Thyron & Aversion (10/13)

アンセムということもあって、Rawstyleの模範ともいえる堂々たる完成度。 一つ一つの音は極限まで研ぎ澄まされていて、Elynのヴォーカル(&誰かのMC)は曲を加熱させる起爆剤。 クラブカルチャーにあてはめてみると、中小規模においてはもういい具合に「再…

KICK BACK / 米津玄師 (10/12)

今話題をかっさらうアニメ「チェンソーマン」VS 解釈で殴る主題歌といえばこの男「米津玄師」。 ドラムンベース然とした超高速ビート、ざらついた歌唱、カオティックな転調、チェーンソー要素の配置…好きすぎて今日だけでかなりリピートした。 ついでに「努…

PS5 - Nintendo Switch Version / salem ilese (10/11)

この曲を聴く前にあらかじめ「PS5」を聴き、「私とゲーム(PS5)、どっちが大事なの?」というテーマを知っておくとバッチリ。 ファーストアルバムに伴って書かれたボーナストラックとして、歌詞の一部が他のゲーム機に変わった替え歌を収録している。そのラ…

The Creed (ft. Death Lens) / Whyel (10/10)

The Chainsmokersのリミックスなどを手掛けたこともあるWhyel。 パンクとベースミュージックのいいとこどりの「The Creed」は、4つ打ちにシフトする展開がグッとくる。 ”LIVE FAST DIE…” www.youtube.com

We Are Alive / Blosso (10/9)

サイバーなドラムンベーストラック。 Beckoのボーカルで爽やかさとロッキンなフレーバーを同時摂取。 ところでKORNとかLinkin Parkってダンスミュージックと親和性が高くて、そういう要素が見える。 www.youtube.com rizardi.hatenablog.com

余命2:30 / ピノキオピー (10/8)

”生まれてから死ぬまで” 淡々と歌い続ける曲。歌詞を読みながらチラチラ再生時間を見る。 ピノキオピーの曲で知ってるのはだいぶ毒々しい所ばかりだったせいか、ちょっと過激な展開を想像したりもした。 人生の始まりも終わりもあっけないものと感じさせられ…

SWSW / 我儘ラキア (10/7)

我が道を行くアイドルグループ、我儘ラキア。 最新EPで一番刺さったのが「SWSW」。オルタナティブという形容が似合う。 メタルやトラップといった強烈なサウンドの中で星熊南巫(ほしくまみなみ)のパワーボーカルやMIRIのラップがよく映える。 open.spotify…

Break Your Face / Deadly Guns & N-Vitral (10/6)

ちょくちょく合作を出しているこの2人。その中でもコレが一番食らった。 MoHというよりSnakepitみたいな野性的ノリが出ていて、今自分の中でとりわけキテるUptempoといえる。 ラップサンプルはLimp Bizkitか。キレが良くて曲の推進力が高まる。 www.youtube.…

NYMPHOMANIA / Bloody Cumshot (10/5)

名前から自然と海外のグラインド系バンドを想像して身構えていたら、メロスピらしさ・デスらしさの共存する濃密で親しみやすいメタル。おまけにいわゆるクサメロ全開系。 調べてみるとその正体は「Zemeth」というプロジェクトを展開するJUNYAという人物であ…

Cat Vs. Dog (Japanese Version) / Kero Kero Bonito (10/4)

頻繁に日本語ボーカルを披露するのが印象的なポップユニット、それがケロケロボニト(英)。 タイトルやシンプルなビートからはファンシーな雰囲気が漂うのに、「血が噴き出るまで舌なくなれ」「死ぬまで頭噛みつくぞ」等々リリックがとにかく物騒。 我々ヒ…

Scissors / Slipknot (10/3)

スリップノットが最新アルバム「The End, So Far」をリリースしたと聞いて、無性に初期作を辿りたくなった。 ロックか?メタルか?的な議論は個人的に気にしていなくて、激しく・奇怪で・猟奇的な音楽が1stで顕現してしまっていることに恐れ入る。「Scissors…

Hit & Run / 76er Boys & Kaito Shoma & Rypl (10/1)

イントロの音色はもろPhonk。でも全体としてはロシア語ヒップホップの印象が強い。 Kaito Shoma以外はお初のアーティストだったため、ここからたどって見つけた。 ”Kaito Shoma”は日本の名前っぽく見えてロシアのプロデューサーで、Kordhell同様Phonkの筆頭…